世界の太陽神特集!このくそ暑いのに!

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こんにちは~蘭丸です。
仏教徒だけど実家には神棚があり、さらにはプロテスタント系の大学出身。神学部じゃないですけどね。あそこは牧師さんちの子が行く学部ですよね、うん。

というわけで…テレビで「災害級の暑さ」とかいうパワーワードを聞きましたよ。暑さもここまでくると災害なのか…。照りつけてくる太陽の神様でも羅列して、気分だけでも暑さに勝った気持ちになろうという感じです。

【日本】天照大神(アマテラスオオミカミ)

我らの八百万の神々の頂点に君臨しているのが、女神の天照大神様です。でもこの神様…こんな猛暑にしそうな感じが全然しない泣き寝入り系神様なのは有名ですよね…。弟のスサノオが自分の機織り小屋に馬を放り込んだり(!!!)するので、怒って、何をするかと思ったら、「天岩戸」に引き篭もったという…。最高に可愛い!!!!!
もし我が家のスサノオがこんな狼藉を姉に働いてごらんよ…。日照りが100日は続くと思う。しかも多治見市とかで50℃を記録とかしちゃうかもしれない。
それに引き換え、何て穏やかで可愛らしいんだ天照大神様ー!
アマテラスさまには特に残念なエピソードはなく(まぁ弟に対抗する手段が引きこもるしかないという意味では残念ですが)立派な神様のようです!!

【ギリシャ】アポロン

ギリシャからのエントリーは、月の女神アルテミスと双子の「アポロン」様です。彼は性格が悪い神様として名を馳せてしまっています。最高神でもないしね!!ギリシャ神話だと、アポロンさんのお父さんのゼウスさん(雷属性)が最高神ですので…。
アポロンさんのひどいエピソードはいくつかありますが、一番ひどいのが妹の彼氏を妹に射殺させ事件ですかね。。
双子の妹アルテミスがオリオンと熱愛中に、自分の恋愛がうまくいってないのに(?)気にくわない兄は、アルテミスにオリオンを鹿と誤認させ、「あの鹿を射殺すことはできるか?できないよなーさすがに遠いよなー」と微妙に挑発し、「できますけど!余裕なんですけど!!」とまんまと射殺させることに成功。
…何この兄!?!?
彼はシスコンとして有名です。日本の太陽神がアポロンだったら、スサノオも謀殺されてたかもしれない…。
太陽神なのにろくなことしてないアポロンですが、容姿は美しい。うん。残念なイケメンってやつですね。

【古代南米】ケツァルコアトル

ふおー!なんか暑くなってきたー!南米!暑そう。ジャングル。
ケツァルコアトルは創造神でもありますが、太陽の管理も仕事のうちだったので太陽神でもあります。
ケツァルコアトルは「神々の祖」っていう存在から生まれた4人兄弟の3男坊。何だ?末っ子でも長子でもないし、ど真ん中でもない。とても微妙な位置ですね???意味はがあるのかは分かりませんが…兄弟の中で現在最強であることだけは確かなようです。
というのもこの4兄弟は、生まれてから東西南北に散ってそれぞれの世界を支配していたんですが、そのうち喧嘩を始めてしまいます。兄弟げんか…醜いねー…どの神様も兄弟と喧嘩しすぎですな…。
この喧嘩は、相手の世界の太陽を壊したら自分が次の世界を支配できるという仕組みだそうです。メンバーはまず長男「夜の神」テスカトリポカ!次男「南のハチドリ」ウィツィロポチトリ!!そして三男「羽毛蛇」ケツァルコアトル!末っ子の「生贄大好きの穀物神」シペ・トテック!この四名で争われました。次男気になりすぎる…。ポチトリでハチドリって…可愛いだろう…。蛇に勝てる気がしない…ッ。
というわけで現在の太陽はこの兄弟が壊したり作ったりしているので5個目。2012年で壊れる予定(?)だったんですが現在も壊れず残っている模様です。
兄弟の誰かが壊すのに成功すると次の太陽が出来るまで全球凍結とかしちゃうのでしょうか…今暑いからもうそれでいいよって思ってしまう。

【インド】シヴァ神

ああ。シヴァ神。破壊神として有名すぎるシヴァ神。実はこの方は「太陽による破壊」を司っている神だったのですよ!首に蛇まいたりしてるけど、れっきとした太陽神だったんです。シヴァ神もうっかりエピソードが多くて困っちゃいますが…。嫁に会うのに邪魔だったからって息子の首をはねたり、その息子の首を嫁に探しに行かされて、見つからないからって象の首でええやろ?って言っちゃったりと…。
しかしシヴァ神は、インドの神々の宿敵である悪魔アスラを退けることに初めて成功した神。さすが破壊神!!アスラを追っ払ったことによって恵みがもたらされたので、結果オーライ的に豊穣の神様もやってるそうです。
太陽のもたらす破壊とは、大地を熱によって燃やし尽くす破壊だそうで…そ…そんな熱いことになったっけ?インドではなるの?ボンネットで目玉焼き作れる???
とにかくインドでの太陽は恐ろしい、ということだけは確かなようです。ちなみに、「暖かさによって世界を作った」のがブラフマー(梵天)様で、「太陽の光によって世界を保護」しているのがヴィシュヌ神。インドでは、この3人で太陽神を担当しています、が、ブラフマーさんは世界を作った後は特にやることがないので、しょっちゅうやらかすシヴァ神、ヴィシュヌ神のお守り役をしているそうな。何か平和…。伊達さんのやってたマハラジャのシヴァ神は何もやらかしそうにないですけどね。うむ。

【エジプト】ラー

エジプトといえば太陽、太陽といえばラー!有名すぎる話ですね。ハヤブサの可愛い頭を持っている神様です。が、太陽は夜は沈んでいるモノ。夜、ラーは何してるんでしょう…?
実は夜はラーはハヤブサじゃなくて羊をやっているんです。羊になって、冥界を旅して、また日が昇る時間になったら「あっ、昇らないと…」とハヤブサ頭にチェンジして、また空を飛ぶということを毎日繰り返しているんだそうです。
太陽神だから、昼間の煌々と輝いている姿=ハヤブサ頭のラーが思い浮かびますが、夜もぼーっとしていたわけじゃなくてやることはあったのですね。忙しいんだな…。
太陽が沈んだり昇ったりすることが、人間の生と死に関係があると思ったエジプトならではの、夜の冥界ツアーだったのでしょう。多分。

ということでかなり有名どころの太陽神を5柱(シヴァ神ところは3柱なのか…?)ほど紹介してみたのですが…
エジプトや南米の熱気を創造したら日本の暑さなんてなんだか可愛い気がしてきました。結果的に涼しくなったぞー!
日本では太陽神より湿気の神様のほうが多分、暑さに影響していると思うんだよなぁ…湿気の神様って誰…?

いたよ湿気の神様…!エジプトだけど!テフヌト神というライオンの頭を持つ女神様で、湿気の神様だけど天国と地獄の守護神という役目を持っているようです…。エジプトはカラっとしていそうなんだけどな…意外なところにいたな…湿気の神…。
でも日本も八百万の神がいるのだから絶対に湿度担当の神もいると思うんですよね…。日本の湿気の神様誰ですかー!!?

暑いと本当にどうでもいいことばっかり考えてしまって困りますね、
はい…蘭丸でした…お疲れ様でした…

世界の太陽神特集!このくそ暑いのに!_挿絵1

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