「古いもの」に張ってるイメージのクモの巣、それ自体は?

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こんにちは、栁澤です。

いかにも人が住んでいない古びた洋館だとか、長い間誰も入ったことがない封印された部屋などで、古さを演出するアイテムのひとつが、降り積もったホコリ、そしてクモの巣です。分かりやすい。

でも…実際問題どうなんでしょう?クモの巣っていつ張られたものなんでしょうか。クモの巣が張るまで見ていたわけじゃないので、分かりません。クモの巣にも住人不在、「クモすらいない」っていう場合もありますけど、クモの巣って築何年いけるんでしょうか。

ひとつのヒント(?)があります。槇原敬之さんの「Hungry Spider」という曲の歌詞にこうあります…
「今日も腹を減らして一匹の蜘蛛が八つの青い葉に糸をかける」
今日も…。クモはどうやらしょっちゅう糸をかけてるっぽいのです。1番でも2番でも糸をかけてます。

私の車のガレージにでっかいクモが巣を作ったことがありますが、一晩の出来事でした。シャッター上げたら破壊されてしまったのでクモはどっかに行ってしまいました。クモが大きかったので、さすがに「今日初めて巣を作った新人のクモです」ってことはないと思うので、割と気軽に新築しているんじゃないだろうか…という感じなのですが。

調べた結果、巣を作るタイプのクモは、「毎日毎日、巣を張り替えている」らしいです(ジョロウグモなど例外もあり)。
え…。毎日張り替えるの?何で?と思いますが、理由は「粘着力が落ちるから」。半日でその粘着力は半分以下に落ちるそうなんです。そうなのか!
毎日張り替えるから、古い場所やらには無人(無クモ?)の巣があるのかな?と思いかけたのですが…クモは使わない巣は食べちゃうので、基本、残していかないとのこと。クモが古い巣を食べる理由は、また再利用するため。クモの巣の再利用率は驚きの約95%だそうです。人間が骨食べても、95%も骨になるわけじゃないのに…すごい無駄のなさです。毎日毎日巣を張るなら、新しく糸を作ってたら大変なのかもしれませんね。口から食べて尻から出してるけど、テントを張ったりしまったりしてるようなイメージなのかも…。使い捨てじゃない感じですね。

それにしても、たったの半日で粘着力が落ちてしまうのに、古い家とかに張ってるクモの巣はどういう仕組みなんだろう…。クモが出入りできる場所ならともかく、封印されて何も出入りできないような場所だと、クモの巣は劣化して残ってないってことになるのかもしれませんね。そんな封印されしモノや場所に出くわしたことがないので、確かめることが出来ませんが…。

クモはとても可愛い顔をしているので私はかなり好きな虫です。ポケモンのイトマルとか可愛いですよね。まさしくああいうイメージ。朝蜘蛛は逃がせ、夜蜘蛛は殺せとか言いますけど私は全時間帯逃がしますよ!夜蜘蛛が「悪い」という根拠は特にないようです。「夜口笛を吹くとヘビが出る」みたいなレベルの話で、「夜のクモは泥棒を招く」ので縁起が悪いとのこと。でも朝蜘蛛が「良い」のには理由がありました。クモは晴れた日にしか巣を作らないので、朝にクモに出会ったということは、その日は晴天で気持ちいい日になる。だから朝のクモは良いもの!というお話でした。つまり…夜にクモに出会っても特に何もない。朝にクモに出会うと、その日は晴れと知ることができる。ということのようですね。特に何もないなら殺さないで、逃がしてあげると、そのへんの害虫を食べてくれるのではないかと思います…🕷

栁澤でした。ではでは~。


可愛いねぇ~。

「古いもの」に張ってるイメージのクモの巣、それ自体は?_挿絵1

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