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皆さんこんにちは。
ラスボスとの戦闘直前という最後の最後で記事を分けたにもかかわらず、今回で終われる自信が全くない伊達あずさです。
どう考えてもフォーナインで(99.99%)終わらないと思います。本気を出せば、クリア後にも3話分ぐらいは書けそうな気すらしますよ。
では、このよくわかんない物の中にマ神がいるらしいので突入したいと思います。
マ神「久しぶりだな、あづさ。君にはついこの間のことだが、私にとっては20年ぶりというわけか」
何で不慮の事故でくるってしまったはずの時間跳躍の距離までしっかりと把握できているのでしょうね。単に今まで私達が姿をくらませていただけかもしれませんよ?
あづさ「きさま・・・これがきさまの正体か!」
マ神「遥かな昔、我々の先祖は星からやって来た。この船でな。そしてその力は今、我がものとなった。マ神の血を引く私のものにな」
ミケーネ「マ神・・・」
マ神「ミケーネ・バッハよ。お前の横に立ちたる者はこの世界の人間ではない」
ガイナスター「どういう事だ!」
え!?前にリザーラさんが私の正体についてあれこれいったときに、私自らうっかり口を滑らせてたよね!?なんで今更そこに驚くの??
マ神「ガイナスター・バウム・ガラマニアス4世よ。この男は我が先祖すら知らぬ遥か遠い世界からやって来た。もっとも、そこが世界と呼べればだが・・・ともかく、その者はお前達とは全く別の存在なのだ」
あづさ「・・・」
ここにきて拍子抜けするほどぼんやりした回答を提出してきました。要するにマ神さんも私のことはよくわからないってことで、ファイナルアンサーですか?まあ、恐らく誰もこれに関する答えなどもっていないのでしょうね。このシナリオを考えた人も含めて・・・
マ神「そんな者と一緒にお前達は戦えるのか?」
はぁ?目の前には明確に自分達を滅亡させようとしてる敵がいて、隣には出自こそ不明ですが、それを倒そうとしてくれている味方がいるわけです。仮に出自不明の人に疑いの目を向けるにしたって、まずは目の前の敵を倒した後の話になるんじゃないの?
ガイナスター「戦えるさ」
マ神「何!?」
ミケーネ「あづさが何者であれ、この世界を救うためにやって来てくれたんだ。あづさは俺達の仲間だ!」
あづさ「皆・・・」
何か無理やりいい話風にしようとしてるけど、全然いい話でもなんでもないからね!?
大体、マ神は何故その理屈で今すぐ仲間割れさせられると思ったの!?そもそも、自分だってミケーネやガイナスターから見たら、十分出自不明の存在なんですけど?もうやめようよこういう意味不明な茶番は。それでなくても既に出血多量で死亡寸前なのに、これ以上傷口を広げないで!
マ神「・・・しかしお前達がどうあがこうと最早我は復活した。そして我の決定は誰にも変えることはできない。それが運命というものだ」
今さっき早速計算外のことが起こってるのに、その理論は既に破綻してると思うんですけど。後、そんなに余裕があるなら、変な茶番は止めろ!
あづさ「変えられるさ。今までそうしてきたように、これからも、そして、今もそうするさ。歴史は人が作る。運命は変えられるんだ!いくぞ!皆!これが最後だ!!」
自分で言ってて恥ずかしくないの?結局なにひとつ変えれていないから、今こうしてマ神と戦ってるんだよ?我が事ながら、馬鹿は休み休み言って。本当に一切の休みなく、ここまでず~~っと馬鹿なことばかり言い続けてきましたよね。77話にも渡って!流石に私も疲れたよ。
そんなこんなでマ神と戦います。
本体っぽいものをぼかぼか殴ってたら、急に周りのヤツを先に倒せって誰かに怒られた。
どうやらこれのことみたいですね。
ケインと戦った後、回復させるの忘れたまま戦っちゃったせいで、流石に戦闘中、ちょうてんげん(全員のHPを999回復)を1回だけ使っちゃったけど、まあ、その程度です。
しょっぱなからどでかい倒せてないフラグを立てちゃいましたね。でも本当に倒せちゃってたんだなぁ・・・これが。
マ神「あづさよ。我が終焉のための余興にしてはなかなかであったぞ・・・」
ガイナスター「なんだ、この揺れは?」
マ神「運命の時が来た。今私は定められた歴史に従い、自らのシステムを解放した。グラン世界の歴史は私の手によって遂行、完了された」
あづさ「きさま、エネルギーを暴走させたと言うのか」
マ神「歴・・・は、変えては・・・ならない・・・アサシナは・・・グラン世界は・・・滅亡す・・・だ・・・」
ミケーネ「くっ!だめなのか!?」
あづさ「この上に部屋がある」
世界記「そこが最終制御室だ」
世界記、ようやく喋ったよ。
あづさ「そうか、まだ鬼鈷があった」
世界記「この選択が全てを決める」
あづさ「・・・」
え??ここから何があるって言うの。
世界記「マ神が暴走させたエネルギーはグラン世界を滅ぼすには十分過ぎる。急ぐのだあづさ」
え?選択っていうのは???
あづさ「しかし、鬼鈷を挿すところが2つあるぞ」
世界記「この船はグラン世界の全ての天使にエネルギーを送り続けてきた。左はそのエネルギーを完全に停止させる。この世界の天使は全て動かなくなる」
あづさ「右は?」
世界記「エネルギーの流れを通常に戻す。これまでと同様に世界の混乱は続くだろう」
あづさ「混乱・・・」
世界記「お前の選択がこの世界の運命を決める」
どっちもデメリットしか提示しないのね。そもそも、何で天使が動いていると世界が混乱するのよ。その理由を詳しく説明してみなよ!
