「私は一生のうちに葉っぱは2枚しか生やすつもりがない」っていう植物

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こんにちは!栁澤蘭丸です。

そろそろ、あれですね。夏休みが待ち遠しすぎて、しかしよく考えたらまだまだあんじゃんって思って、絶望と希望が入り混じる時期ですね!
小学校の頃だと、荷物多いから終業式の日までにこまめに持って帰ろう…と思うものの…(習字道具とか…)、どうしても終業式まで逃れられないものがひとつある…それは「アサガオの鉢」…。
夏休みの間、観察日記をつけないとならない場合などがあり、持って帰る時にひっくり返したりしたら大変です。

そんなアサガオを植えたのは多分春ですよねー。みんなで種を植えて、芽が出るのを今か今か、明日か明日かと待っていたと思います。あ、私のは芽が出なかったので気にしないでください。植物はサボテンに至るまで全て枯らし尽す私。水をあげてなかったわけでも、あげすぎたわけでもないのに…。蘭丸に育てられたくなかったとしか解釈不能だいつもいつも!あ、でもオジギソウだけは付き合ってくれてた気がする。「地震だ~!」とか言って鉢を揺らすと、葉っぱがしゅって閉じるんですよね…。それが面白くて毎日遊んでたけど雪国越前で雪にまみれてしまい亡くなりました…あああそれ以来オジギソウが売ってるの見たことない、悔やまれるぅぅう!

はぁ…また逸走してしまった…。
蘭丸のことはほっといて、アサガオの芽が出てきたら「双葉(ふたば)」が出て来た!と観察させられたと思います。芽が出たばっかりのアサガオは、葉っぱがふたつの、いかにもテンプレートな「芽です」って顔をしています。で、この双葉の間からどんどん茎やら他の葉っぱも生えてくる。他の植物の種も大体そんな感じです。あ、でもアサガオの後に学校で育てさせられた覚えがあるトウモロコシは双葉じゃなかったな…。葉脈の種類の差なのかなー?よく分からないけど。

ここでまで既に800文字くらい消費してしまっていて本当に申し訳ないのですがやっと本題です!!!
この世界には、双葉(?)が生えたらそれっきり他の葉っぱが生えない植物も存在しています。
彼の名前は「ウェルウィッチア」。聞き覚えがあんまりない名前だなーって感じですね。二つ名?が色々あり、「世界一個性的な植物」とか「砂漠の怪物」とか言われているそうです。怪物ったって…襲ってはこないですけど…。
ウェルウィッチアは、一生を通じて、2枚の葉っぱしか生えてきません。その2枚の葉っぱが一生伸び続けるのです。しかもその寿命っていうのが、アサガオみたいに、1年とかじゃなく、やたらと長生き。1000年は軽く生きると言われていて、現在見つかっている最古と思われるウェルウィッチアは少なくとも1600歳以上、ヘタすると2000歳超えも有り得るとのこと。

どんな見た目かっていうと…
実物は…
ウィキペディアのウェルウィッチアの項目
を見ると写真が見れます!
なんだか葉っぱがいっぱいあるように見えますが…これは全部、裂けるチーズみたいに裂けてるだけで元々は一枚の葉っぱなんだそうです。。。そしてどこまでもどこまでも伸びていくのだそうだ。(実際は8mくらいらしいですけどそれでもデカ怖いよ!)

和名だと「奇想天外(きそうてんがい)」といいます。何それ名前!?何とか草とかじゃないんですね…。誰が名付けたのだか分かりませんが、良いセンスしてますね!

超ちなみにですがパクチーの和名は「カメムシ草」といいます。においの成分がカメムシが危険を察知した時に出すあの匂いと酷似しているためですね。これも分かりやすすぎるけど食べるものにつけていい名前じゃないな!!ただでさえカメムシなのに、公式でカメムシ草なんて呼ばれてしまってたらますますカメムシ度が上がっちゃうよ!

パクチーを未だに克服できていない私です。まあ食べないと殺すって脅されてる状況なら全然食べれるけど。なんならカメムシ本体でも食うけど。

栁澤蘭丸でした!
ではではでは~。アサガオは下校中にひっくり返さないように、気を付けて持って帰って、そして家での観察中に枯らしてしまわないように頑張ってくださいね~。もうちょっとすれば夏休みだよ~。

「私は一生のうちに葉っぱは2枚しか生やすつもりがない」っていう植物_挿絵1
喋りかけてくるわけじゃないけど1000年も生きてたら喋ってもなんか納得する。

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