伊達あずさが選ぶ面白かったファミコンゲームランキング2023

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皆さんこんにちは!
久しぶりに気分よく年末のランキング回を迎えられた伊達あずさです。

今年はプレイしたゲームの本数が12本ですから、去年よりも大分ランキングとしての体裁が良くなったはず!実に喜ばしいことです。
そんなわけで、今年も私がプレイしてきたファミコンゲームを独断と偏見のランキング形式でご紹介しちゃいます!
では、2023年版のファミコンランキング行ってみよう!

ファミコンランキング2023

第12位:ゴーストバスターズ

ゴーストバスターズのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
今年、最下位となってしまったのは、年末調整の一環として選ばれたゴーストバスターズです。
この最下位という結果は、ゴーストバスターズをプレイ日記の対象とした段階で、既定路線だったと言いますか・・・初プレイ時から「なんか面白くないな・・・」って思っちゃってましたからね。
原作映画を観て、更に大人になったら今なら、もうちょっと別の視点で楽しめるかなと、かなり低めの期待値でプレイしてみたのですけど・・・びっくりするほど、昔と同じ感想を抱いてしまいました。

まぁ、それなりに原作要素は入っていたし、ゴーストバスターしてる感じもありましたよ。
でも如何せんゲーム性が・・・ねぇ・・・

原作からかなりはずれてしまうかもしれませんが、経営シミュレーションの方が個人的には好みだったかもしれません。
幽霊退治に向かわせる社員を育てたり、稼いだお金で新しい対幽霊用兵器を開発したり、捕らえた幽霊を使ってエネルギーを生み出したり(発電)・・・そんなゲームが私はやりたい!
去年の初め辺りにゴーストバスターズの続編映画も公開されていましたし、ワンチャンあったりしないかな・・・

第11位:アイギーナの予言

アイギーナの予言のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第11位はアイギーナの予言です。
ゲームシステムにはかなりのポテンシャルが備わっていた・・・と、個人的には思っていたのですけどね。なのに何故こんな出来栄えとなってしまったのか。
まさか、解読にお金を要する古文書に、意味不明な戯れ言ばかり書かれているだなんて!

確かに去年プレイしたスペースハンターでも同じようなことが起こっていました。でも、スペースハンターの場合は、攻略に必要なヒントの量に対して、メモの量があまりに多すぎただけなのです。

アイギーナの予言の場合は、もっと古文書なり石碑に書くべきヒントがあったでしょうよ!
何故やるべきことをやらずに、ふざけたテキストばかり量産したの!?

もうちょっと古文書と石碑のテキストを真面目に作るだけで、後世での評価は相当変わったでしょうに・・・本当に残念でなりません。

第10位:光神話 パルテナの鏡

光神話 パルテナの鏡のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン・ディスクシステム)_挿絵1
第10位は光神話 パルテナの鏡です。
おかしいのですよ。光神話 パルテナの鏡って、お金(ハート)と経験値(スコア)があるアクションゲームじゃないですか。システムだけみたら完全に私の大好物なはずなのですよ。それなのに・・・なぜかつまらないのです。

まず、ハートで購入できるアイテムがちっとも魅力的ではないのですよ。そのくせ高い!
後、ゲームの難度曲線がおかしすぎます。結局、一番最初の冥府界が一番難しかったんですけど?逆に最終ステージとなる天空の神殿&メデューサ戦は今までとは比べ物にならないほど簡単でした。
確かに個性的といえなくもないけど、そういった個性を望んでいるわけではないのです。

そもそも、道中の敵はもちろん、ボスの動きすらあまりに単調すぎて、アクションゲームとしての面白みが致命的なまでに欠けてしまっているのです。一言で言うと全てにおいて調整不足感が凄い!
今回第11位となったアイギーナの予言同様、ゲームシステムが有しているポテンシャルは高かったと思うのですけどね・・・非常に残念です。

第9位:半熟英雄

半熟英雄のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第9位は半熟英雄です。
短いスパンでの繰り返しの作業が多くなるので、プレイ日記は書きにくくなりますが、個人的にシミュレーションゲームって好きなのですよ。
そんなジャンル的贔屓があってなお、半熟英雄はちょっと微妙・・・
というか、シミュレーションゲームであるにもかかわらず、あまりにも戦略性が無さすぎるのです。

将軍や切札に個性がなく、戦闘も切札(ないしタマゴ)を使ったもん勝ちの大味過ぎるシステム。将軍の雇用など戦略的に行いたい部分まで運頼み(ランダム発生)。そもそも、戦闘中のAボタンも善し悪しがさっぱりわかりません!

