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皆さんこんにちは。
不思議な力で封印された箱回収業者の伊達あずさです。
クロノトリガーの世界は装備枠がまあまあ少ないので、アイテムを手に入れる喜びは少なめかもしれませんね。
では、不思議な力で封印された箱があると思われるA.D.1000のガルディア城前から再開です。
ただ、A.D.1000での私達は死刑囚および脱獄犯(or 逃走援助犯)ですからね。それでなくともマールがおこなので、以前来た時はお城の中に入れなかったのですよ。
不思議な力で封印された箱の回収ついでに、何かしらの見落としがないか各地を再確認していたので、その流れのまま一応きてはみたけど・・・あまり期待はできません。
お城の中に入った途端、いや~な声が聞こえてきました。
ほらね。私がこの世界で最も討ち取りたいと思っている人物のお出ましです。
ゴミ大臣「マールディア様のお気持ち、この大臣よくわかりますぞ。国王は何よりも国を大事になさるお方。そう、あなたの母君アリーチェ王妃様が亡くなられた時も・・・」
そうでしょうか。国王は明らかに国よりも私事を優先する人だと思うけど。王族の親子喧嘩に巻き込まれて、理不尽な死刑宣告を下された私が言うんだから間違いありません。
マール「母様が!?」
カス大臣「いやいや、何でもありませぬ」
マール「話してよ!」
アホ大臣「申し上げにくいのですが・・・元々病弱だったアリーチェ様の容態が急変した時です。最後に一目国王にお会いしたいとおっしゃっていたアリーチェ様ですが国王はなんと・・・国の仕事でお忙しいとはいえ、アリーチェ様のもとに来ず・・・幼いマールディア様が死という事も分からぬまま見守る中・・・アリーチェ様は、お亡くなりになられたのですじゃ・・・いやはや、あれでは国王がアリーチェ様を殺したも同然・・・」
マール「・・・!!父上が・・・母様を・・・」
あのさ?こんな国の玄関ともいえる王城のエントランスで、公然と国王を批判するとか・・・この大臣の方こそギロチンにかけなくて大丈夫なの?そもそも、王妃が死んだことと、国王が王妃の死に目にあえなかったことの間には何の因果関係もないよね?
それなのに「国王がアリーチェ様を殺したも同然」ってどういう理論なのよ。まあ、法を法とも思わないこの頭のおかしい大臣に道理など説くだけ無駄ですね。
でも、その場にいない上司や自分の部下を悪く言う事で、相対的に自分を良く見せようとしたり、自分に対する責めを回避しようとする人って実際にいるよね。自分を誇れるものがないから、そうやって周りを下げることでしか自分を誇示できないのでしょう。実に哀れな人です。
ただ、現実世界では憐れむだけに留めておいてあげますけど、ゲームの世界でぐらいは留飲を下げさせて欲しいものですよね。つまり、攻撃させてください!発砲を許可してください!!
クズ大臣「おやおや、私とした事が!お気にしませぬようにマールディア様!さ!折角戻られたのです。国王のもとへお立ち寄り下され」
ここまで大量のヘイトを稼いでおいて、流石にただで済むわけないよね?私は後でちゃんとカタルシスを得られるんだよね!?このままこの大臣が何の報いも受けずに終わったら、クロノトリガーに対する個人的な評価が著しく低下しちゃうよ!?
はぁ・・・やっとどっかいきました。
で、まあ・・・マールの件は一先ず置いておくとして、元死刑囚にして脱獄犯の私や逃走援助犯のルッカを前にして、王国の兵士達はどうお考えなの?
兵士「めでたき千年祭でもある事だし、あずさはとりあえず、執行猶予にしておけとの王のご命令だ」
死刑なのに執行猶予が付くの!?まあ、中国には執行猶予付きの死刑というものが存在するらしいけどね。リアル「次やったら殺すよ?」ですね。
っていうか、本当に裁判の意味がないね・・・結局、国王が独断で量刑を変更したってことでしょ?それ以前に私は無罪だったはずなんですけどね!?何が「国のルールには例え王や王女でも従わなくてはな」だよ!!
正直、私達はラヴォス討伐とかやってる場合じゃないと思うのですよ。ラヴォスなんて倒したところで、自分達の生活には何のメリットもありませんからね?そんなことよりも、この腐敗しきった王政を撤廃し、いまこそ市民の手で革命を起こすべきです!
何はともあれ、城内を自由に歩き回れるようになりました。
これで、本来の目的であるガルディア城内にある不思議な力で封印された箱を探すことができます。
と、城内探索を始めて間もなく・・・西側奥の警備を担当している兵士経由でピエールさんなる人から呼び出しが。
ピエールさん?誰だろう・・・
あぁ!ピエールさんって私の弁護をしてくれた弁護士さんでしたか!その節はお世話になりました。
ピエール「私の話も聞いて下さり、王女誘拐の罪はなかった事と・・・時間はかかりましたが、ようやっと使命を果たせました」
私が脱獄した後も私の弁護活動を続けて下さっていたのですね。とてもありがたいことです。
っていうか、法廷で無罪となったはずなのに、実質的な無罪を勝ち取るためには国王の説得が必要になるとは・・・法も何もあったものではありません。
ピエール「それにしても大臣殿の様子がおかしい。我々はその件に関して話し合っているんです」
え!法廷で私の弁護をしてくださっていた時から敏腕だとは思ってましたけど、まさかここまで敏腕弁護士だったとは!いや最早、弁護士の仕事というよりは、警察の仕事であるような気もしますけど。
ただまあ、さんざんピエールさんをもてはやしておいてからなんなんですけど、大臣はあんなあからさまに不正を働いているっていうのに、何故今の今まで野放しにされていたのか。
ピエールさんの仲間A「刑務所にいた兵達は大臣殿の口利きで城に来た者達だ」
ピエールさんの仲間B「裁判で王様を焚き付けたのもおそらく大臣殿・・・」
ピエールさんの仲間C「刑務所の兵達はどうにもいけすかなかった。時々、俺達を冷たい目で見やがった。まるで人間じゃない目つきでな」
ピエールさんの仲間D「ドラゴン戦車を作るよう命じたり・・・あの頃から大臣殿は変わってしまった」
まーた大臣が魔物と入れ替わっちゃってるパターンなのか。
ただ、幾ら大臣が偽物でも、国王が悪くないという事にはなりません。むしろ、本物である分、大臣よりも質が悪そうですね。
まだ不思議な力で封印された箱を見付けられていませんが、大臣が報いを受ける流れをしっかりと確認できたので、今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
だんだん、あずささんの本領が発揮されてきましたね。
これからのストーリーが、どう考察されていくか、
楽しみでもあり、不安でもあります・・・。
クロノ・トリガーが発売された当時、特集雑誌の中で
開発スタッフの方が、このゲームで好きな場所として
「主人公達の実家」をあげておりました。
主人公たちが大変な冒険をしていても、実家を訪れると
いつも通りの日常があり、家族が迎えてくれる、
そんな雰囲気を感じられるから、だとか。
雑誌を無くしてしまって、正確な表現が分からなくて
すみません。
ちょーど次々回に主人公の実家特集(?)が組まれておりますので、もしよろしければ・・・