なんとなく騒がれた「マヤの予言」とは何だったのか

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こんにちは、栁澤です!
2012年で世界が滅びるー!っていう「マヤの予言」。あれって結局何がどういう事だったんですか?という感じになっていないでしょうか。1999年のノストラダムスの予言が「恐怖の大王がふってくる」とか結構覚えやすいキャッチフレーズ(?)を使っていたのに比べて、「えーっと…マヤ文明の人達はカレンダーを作ってたんだけどそのカレンダーが2012年までしかなくって…」という理由の終末ブームだったような。マヤの人が一言「えっ…いや常識的に考えて、そんな遥か未来のカレンダー作ってもしょうがないなって…2012年まで作って、我に返りました」と答えたら終了です。マヤ文明が滅んだのは1500年頃なので…2012年は500年以上先です。今から500年先の西暦2500年のカレンダーまで、せっせと作るかと言われれば…まあ作りませんよね。今ならパソコンで簡単に作って、ぽーん!って出力できるだろうけど、当時はこつこつ手で石を彫ったりしてたわけだし!でもそんな感じで終わってはもう立つ瀬がありません。なのでマヤ文明の話をもう少ししたいと思います!

マヤの世界観では、世界は終末と再生を繰り返しているものだそうです。日本の世界観では、特に滅びも何もないですよね。歴史は一枚の巻物的に、のぺぇーと続いていきます。むしろ大乗仏教的に死んでからが本番なところがありますしね。それはそうと、マヤ的に言うと今…といっても今は2017年なので2012年時点で、世界は5番目の世界なんだそうですよ!5番目の世界以前の4つの世界は色んな要因で滅んでおり、その周期はだいたい5000年だそうです。5000年に1回滅んでたら結構滅んでますね…まあ西暦が始まって2000年くらいしかたってないけど。
この5000年くらい?っていうのはどうやって算出したかというと「GMT対照法」という方法が一般的なんだそうな。

そうなのです。マヤの暦をそのまんま、私たちが使っている暦に当てはめることはできないのです。だから、計算の仕方によっては「5番目の世界」は実は1827年に終わってて、とっくに次の世界になっちゃってるという結果や、2011年に終わってたという計算結果もあり、実はよくわかりません。2012年までしかカレンダーがなかったのは、2012年で世界が一区切りされて破滅と再生が行われるから…というのが、「マヤの予言」の拠り所のようです。誰も何も言ってないのに「予言」とはこれはいかに。無言の圧力ってやつか。

ちなみにこないだ(2012年)に滅んだかもしれない第5の世界は「紀元前3114年」が始まりだったそうです。その頃のマヤ文明は何をしていたのか?というと、「形成期」という時代にあたり、土器が使用され、農業が始まっていました。人々は農業のために定住を始め、神殿なども作られるようになってました。まさしく、マヤ文明の人々がやっとこさ文明の基礎みたいなものを始めた頃です。これは偶然なのか!滅びから蘇ったばかりです。第4までの世界のことはどう知ったんですか!やっぱり生き残ってた人もいたんですか、滅んでなかったんですか。

まあそんな感じの、「カレンダーの先がなかった!終わりや!!」という、マヤの終末騒ぎだったわけです。

でもー、西暦が始まってもまだ弥生土器とか作ってた私たちが言うのも何なんですけど、5000年って、人類規模で言うとあんまり長い時間じゃないですよね(◎_◎;)

今生き残ってない種類の人類も合わせるとですが、人類は20万年以上前から存在しています。そう考えると5000年っていうと確かに…日本史で言うとまぁ「江戸時代」的な長さしかないのかもです?予言で終わりだー始まりだーと言えるというわけではないですが、そんな感じの周期で終わったり始まったりしていても、まぁおかしくはないかなって感じですよね。生き残っていない人類っていうのは、白人黒人黄色人種の他にも実は緑人がいたとかそんな些細な違いではなくて、種そのものが違う、でも近縁の人類のことです。今生き残ってる人類の「人種」…黒人や白人や黄色人種の違いは、犬の品種の違いよりもっともっと些細らしいです…遺伝子学的に。まぁ黒シバか、茶色シバか、くらいの違いですかね?(◎_◎;)どちらもシバ犬には違いないみたいな。私は犬ならとりあえずは何でも好きです!
近縁の人類とはつまり、ネアンデルタール人みたいな旧人類って言われるような人達だったようですけど、違う人類との混血が進んだり、淘汰で、今残っている「人」は、教科書的にはクロマニヨン人に代表される、今の私たちのみとなっているようですお。

そんな感じなので、一応結構長い人類が生き延びてきた時間を考えると、まぁ滅びとか終末とか、あった時はあったんだろうなって思う私です。色んな民族に伝わってる「洪水」とかね。でもカレンダーで予言するのは無理だろうなぁ。ねえ。

しかしマヤ、アステカなどメソアメリカの文明は、スペインのコンキスタドール達によって完膚なきまでに滅ぼされ、焚書まで丁寧に行われているので、現代に伝わっているのは征服時に発見を免れたほんの一部です。ちゃんと資料が残っていたらもっとすごいことがたくさん分かっていたのかもしれません。本当に残念です。古代マヤ、アステカ、インカなどの文明は人の心を惹きつけますねぇ。

栁澤でした!

なんとなく騒がれた「マヤの予言」とは何だったのか_挿絵1

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