インターステラーを観た感想と評価:映画考察

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皆さんこんにちは。
映画を観る際にはお菓子が手放せなくなってしまった伊達あずさです。
今回ご紹介する映画は・・・
インターステラー(Interstellar)」です。

いつものように作品情報から。

インターステラー
原題:Interstellar
ジャンル:SF
製作国:アメリカ、イギリス
公開年:2014年
監督:クリストファー・ノーラン

概要:定期的且つ、短い期間で起こる砂嵐、作物の間で蔓延する疫病。様々な環境の変化により地球は人間が住み続けることができる星としての寿命を迎えようとしていた。そんな中、秘密裏に活動を続けていたNASAにより別の銀河へと繋がっている可能性をもつワームホールが新たに発見される。そのワームホールを超えた先で人間が移住可能な惑星を探しだすという前代未聞のプロジェクトが進行していた。過去に旅った新惑星探索隊から居住可能な惑星を発見した際に送られる信号が3つ届いているらしい。主人公達は信号が送られている惑星の最終的な移住可否判定と新惑星での新たな人類の再生という2つのミッションを手に宇宙へと旅立つ。

久しぶりに聞いたことがある映画を借りてみました。
多分テレビのCMで流れていたのかな?
TSUTAYAさんにも相当数のDVDが並んでおり、この所借りていたDVDとは一線を画すほどの人気作であるようですね。
その人気をDVD&Blu-rayの貸出本数で表すと、何と208本もありましたよ!
今まで私が考察を書いていた映画って10本ぐらいしか貸出本数がないような映画ばっかりでしたし、20倍以上も人気に差があるってことになりますね。
さて、そんな「インターステラー」に対するおすすめ度は・・・

おすすめ度(5段階):★★★★

さすがに人気作というだけあって、かなりの高評価ですね。
久しぶりに引き込まれるものを感じる映画でした。
しかも、限りなく「★★★★★」に近い「★★★★」であるといえるので、今までの作品の中ではトップクラスと言ってもいいでしょう!
ではなぜ、「★★★★」にしてしまったのかといいますと・・・
正直作中の表現が異常なまでに難しいのですよ。
どうやらこの映画は、理論物理学者の方が製作総指揮を務めているほど、可能な限り科学的な根拠に基いて制作されているようです。
確かに映画の中身をあまり深く考えないように努めて見ていれば気にならな・・・ければいいんですけど。
結構重要シーンにバリバリの科学理論が盛り込まれちゃっているのですよね。
これをまともに考え始めると、「ちょっとどういうことなのかさっぱりわからないんですけど」という感じになってしまって何のことやら分からない映画になってしまいます。
しかもそれがラストに向かうにつれ、どんどん難しくなっていくんですよね・・・
なので全体的な水準は非常に高いものの、最後の最後でかなり人を選んでしまう作りになってしまっている気がします。
その惜しさによって★を1つ引かせていただきました。

ここからはネタバレを含みますので、これから見る予定がある人は「インターステラー」を見終えてからにしてくださいね!

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

主人公:クーパー
主人公の娘:マーフィー(マーフ)
主人公の息子:トム
重力の研究者:ブランド
ブランドの娘:アメリア
ロボ1:ターズ(TARS)
ロボ2:ケース(CASE)
乗組員1:ロミリー
乗組員2:ドイル
ラザロ計画のチーフ:マン

考察・感想(ネタバレ含む)

インターステラーは非常に難しい映画です。
いえ、確かに今まで考察してきた映画もある意味で難しい映画ばかりでしたけどね・・・
この映画はストーリー展開が難しいというよりは、映画中の科学的な描写が難しいのです。
リアリティを追求する監督の強い意志を感じますが、とことんリアリティを追求していた結果、逆に観ている側からリアリティがこぼれ落ちていってしまっているような・・・

