ソロモンの鍵のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)

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皆さんこんにちは。
ついに禁断のジャンルに手を付ける決心をしてしまった伊達あずさです。
そう・・・今回プレイするのはパズルゲームとしても有名な「ソロモンの鍵」なのです。
ソロモンの鍵のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1

ぽっぽブログのファミコン一覧ではソロモンの鍵をアクションゲームってことにしてますけど・・・まあ、ほぼパズルゲームですよね。
一応、このソロモンの鍵は昔から所持していたゲームでもあり、ずぅ~っと前にNeriさんからリクエスト頂いていたゲームでもあるのです。ですが、今までプレイ日記にする決心がつかなかったのですよね。私の文章能力&スタンスで、パズルゲームのプレイ日記など書けるのだろうかと・・・

下手をすると黙々とパズルを解いていくだけという凄惨なプレイ日記になってしまう可能性もあります。
あまりに見るに堪えないプレイ日記となってしまった場合は、そっとページを閉じて頂き、できれば次回作に期待頂ければ・・・と・・・
も、もちろん、そうならないように精いっぱいあがいてはみますけど、なにぶん無理をしないと面白いこと1つ言えないつまらない人間なもので・・・うぅ・・・もっと、面白おかしいことが自然に出てくるような人間に生まれたかった。

では、プレイ日記の稼ぎ時とも言える初回はいつものようにストーリーを確認することから始めていきたいと思います。

ストーリー(概略)

世界がまだ混沌としていた頃、世界を支配していたのは悪の限りを尽くす悪霊達であった。
魔術を極めし偉大なる王ソロモンは、生涯を賭して書き記した魔術研究の集大成、魔法書「ソロモンの鍵」の力を使って、世にはびこる悪霊達を地下星座宮深くに封印した。そして、この世界には秩序がもたらされた。
時は流れ、ソロモン王の功績も伝説となった頃、魔法書ソロモンの鍵に魅了された1人の道士が現れる。道士は魔法書への執念だけで、最早伝説となり風化されていたはずの星座宮を見つけ出し、偉大なる魔法書をその手中に収めた。
しかし、道士の執念が報われたのはほんの一瞬だけとなった。ソロモンの鍵を手に取った次の瞬間、星座宮からは悪霊が溢れ出し、世界と時間を引き裂いてしまった。こうして世界は再び悪霊の支配する闇の国となったのだった。
妖精の園ライラックの王ユトラは、この事態をよしとせず、魔法使いダーナに世界の修復を命じた。ダーナはユトラの命の下、禁断の封印されし秘境、魔の星座宮へと足を踏み入れる・・・


何か今回の私は魔法使いダーナというより、ソロモンの鍵を手に入れ、悪霊を解き放っちゃった道士っぽいですけどね・・・
私もその道士と同じように、ソロモンの鍵に手を付けてしまったばっかりに、混沌としたプレイ日記を世に解き放ってしまうことになるやもしれません・・・あぁ!恐ろしい!!

そんなわけで、私が書くプレイ日記のスタイルについてはこちらを予めご確認ください!

あ、後、出来るだけ独力で進んでいく気概ではありますけど、ど~にもこ~にも進めなくなってしまった場合はインターネットの力に頼る可能性も十分にありますので、その辺はご了承ください。
それにしても、かつての私はソロモンの鍵を手に入れ、無事悪霊達を封印することができていたのでしょうか。凄く難しかったという記憶はあるのですが、例の如くクリアできたかどうかの記憶は曖昧なのですよね。
ではここからは、魔法使いダーナとなった私の雄姿をお楽しみください!