確かにシミュレーションゲームは複雑になりすぎる傾向があるけど、流石に半熟英雄はシンプル過ぎます。
でも逆に考えれば、将軍や切札にちゃんと個性があって、タマゴや切札以外にも戦局を左右できる要素が用意され、将軍の雇用が毎月必ず行えるようになれば、かなり面白くなったはずなのです。
欲を言えば、戦闘中のAボタンをパタポンみたいに分かりやすいリズム押しにするか、いっそなくして貰えれば最高です。

半熟英雄には続編(スーファミ)があるので、そちらに期待したいところ。

第8位:超時空要塞マクロス

超時空要塞マクロスのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第8位は超時空要塞マクロスです。
私はシューティングゲームがあまり好きではないけど、原作のマクロスは好きなため、その辺のデメリットは余裕で相殺できちゃいました。
原作要素を上手く生かし、3つの異なる形態を上手く利用しながら進めていくシューティングゲーム!
・・・仕様的にはかなり良い線いっていたと思うのですが、3つの形態を使い分けなければならないようなゲーム的仕組みが一切用意されていなかった点は非常に残念でした。
あの悪名高いトランスフォーマー コンボイの謎にすら、異なる形態を使い分けさせるような試みがなされていたのに!

と言った仕様上(というか原作要素を消化するため?)の残念ポイントはあるものの、シンプルなシューティングゲームとして見れば、ファミコンにしてはほどよい難度で遊びやすかったです。
せめて、BGMにもうちょっとだけバリエーションがあったら、もうちょっと順位を上げたんだけどな~

第7位:キン肉マン マッスルタッグマッチ

キン肉マン マッスルタッグマッチのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第7位はキン肉マン マッスルタッグマッチです。
シンプル過ぎるシミュレーションゲームは考えものですが、アクションゲームの場合はそのシンプルさが良い方向に転ぶこともあります。
正にキン肉マン マッスルタッグマッチはシンプルが良い方向に働いているアクションゲームの典型例と言えましょう!
ただまぁ・・・そのシンプルさが本領を発揮するのは、対人戦なのでしょうけどね。

確かに、キャラ間の強弱が激しすぎますし、必殺技以外での性能差も皆無です。幾らファミコンゲームだとは言っても、もうちょっとなんとかできたんじゃないかとは思います。
でもその辺の雑さも、キン肉マンファンの方であれば、余裕で脳内補完できちゃうんじゃないでしょうか。

不幸にして、私はあまりキン肉マンに思い入れがなかったため、この様な順位に甘んじてしまいましたが、このゲームが発売された当時の原作人気を鑑みればもっと評価されてしかるべきだったかもしれませんね。

第6位:独眼竜政宗

独眼竜政宗のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第6位は独眼竜政宗です。
システムこそカジュアルですが、ゲーム自体の難度は意外に高く、随所に遊び心が溢れた戦略シミュレーションゲームでした。
やはりこの時代のナムコさんのゲームにははずれがありませんね。

結局私はその存在を知らなかったせいで、伊達家で全国統一エンドにはたどり着けませんでしたが、もし目指していた場合の難度は如何ほどだったのでしょうね。ちょっと心残りではあります。
ただ、奥羽の大名相手ですら、結構ギリギリの戦いでしたからね。天下人たる豊臣軍が相手ともなると・・・

このように、独眼竜政宗が非常に良く作り込まれたゲームであることは間違いないのですが、個人的にはもうちょっと複雑な方が楽しめるのですよね。レベル上げ好きという特性からもわかるように、私は兵力が同等以上の相手を戦術頼みで倒すみたいなプレイスタイルをあまり好まないのです。よって、内政で頑張って、戦う前から兵力で圧倒したいわけですが、独眼竜政宗の内政はあってないようなものですからね・・・どうしたって兵力が同等以上の相手とのギリギリの戦いばかりになってしまいます。
そんな私との相性の悪さもあって不運にも順位を落としてしまいました。でも、戦争好きな人ならきっと楽しいと思います!

第5位:熱血高校ドッジボール部

熱血高校ドッジボール部のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第5位は熱血高校ドッジボール部です。
これぞ正に究極のSimple is Best!(プロ野球 ファミリースタジアムの時も同じこと言ってましたけど)
操作は簡単ですが、やっててなんか楽しいのです。
それにしても、ドッジボールなのにHP制とか、よくそんなシステムを思い付きましたよね。天才ですか!?
キャラにもちゃんと個性があるし、必殺シュートの軌道もなかなかに凝っています。1試合に必要な時間も適度に短く、気軽に遊びやすい!そりゃ~誰かと一緒に遊べば楽しくないはずがありません。
あ・・・もちろん、1人で遊んでもそれなりには楽しいですよ?うん。

話は変わりますが、試合会場の背後に見えた各国のランドマーク的な建築物・・・何気に再現率が高かったですよね。こういった部分に目が行くようになったのも、一種の大人パワーなのかもしれませんね。

第4位:ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン・ディスクシステム)_挿絵1
惜しくもトップ3入りを逃した第4位はファミコン探偵倶楽部 消えた後継者です。
このランキングはゲーム自体の面白さで順位をつけているため、この順位となってしまいましたけど、プレイ日記を書くという行為を含めれば、今年一楽しかったゲームです。
何と言っても、評価すべきはちゃんと推理可能なストーリーになっていたというところです!
ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者は推理もの(探偵もの)なんだから、推理可能なのは当たり前・・・だと思うじゃないですか。でも、ファミコンゲームに限って言えば、ちゃんと推理できるほどストーリーに矛盾がないゲームって少ない・・・というか、今のところファミコン探偵倶楽部 消えた後継者が初めてですからね。これは何気に凄いことなのです。

そして、ファミコン探偵倶楽部には続編がありますからね・・・今作の出来を見る限り、間違いなく期待できるでしょう!

