普通に捨てられるゴミ(燃やせるゴミ、燃やせないゴミ)と粗大ゴミの違い

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皆さんこんにちは。
現在ゴミと格闘中の伊達あずさです。

私って結構物を捨てるのが苦手なのですよね。
なので相当思い切らないと、物を捨てられないのですが、いざ捨てようと思った時にも結構障害があるものです。
以前、愛用の小型テレビが壊れてしまった際にも、家電リサイクル法なるものが、私の決心を阻んできたわけですが・・・
今回もそんな感じのお話です。

実は・・・相当前のことになるのですが、パソコン周りの机を広いものに買い替えた時の話です。
その際、それまで使っていた狭く、小さな机が邪魔になったので処分しようと思ったわけです。
ですが、この机って、工具を使って最大限に分解したとしても、実は普通のゴミとして出すことが出来ないのですよ。

私が現在住んでいる横浜市では・・・

横浜市の粗大ゴミの定儀

  • 最も長い辺が50cm以上の木製(燃やせる系)の物
  • 最も長い辺が30cm以上の金属製の物

と、定儀されています。
この定儀から外れていた場合は、木製の物は燃えるゴミの日に、金属製の物は小さな金属類の日に家庭ごみとして普通に出せるみたいです。

では、上記定儀に当てはまってしまう粗大ゴミはどうやってだしたらいいのか・・・
毎週、ゴミ捨て場に出しておけば勝手に持って行ってもらえる家庭ゴミと比べると、粗大ゴミは結構ハードルが上がります。

粗大ゴミの出し方

Step 1
各市町村にある粗大ゴミ処理施設に粗大ゴミの回収依頼(電話、インターネット)をする
Step 2
自分が捨てたい粗大ゴミの品目に応じた処理費用を納める(横浜市の場合は粗大ゴミシールを郵便局やコンビニで購入)
Step 3
粗大ゴミ処理施設から指定された日時(回収依頼時に希望日は聞かれる)に指定された場所まで粗大ゴミを持っていく

と言った感じになります。
普通の家庭ゴミと比べると、ゴミの回収予約と処理費用が必要になってきます。
ちなみにゴミの処理費用についてですが、横浜市の場合は結構お安いのです。
例えば今回捨てたいと思っている机であれば、「テーブル(座卓を含む。最も長い辺が1m未満)」という品目に相当するのですが、処理費用は「500円」です。
以前お話したリサイクル対象家電の処理費用と比べると格段に安いです。
まあこれなら捨てる際のダメージは少なそうですね!
良かった良かった!
と、思いたいところなのですが、これには幾つかのデメリットもあるのです。

市町村の粗大ゴミ回収のデメリット

  1. 粗大ゴミの回収にはかなりの時間がかかる
    横浜市の場合、粗大ゴミの回収依頼をしてから、実際の回収までには最短でも2週間の時間が必要になります。急な引っ越し等で、少量の粗大ゴミが出た場合(引っ越しででる大量の粗大ゴミはそもそも、横浜市の粗大ゴミ処理施設では受け付けてくれないそうです)に、すぐ持って行って欲しい~と思っても持って行っては貰えないのです。
  2. 希望日に自由度がない
    いくら予約制とは言え、粗大ゴミの回収日として指定できる日には決まりがあります。場所によっても異なるのかもしれませんが、週2程度の決まった曜日しか指定できないようです。
  3. 家の前まで自力でゴミを搬出しなけばならない
    リサイクル対象家電の場合とは異なり、特に指定の処理施設まで自分で持ち込まずとも、追加料金等もなく、家の前までは取りに来てくれます。その点に置いては非常に便利!車を持っていない、あるいは普通車に乗せられないようなサイズのものでも気軽に捨てられそうです。
    ですが、「家の前までは自力で運びださなければならない」のです。

1と2に関しては少し我慢すれば済むことですが、3に関しては、致命傷となってしまう人も多いのでは?
例えば、今回私が捨てたいと考えている小さな机程度であれば、適度なサイズまで分解(ネジを外す)し、ヒモでまとめて家の前(集合住宅の場合は、粗大ゴミ置き場か家庭ごみ置き場)まで持っていけば済むことですが、例えば、重厚な両袖机や木製の枠がついたベッド等の場合、とても1人で家の前まで搬出することができないのです!

こういうものって、購入した時は運送屋さんが家の中まで入って配置していってくださるのですよね。
なので、一人暮らしでもついつい、大きい物を購入してしまいがちなのですが、捨てる時に困ることになるのです!

ちなみに、こういった粗大ゴミを家から搬出・処理してくださる業者さんにお願いすると、搬出費用として1万円程度かかる上、ゴミ処理費用も市町村の物より多少高額になってしまいます。

こうなってくると、要らなくなったからといって、おいそれと粗大ゴミを出せなくなってしまいます。
自力で家の前まで搬出できれば500円で済むのに、自力で運び出せないが故に10000円オーバーになってしまうなんて・・・
捨てるという行為自体にも相当な抵抗があるのに、この処理費用の増大はかなりの精神的ストレスです!

そこで、私はこう思ったんです。

じゃあ、自力でサイズを小さくすればいいじゃないか!

自力で少しずつ搬出可能なサイズまで切断してしまえばいいのです。
でも、どうせ切断するなら、「木製部品は50cm未満、金属製部品は30cm未満」まで切断してしまえば普通に家庭ゴミとしてだせる!

というわけで、試しに今回廃品になってしまった机を解体してみることにします。
近くのホームセンターで「廃品を小さくする鋸」なる物を購入してきました。
この鋸の購入費用で、既に机の粗大ゴミ処理費用を倍ほど上回っていますが、今後、似たようなことがあった場合の為の投資だと思うことにしましょう。

とりあえず、机の足部分に使用されている金属部分の切断にチャレンジです。

・・・ぎこぎこぎこ・・・

・・・ぎこぎこぎこ・・・

・・・ぎこぎこぎこ・・・

~1時間後~

一度始めたことを途中で止められないという持ち前のしつこさを遺憾なく発揮したおかげで、何とか解体できました。
そうですね・・・切断箇所は12箇所程度でしょうか。それにより長辺が30cm未満の金属片に分解出来ました。
やったね!これで粗大ゴミじゃなくなりました!が!これ、絶対におすすめできないです!!
電動式ならまだしも、手動の鋸で切断するの大変すぎ!特に金属!!!

慣れてきたのか最後の方は物凄い速度で切断できるようになってきちゃいましたけど・・・それでも物凄く疲れます!
確かに自力で巨大な粗大ゴミを搬出のためだけに分解するなら、必要性もあるし未だ、仕方ないと思えるかもしれませんが、自力で家の前まで持っていけるサイズの粗大ゴミの処理費用をケチるために分解するのは全然割に合いません!

今回は処理費用の倍以上の額を投資したわけですが、結局、勉強代になってしまいましたね。
もし、私と同じように粗大ゴミを解体して気楽に捨てようと考えている方がいらっしゃるのであれば、電動式鋸の購入を検討した方が良いと思いますよ・・・
電動式鋸の購入費用すら惜しいのであれば、素直に粗大ゴミとして出しましょう。
多分その方が身のためです・・・ぱたっ。

普通に捨てられるゴミ(燃やせるゴミ、燃やせないゴミ)と粗大ゴミの違い_挿絵1

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2 thoughts on “普通に捨てられるゴミ(燃やせるゴミ、燃やせないゴミ)と粗大ゴミの違い

  1. オーヤナーギ

    うちは、月に一回くらい、自宅玄関前に家電を置くと無料回収してくれる業者いて助かってます

    返信

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