国民性ジョークいろいろ！…からの、とある恋するオトメの暴走

投稿日：2016年9月19日

こんにちは！
速い話が、またしても伝聞実話シリーズなのですが、今回タイトルの「オトメ」は「乙女」ではなくて大人の女性と書いてオトメと読みたい栁澤です。

国民性ジョークって、ご存知でしょうか？世界的に有名どころで言えば
天国とは…
技師がドイツ人
警官がイギリス人
コックがフランス人
銀行家がスイス人
恋人がイタリア人

地獄とは…
技師がフランス人
警官がドイツ人
コックがイギリス人ｗ
銀行家がイタリア人
恋人がスイス人

といったものです。もちろんすべての国民に当てはまるわけではありませんし、「地獄とは」のほうで「恋人がスイス人だと地獄」ってなってるのでスイス人のダーリンをお持ちのお方はそんなことないもん！と思うかもしれません。ルノーに乗ってる人はなんだとう！と思うかもしれませんし。でもまぁ概ねこういうのが国民性ジョークと言われるものです。

日本人についてはどういう感じかというと

例えば…、これも有名どころですが、
沈みゆく客船から乗客を避難させるために救命具を付けて海に飛び込んでもらいたい場合、既に救命具は付けているのに飛び込めない人に何と言えば踏ん切りをつけさせられるでしょーか？！
ロシア人には「良いウォッカのビンがさっき流されていきましたよ」
イタリア人には「すごい美女が飛び込みましたよ」
ドイツ人には「飛び込むのが規則です」
日本人には「みんなもう飛び込みましたよ」
って感じでした。ロシア人はウォッカが大好き。イタリア人は美人が大好き。ドイツ人は規則をとても重んじる。日本人は和を重んじる（？）というわけですね。

和を重んじ過ぎた結果、相手のメンツをつぶさないようにしようとするあまり、言葉と本心が全く裏腹になることでも知られています。例えば

「善処します」「また次の機会に」「行けたら行く」は全てNOである！というもの。外国の方は善処するという言葉はOKと思うのだそうですが、日本人的には「善処」には「頑張ったんだけどだめでしたぁ～…」という余地が残っているので大体こういう言い方をした場合は体よく無理だと言っているということになります。何が本当か分からないヨネ！というわけで日本人同士ではもう当然のごとく裏の読み合いが日夜行われているのですが…国民性ジョークになっているほど裏がある（というと言い方が悪いのですが…）この日本で、恋するオトメはそれをガン無視してくる場合があるそうなんです。

とあるネットゲームを長年遊んでいた友達（男性・自営業・28歳）がいました。その人に（ゲーム上で）出会って以来、ずっと恋する人がいました（女性・会社員・30歳）そのネットゲームでしか遊ばない、住んでいるところも日本の端と端の二人でしたが、女性はネトゲで遊んでいるうちに年齢が32歳になってしまい、結婚を焦ってきたようです。ついに男性に「私を嫁にもらってよ」と言いました。それまでもさんざん求婚自体はされており、嫌気がさしていた男性は、そういう面倒くさいことを言うのはヤメロとは女性に言っていましたが、言われてしまえばやはり面倒くさいけれど角が立たないように断らなければと思い「その件に関しましては、社に持ち帰って前向きに検討いたします」と冗談で返したそうです。誰がどう見ても社に持ち帰ってから断ってくる文言です！が、女性は「本当に！？」と喜んでたそうです。でもまぁこの意味が分からないわけはないと思った男性はその話題はそこまでにしたそう。
で、後日、女性が「今年いっぱいで仕事を辞めようと思う」と突然言ってきたので、男性は驚いて「そうなの？じゃあネイルサロン行ったとか言ってないで無駄遣いは控えないとだめだねー」（←女性はネイルをきれいにするのが趣味らしく写真を送ってくるのだそう）と返したところ「うん、大丈夫。永久就職できそうだから」と言われたそうです。

男性は内心「うわ！とうとうきたかー」と思ったそうです。結婚するとネトゲを辞めてしまう人がほとんどらしく、また仲間が減るなぁ…と思ったそうです。「ええ！？急だね、でもおめでとう」と返すと「あなたが結婚してくれるっていうから」という答えが返ってきたんだそうです。

「は？」となる男性。会ったこともない、もっと言えば電話したことすらない（←電話したいとは言われたが断りつづけていたそう）女性と、結婚するわけがありません。「あの時に、前向きに考えてくれるって言ったよ」という女性に男性は「あれは冗談だって分かるようにわざわざ『社』とか言ったのに？」と言うと、「どう受け取るかは恋する女の子にしか分からないよ…とても傷つきました」と言われたんだそうです。

貴重なゲーム仲間が減るのが嫌だったため、2年にわたる面倒くさい求愛を我慢していた男性ですが、ここで女性の年齢のことも考え、行動が激化することが心配になったので「結婚する気なんて絶対にないし一緒に遊ばない」と、とうとう宣言した、と愚痴っておられました。

恐るべし、恋するオトメ30代女の子。恋してると冗談も通じないのか、ええ歳こいた大人が。と男性はウンザリしている様子でした。「そもそも結婚するならこんなネトゲにハマってる女はいや」とも言ってましたが＾＾；；；私もそのゲームをするひとりなので分かっていますが、このゲームは周りとの「和」が大切な、ソロでは活動できないゲームなので面倒くさい仲間だからといっても切って捨てられないというなかなか難しい問題があります。このオンナノコは以前、「○○さんに求婚された」と言い出したと思ったら数週間後には「○○に裏切られた！」と言いまわったりしたことがある人で…。その時は、「○○さんって、ゲーム仲間の女性に手を出そうとするのかしら？」などとヒソヒソされたのですがもしかしたら今度は友達がヒソヒソされるのかもｗ
○○さんの周りでは、現在の私と友達のような会話が繰り広げられていたのかもしれないと今となっては思わざるを得ません…。
「絶対結婚はしない」と宣言したのが昨日の話らしいのでこれから変な噂が流れてくるのかどうか心配だねホジホジ。とりあえず「裏切られたから隠居します」と捨て台詞を吐かれたそうですが。うおおめんどうくせえ。

ネットゲームといえども人間同士のことですから、ある程度の礼儀や遠慮や思いやりは必要ですがいやはや、結婚。せめて顔を合わせて、キャラ同士ではなく人間同士として付き合ってみてから、結婚って決めるものでは？そもそも、それ、結婚できるネトゲじゃないし、親友や相方みたいなものを設定する系でもありませんので、勘違いしようもないし、特別扱いもしてないし、思わせぶりなこともしようにもできないことは私も知ってますが。なぜそこまで暴走できるのか。（そしてそういう人は何故例外なく自分を女の子というのか。←個人的な謎）

恋するオトメの視野狭窄に戦慄した私と友達だったのでした…それにしても永久就職って言葉久しぶりに聞いたな…夢の永久機関、もんじゅを思い出すよ。

お疲れ様でした以上です＾＾；；；