三途の川(仮)が夢に出てきた話~蘭丸編~

投稿日:

「~蘭丸編~」と書いてありますが「~伊達編~」があるのかは不明です。九死に一生を得た体験などをしたこともある伊達さんですが、三途の川の話は聞いたことがありませんからねぇ…。

昨日三途の川らしきものを夢で見たんです!多分あれは三途の川です。っていうか川が夢に出てくる時点でもうそれは三途の川ですよね、多分。うん。多分。

三途の川ってどんなイメージでしょうか。伝承では、河原で、親より先に死んでしまったという「親不孝」を働いた子供は、石を積み上げるというミッションをクリアしないと渡してもらえないけど、すごくお邪魔な鬼がいて絶対壊しに来るとか、カロンみたいな渡し守がいて、舟に乗るのに運賃が必要とか言われていますよね…。地獄の沙汰も金次第なの…。カロンみたいなっていうかカロンなのかもしれませんが(;´Д`)
私も夢に見るまでは、天気は曇りだけど風もなく、過ごしやすい気候で、夕方~夜くらいの薄暗い感じで、穏やかな大河を想像していましたよ。

しかし私の見た三途の川とは…大雨で増水して水は真っ茶色、濁流、対岸は遥か彼方で、しかも岸に河原なんてなかった!いや、普段はあるのかもしれませんが、その時は増水していたので、川岸すれすれまで木が生い茂っているんです…緑の葉っぱがモリモリついている広葉樹に伊達さんとつかまっていたのです。もう、アマゾン川かナイル川が氾濫しましたという感じです。

そこで見た伊達さんも普段とはまるで違っていました。多分魂なんでしょう(?)けど、土気色っていうか…土気色というと死んだ人みたいなんですけど、泥遊びして茶色になってしまったワンコみたいに茶色(日焼け?)で、しかもボディビルダーのようにツヤツヤ。ガチマッチョではないけど細マッチョのように鍛えられた肉体を持って、しかもターザンとか原始人みたいな服装でした!!濁流過ぎて上着流されたか破けたんか…?よく分かりませんが。現実の世界ではあだ名が「白雪姫」になりそうなくらい、なまっちろい肌を持ち、インドアでコンサバファッションな現実の伊達さんとはかけ離れた、野生を解き放たれたような、夢の中の肉体派伊達さんと共に川を渡ろうとする私。伊達さんの本性はきっとあれなんだなあー。

天候は大荒れです。雨は降るし風も吹いています。渡し便も欠航のようで、関係者はほぼ全員避難(?)していた模様。誰もいません。というか多分私はまだ親がピンピンのピンですし、そもそも渡るにはミッションクリアという条件があったのかもしれないので、舟の便を期待しても乗れなかったかもしれません。

私は基本足手まとい担当なので何もできません。とりあえず、肉体で何とかしようとする伊達さんを応援していました。伊達さんは対岸にロープを渡そうとしたり色々していました。しかし上手くいきません。終いには私は「じゃー私をおんぶして泳いで行ったらいいじゃん」とか言っていました。「いいから木の上にいて!」と叫びつつ悪戦苦闘する伊達さんをただただ見ているだけの私。サボってるんじゃないんです、手伝おうにも、私じゃ流されそうなのです。野生パワーが解放された真・伊達じゃないと、濁流で川底に足すら付けられそうにないのです!あー三途の川怖い…。

そもそも、渡るべき天候じゃぁないなぁとは思うものの、何とかして渡りたい私たち、石積みミッション未クリア脱走ペア(多分)。この天候で、渡し守まで避難している状況を見ると、理不尽な石積みミッションがクリアできないため、鬼がいない間にどうしても渡ろうという、プリズンをブレイクって感じの設定なんだと多分思います…(;´・ω・)多分ね…。伊達さん、理不尽に対してはものすごい底力を発揮するから、そういうこと言いだしそうだし、プリズンブレイクも好きだし…。しかし、自然の猛威には勝てず、「よし、渡れそう!いくぞー!」というところまでもたどり着けずに、ただ暴風に耐えて終わりました。つまりは起きました。

あれは…三途の川だったのかそれとも、冥界のステュクス川だったのか。よく分かりませんが。あんまり暑いところで寝ていると、寝苦しすぎて夢に出てくるようです…クーラーを使って寝ましょうね!私は起きてモナカを食べて生き返りました!モナカ美味しい。

この話を伊達さんにすると「私はもっと頭を使う!」と不満そうでしたが、夢の中の伊達さんは己の肉体のみを頼りとしていました。頭を使ってごり押し戦法をとることもある伊達さんは魂になったら案外、こんな風なのかもしれない。私は真の力は何もなかったようで、平常運転でした。ちぇー(。´Д⊂)

お盆も近いし少し怖そうな話をしてみた、蘭丸でした!!涼は取れましたでしょうか??

ではではではー!ではでは~!

三途の川(仮)が夢に出てきた話~蘭丸編~_挿絵1
↑力技で対岸にロープを渡そうとする野生伊達と、木に捕まっているしかない蘭丸…

蘭丸の閑話をもっと読む
Prev | Next

雑談記事一覧へ

Studio POPPOをフォローしませんか?