この世界って、ザ神の恩恵がなければ子供は皆死んじゃうんじゃなかったの?それなのに天使を全部停止させてしまったら、何れ人類は滅亡しちゃうよ?
どう考えたって右以外の選択肢なんてないと思うんだけど・・・マ神が登場したせいでザ神って悪者じゃなくなっちゃったもん。そして、前も言ったけど、ザ神信者とゲ神信者っていうほど対立してませんからね?
ミケーネ「止まった・・・」
この結果、世界記に記されている825年の記述が書き替わりました。
ガイナスター「助かったのか・・・」
世界記「これで一応の決着はついた。グラン大陸の滅亡は歴史から消え去った」
あづさ「良かった・・・」
あづさ「皆、グラン大陸の滅亡は無くなったぞ。俺達は運命を変えられたんだ!」
ミケーネ「そうか!?助かったのか!やったな!ガイナスター」
ガイナスター「おお!これも皆あづさ、お前のお陰だ!」
世界記「あづさ、そろそろ時間だ。お前に与えられたのは20年間だけだ。これ以上この世界に留まる事はできない」
ガイナスター「誰だ!」
ミケーネ「いや・・・知っているぞ。あづさ、君に時々語り掛けていた声だな」
あづさ「そうだ・・・」
ガイナスター「そいつは一体誰なんだ。そしてあづさ、お前は一体何者なんだ!」
ミケーネ「そうだあづさ。説明してくれ、俺達は・・・仲間じゃないか!」
あづさ「俺は・・・」
世界記「君達に説明する必要はない」
ガイナスター「なんだと!」
ミケーネ「そうなのか、あづさ」
あづさ「・・・すまない、皆・・・」
ミケーネ「まあ、いいさ。それよりも早く帰ろう。ケインやマ神にメチャクチャにされたこの世界を一緒に立て直してくれ」
え?さっき、世界記の声が聞こえてたんじゃないの?
ガイナスター「そうだあづさ、俺達と共に生きよう」
こっちの世界の人としてスカウトできると思ってるってこと?
あづさ「できれば俺もそうしたい・・・けれど、俺は俺のいたところに戻らなければならないんだ・・・お別れの時が来たようだ。俺の旅はここで終わりだ」
ガイナスター「おお」
ミケーネ「あづさ・・・」
赤い玉「さようなら、皆。これからの歴史は君達の手で作り上げてくれ」
こうして私は世界記と共に、元居た世界へと戻って行ったのでした。
ガイナスター「あづさ・・・」
・・・
ミケーネ「はい、ケインがいなければ奴等は人形も同然でした」
ミジュア「そうか・・・あづさ殿の決断がどんな意味を持つかはこれからの我々のやり方によって変わっていくのだろう」
ミケーネ「これからの歴史は我々の手で作れというのがあづさ様の言葉でした。そのことをいつも心の中に留めておきましょう」
ガイナスター「いや、今は止めておこう。しかし、このグラン世界の王となるのはこのガイナスターだ」
ルウ「フフフ、あなたは昔から少しも変わっていないわね。初めてあった頃から・・・」
ガイナスター「そうだな・・・偶には我々自身の歴史を振り返って見るのも悪いことではないかもしれん」
ルウ「そうね・・・」
ルウが一瞬だけ、サマンになってたね・・・
ファル「ええ、アサシナ帝国による被害は予想を遥かに上回っています」
リボルガン「こんな時こそあづさ殿の力が必要なんだが、運命とは皮肉なものだ」
何でそこで私の名前が出てくるの?一応、元国王ですから、アサシナに頼られるのはまだ理解できますが、ジュザリアに頼られる道理なんて全くないと思うんだけど!?そもそも、私ってジュザリアと一切何の関係もなかったよね!?
ファル「そうかもしれません。でも、あの人は言ってました。運命は変えられる、と。そしてもしかしたら、ザ神など消えてしまえば良かったと思うことがあるかもしれません。でも今は、あの人の選択が正しかったと信じたいのです」
一体どういう状況でザ神が消えてしまえばいいだなんて思うことになるの?ザ神が一体何をしたっていうのよ・・・敵として出現する野良天使がウザイとかそういうこと?
サマン「おばさん、あたし結婚なんて・・・」
世話好きなおばさん「なーに言ってんだい。いつまでもレジスタンスなんてほこりっぽいことしてないで、早く結婚しちまいな!それが幸せってもんだよ。それともリザーラさんのことを気にしているのかい?」
サマン「そんな事ないですよ。姉は悪くなかったって事はミケーネさんが皆に言ってくれたから・・・」
世話好きなおばさん「そうかい・・・じゃ、またよらせてもらうよ。あ!道具屋のマッセンなんか・・・」
サマン「また今度にしましょう」
世話好きなおばさん「そうかい・・・じゃあね!」
サマン「結婚か・・・お姉ちゃん。あたし生きてみるよ。一生懸命。そうすれば今日より明日が、明日より明後日がもっといい1日になるだろうから。せっかくあづさが守ってくれた世界だもの。あたし、生きてみるよ」
最後にこれまでのシーンがダイジェストで流れ・・・
エンドロールです!
これまでであれば、「グランヒストリア 幻史世界記」これにて終了・・・とかいって、終わっちゃうんですけど、当然、終われるはずがありません。次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。