ライブ・ア・ライブ：スーパーファミコンのプレイ日記＃15

投稿日：2020年4月14日

皆さんこんにちは。
コールドスリープを要するほどの長距離宇宙輸送を生業とする場合だと、職場恋愛以外難しいのかもしれないと、コギトエルゴスムの乗組員達に同情し始めた伊達あずさです。
コールドスリープが必要なくらいの長距離を飛ぶわけですから、コギトエルゴスムはそれなりに高速で飛行し続けているはず。つまりそれって、地球よりも時間がゆっくりと進んでいるってことなのですよね。
となれば、輸送距離次第では1回の往復で地球上の知り合いが死滅してしまう可能性すらあるのに、地球に残した恋人と恋愛を成就させるなんて夢の夢です。確かにこれでは職場恋愛もいたしかたないのかも・・・

せめてコギトエルゴスムの母星が地球ではなくガルガンチュアの影響下にあるミラーの星みたいな高重力場にある星なら、航行中の宇宙空間と母星との重力差による時間認識のずれと高速移動による時間の遅延とが相殺されるため、まだましだったんですけどね。まあでもその場合は「もう少しで着くよ！」っていう減速期こそコールドスリープしないとまずくなりますけど・・・
そもそも、こんな人1人の人生を大きく変えてしまうような長距離輸送船が未だ有人のままであることこそが真の問題なんですよ！

と、コギトエルゴスムの存在そのものを否定し始めたところでゲーム再開です！
今って、部屋の外にベヒーモスが待ち構えているという結構な危機的状況なんですよね・・・

恐る恐る部屋の外を覗いてみると、ベヒーモスの姿が見えません。どっかいっちゃったみたいですね。
さて・・・恐らくカトゥー達はコールドスリープ用のカプセルがある部屋に行ってるのだと思いますけど・・・抜け駆けして1人で船長室を覗きに行っちゃおうかな。

その前に～前回カークが亡くなったことで彼用の生活用モジュールが自動的に解放されたことを思い出し、船長室の隣にあるヒューイの生活用モジュールからお邪魔してみることに・・・案の定、カークの部屋同様名前を入力するだけで簡単に入室できました。

ヒューイの部屋の中で日記を発見しました。どうやらこの船では故人のプライバシーは保護されないみたいです。

X月X日
前回の地球で受けた試験の通知が間もなく送られてくる。
合格すれば僕も晴れて船長だ。皆にはまだ内緒にしている。地球に着いたら話そう。
そうなれば少し寂しいがこの船ともお別れだ。船を離れる前にもう一度レイチェルとゆっくり話がしたい。

宇宙間通信 X月X日
差出人宇宙船舶管理局資格試験結果のお知らせ

拝啓
貴殿は誠に残念ながら今回の船長資格試験には不合格となりましたので、ここにご報告します。
次回の試験予定日は6カ月後の予定です。
宇宙船舶管理局

ヒューイの日記を盗み見た結果、ヒューイがレイチェルに未練たらたらだったことと、こっそり受けた船長試験に不合格だったことが判明しちゃいました。しかし、不合格通知に次回の試験予定日なんて付けて送ってくるものなんですね。わざわざそんなことを書かれると、「惜しかったから次頑張って」と言われているような気分になっちゃいます。

次は本命の船長室です。

メインコンピュータから教えてもらったパスワードを入力してみるも・・・

何故か開きません。あれ・・・パスワード間違えてないはずなのですが。
っていうかさ、メインコンピュータが船長室のパスワードにアクセスできちゃうってことは船長室のロックだってメインコンピュータが管理してるってことですよね？だったら、パスワードを教えてくれなんていうまどろっこしいお願いをせずに、船長室のロックを外してくれってお願いした方が良かったのでは！？

端末室にもどってメインコンピュータを問いただすも、間違いないの一点張り。いや、もうパスワードの正誤はどうだっていいから、今すぐ船長室のロックを解除して！！

ポンコツなメインコンピュータを修理してもらうべくカトゥーの元へ向かおうとコールドスリープ用のカプセルがある部屋へ行こうと思ったんですが、部屋の前にはベヒーモスが！かわします！！

無事、カトゥーと合流することができました。そして、端末室でパスワードを聞き出し、船長室へ向かってみたものの、教えてもらったパスワードではロックが解除されないどころか、メインコンピュータがポンコツ過ぎて言うことを聞いてくれない旨を報告しました。
これ報告を受けて、全ては船長室の中を確認することで明らかになると判断したダース伍長。船長室への強行突破を決断します。

カトゥーが頑張れば強引に開けられないこともないみたいです。そういえば、レイチェルが籠城したときもこじ開けてましたっけね。

作業終了後、ドアをこじ開ける際に使用したパワージャッキをカトゥーが譲ってくれました。(譲ってもらったというよりは持たされただけですけど)
尚このパワージャッキ・・・バッテリーには限りがあるらしく、早々何度も使用することはできないみたいです。これがあればポンコツメインコンピュータがある部屋にも入れるんじゃ・・・

そう思って1人(体？)3階にあるメインコンピュータカプセルへ向かってみたのですが、残念ながらここのドアには使えないみたい・・・良い考えだと思ったんだけどな。絶対にあのメインコンピュータ壊れてるもん。

そんなこんなで大分遅れて船長室へ入ってみると、床に船長が倒れています。どうやらすでにご臨終のようです。

船長の死を確認したダース伍長がカトゥーに詰め寄り始めます。まあ、ダース伍長からしてみれば、残っているのがカトゥーだけとなってしまったわけですし、カトゥーを疑うのも無理はありません。
状況だけ見れば、カトゥーはカークの事故時にも直ぐ傍に居た上、他のメンバーより先にコールドスリープから目覚めちゃってますからね。
でもなぁ・・・私にはカトゥーが犯人とは思えないんですよね。何より動機がありません。とはいえ、私の様に神の目(メタ視点)を持たないダース伍長が船員達の間にいがみ合いが動機となった可能性だってあると勘繰ってしまうのは仕方のないことです。