ではいよいよ、今年のトップ3です!

第3位:キャッスルクエスト

キャッスルクエストのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第3位は・・・私の趣味丸出しのボードゲーム キャッスルクエストです!
正直、かなり人を選びそうなゲームではあると思うのですよ。だって、高難度の運ゲーってかなりイメージが悪いじゃないですか。でも、私はこういったカジュアルな雰囲気のボードゲームが大好きなのです!
そもそも、こういった感じのゲームって非常に珍しいのですよ。そういった希少性も相まってこの順位となりました。
そういえば、このゲームの開発元ってハドソンさんだったのですよね。ハドソンさんってアクションやシューティングのように動きのあるゲームが得意な会社というイメージがあったのでちょっと意外でした。

それはそうと・・・ゲームの特性上、シミュレーションゲーム以上に短いスパンで同じことを繰り返すだけなので、プレイ日記の出来としてはどうだったか・・・そこは気がかりです。

第2位:リンクの冒険

リンクの冒険のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン・ディスクシステム)_挿絵1
第2位は・・・異色のゼルダの伝説シリーズ リンクの冒険です。
やっぱり、任天堂さん作のディスクシステムのゲームってなんかおかしいと思うのですよね。
前作のゼルダの伝説といい、ちょっと意地悪過ぎませんか?
その例にもれず、このリンクの冒険もかなり意地悪です。すご~く意地悪だし、異様に難しいけど・・・でも不思議と楽しいのですよね。
ファミコンってメインのボタンが2つしかないじゃないですか。だから、リアルタイムな操作が必要となるアクションゲームではどうしても動作が単調になりやすいのです。でも、不思議とリンクの冒険をやっていても動作が単調だな~とは感じなかったのですよね。多分、道中に出現するような雑魚敵ですら、近づいて攻撃ボタンを押すなどの単調動作だけでは倒せないことが多かったからだと思います。
まぁ、そのせいでより難しくなっちゃってるっていうのはありますが・・・でも、楽しいので良しなのです。

第1位:迷宮組曲

迷宮組曲のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
そして、栄えある2023年の第1位は・・・幼少の頃は何故か苦手だったけど、大人になってやっとその良さが分かった迷宮組曲です!

幼少の頃は何か凄く苦手なゲームだったのですよね。
不思議とやる気が起きないと言うか・・・自分でも良くわからないのですがとにかく苦手なゲームだったのです。
なので、プレイ日記を書こうと思うに至るまでにも結構悩みました。
でも、実際にプレイしてみると謎解きにアクション性、そして、アイテムの効果等々、非常に良く作り込まれていて感心させられるばかりでした。
理不尽なところも1か所(ループする塔の抜け方)ぐらいしかありませんでしたしね。ファミコンゲームであることを考えれば、その程度の理不尽は十分許容範囲です。

後は・・・楽器の箱を取る度にBGMが豪華になっていくという仕様も結構良かった。同じ曲のはずなのに、最初の頃と最後の方ではまったく異なる印象のBGMになっていましたからね。面白い試みだったと思います!

と言った感じで、2023年の第1位は迷宮組曲でした!

今年は年の初めに物凄く長いゲームをプレイしてしまったということもあって、プレイ本数を稼ぐべくプレイ時間が短くて済みそうなゲームを結構優先的に選んでしまいました。
ただ、プレイ時間が短いとそれだけ思い出も少なくなってしまうため、ランキング記事を書くべく1年を振り返った際、あまりに何も浮かばずかなり焦ってしまいました。ただ、印象が薄いということは、酷いゲームが少なかったということの表れでもあるので、悪いことばかりではないのかもしれません。

う~なんか年末のおめでたいムードにそぐわない感想ですみません。
来年もぽっぽブログの応援をよろしくお願いいたします!

では、良いお年を!

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伊達あずさが選ぶ面白かったファミコンゲームランキング2023」への3件のフィードバック

  1. ウゾームの書

    >不幸にして、私はあまりキン肉マンに思い入れがなかったため
    でもこのゲームの攻略後はめっちゃハマってたように思えるのですが…特にリンクの冒険の第一回目とか(笑)

    返信
  2. オーヤナーギ

    お疲れさまでした。
    今回紹介されたなかで遊んだことのあるゲームで熱中したのは
    迷宮組曲と探偵クラブです。
    ゴーストバスターズは、『無料なら遊んでも良いかな』という感じです

    返信

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