・・・
・・

世界は本当に理不尽だ・・・

競馬の世界で成功を収め、一時代を築いたものの、成功者のスキャンダルを求めたマスコミの手によって、私の呪われし血・・・ベルモンド一族としての血脈が暴かれてしまった。
ベルモンド一族の血は本当に呪われていた・・・脈々と受け継がれていたその脅威的な身体能力は騎手としての公平性に欠けているとマスコミは面白おかしく世間を煽ったのだ。こうして、私の華々しい騎手生活は儚くも終わりを遂げた。

世の中に絶望した私は再び世捨て人となった。だが、世界はそんな私を放っておいてくれなかった。
まるで、私の騎手生活の終わりを待っていたかのようなタイミングで、吸血鬼ドラキュラが台頭し始めたのだ。ベルモンドの血・・・ヴァンパイア・ハンターとしての私が世界に求められたのだ。
私は必死に鞭を振るい、正教会の依頼通りドラキュラの討伐を果たした。しかしこの成功も、新たな転落の始まりでしかなかった。
ドラキュラ討伐を通して知り合ったサイファと結ばれ、子をもうけはしたが、夫婦仲は最悪だった。私とサイファが愛と信じ込んでいた感情は、吸血鬼討伐という特異な状況が生み出した吊り橋効果によるものでしかなかったのだ。
今思えば、生まれたときから正教会の教徒として育てられた生粋の聖職者サイファと、度重なる世界の理不尽によって、心が擦り切れていた私の価値眼が合うはずもない・・・
離婚のゴタゴタや子供の養育費などで、騎手やヴァンパイア・ハンターとして得た蓄えもすっかり底を尽きた。そして、ヴァンパイア・ハンターなどという特殊な職で食べていけるほど、吸血鬼が多発する世界でもなかったのだ。

私はなりふりかまわず金を求め、宇宙協会の犬になった。しかし、傭兵の命などなんとも思わない宇宙協会の連中は、たった1機でファンタジーゾーンにはびこるメノン星人すべてを撃退しろだなどと非現実的な命令をくだしてきたのだ。だが、私はよろこんでその話に乗った。私の人生ではその程度の無謀など日常茶飯事だ。
私はいつものように奮闘し、たった1機でファンタジーゾーンを占拠するメノン星人を撃退した。しかし、この成功は宇宙協会にとって予想外・・・いやむしろ、都合の悪いものだったらしい。
宇宙協会はメノン星人を操っていた真の黒幕が私の血縁者だなどという荒唐無稽なでっちあげを盾に、この一件で生じた損害の賠償を私個人に請求してきたのだ。そう、奴らの狙いは私がファンタジーゾーンで文字通り命を削って稼いだ金だった。こうして、私はまともな裁判すら受けることもできず、なすすべもなく全財産を没収された。それでも私が刑事的な罰に問われずに済んだのは、ファンタジーゾーンを救った英雄という功績による恩赦ということだった。法もなにもあったものではない・・・何もかもが無茶苦茶だった。

こうして再び無一文となった私は人間の世界を憎み、人間がいない・・・妖精が住む世界へと流れた。
幸か不幸か、私が捨てた世界はその直後悪霊どもが跋扈する混沌の世界へと変わってしまった。
私は妖精の園でダーナと名を変え、静かに暮らした。しかし、そんな私の下にユトラ王からの命が届くこととなる。
「世に解き放たれた悪霊を封印し、再び世界の秩序を取り戻せ」・・・と。
ユトラ王は様々な世界を救ってきた私の実績を把握していたのだ。

しかし、私は思った。秩序を取り戻す?むしろ、かつての世界の方が混沌にまみれていたよ・・と。今の私には悪霊達が力で支配する現在の世界の方が明快で・・・むしろ秩序だって見えたのだ。

個人的には到底気が進まない。とはいえ、ユトラ王には拾ってもらった恩義がある。
私はしぶしぶながら杖をとった。私は今、自らの手で自らが憎んだ世界を取り戻そうとしている。

・・・世界は本当に理不尽だ。

そんな想いを胸に秘め、魔法使いあずさ(ダーナ)は魔の星座宮へと向かったのです・・・って、あはは・・・稼げるうちに稼いじゃおうとゲームとは全く無関係な前置きとか書いちゃったせいで、今回もまたプレイしないプレイ日記を生み出しちゃいました・・・じ、次回こそはちゃんとプレイするからね!

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