例えばです。
ドラえもんを観ていて、ドラえもんたちがタイムマシーンにのって未来に行く描写をした時、観ている方は特にタイムマシーンの原理なんて気にせずに観ているわけです。
ですが、もしリアリティを追求してタイムマシーンの原理に対する科学的な描写を行った場合どうなるでしょう。
アインシュタインの一般相対性理論やらシュレディンガーの方程式やらの複雑怪奇な数式が並び、専門家ですら100%理解できているかもわからない現象をとうとうと説明されたところで、一般人はその理論と現実世界の接点が見いだせず、逆に夢の世界のお話に思えてしまいそうです。
しかも、どれだけ科学を駆使した所で現実に再現することは不可能ですしね・・・今現在の科学力では・・・

要するに、SFの部分について科学的根拠に基いて親切に説明するので、逆に気になるものの、気になったところで難解すぎて理解できないどころか、むしろそこに気を取られてしまい、観る側の集中力を欠いてしまうという状態に陥っているのです。

じゃあ、難解すぎて理解できない「科学的な部分」について考察すれば!という気もしますが、インターステラーは非常に有名な作品のようで科学的な考察はほかのサイトでも沢山されていることでしょう。
まして、私は相対性理論に詳しいわけでも好きなわけでもありません。
むしろ、難解な数式を見ると寒気すらします。

そもそも、理解できない部分がそのままになっていることが問題なのです。
正直、実際に現代科学に沿っているかどうかなんてどーでもいいわけです!
自分が「あ~納得できるわ~」って思えればそれでいいわけです。

ですので、今回の考察では「複雑な数式も難しい言葉も一切使用せず」何となく分かったような気になる「伊達あずさの妄想理論」を駆使してインターステラーの重要キーワードである「重力と時間」を大解剖してみようと思います!

これから先はインターステラーの中で辻褄が合うように伊達あずさ個人が勝手に妄想した理論です。
実際は全くの見当違いかもしれませんし、奇跡的に現代科学に沿っているかもしれません。
読んだ皆様がインターステラー内の描写について「何となく納得できた!」って思えるかどうかだけに重きをおいているので、むしろこれは説得です!
よって、学校や職場で友達にここでみたお話を得意げにした場合、嘘つき呼ばわりされるかもしれませんのでご注意を!!

では以下、「伊達あずさの妄想理論」です!

重力って何?

インターステラーの最重要キーワードとなっている重力。
そもそも、重力って何なのでしょう?
一般人の私が考えるに、物体が物体を引き寄せる力とか質量が大きい物が質量が小さい物を引っ張る力とか、漠然とそんなイメージがありますよね?
でも、インターステラーの作中では重力と時間の関係が頻繁に出てきます。
例えば、クーパー達が最初に行ったミラーの星では、1時間が7年になってしまうほどの重力にさらされた星のようです。
でも、なんで物を引っ張る力が時間に影響するの?
いまいちピンときませんよね・・・

そこで、大胆に重力の考え方を変えてみましょう!
ここでは、重力を「全次元軸を歪ませる力」なんじゃないかと仮定してみたいと思います。
次元軸とは「縦、横、高さ」みたいなものだと思って下さい。

物理的な3次元人の私達でも理解しやすいように2次元人の世界で考えてみましょう。
ここに2次元人の宇宙空間があるとします。
ここに生活する2次元人には縦軸と横軸の概念しかありません。
でも、それを観測する3次元人である私達は高さの概念があることを知っています。
この、2次元の宇宙空間に鉄の球を置くとどうなるでしょうか?
インターステラーを観た感想と評価:映画考察_挿絵1インターステラーを観た感想と評価:映画考察_挿絵2
多分、3次元人である私達からみると、2次元世界が高さ方向に沈んで見えますよね?
高さの概念がある私達からすれば、鉄の球が落ちている所は他に比べて低くなっているため、近づくと底の方へ向かって落ちてしまいそうです。
でも、2次元人達には高さの概念が無いため、鉄の球によって歪んだ空間を見ることができません。
なので、円(鉄の弾の接地面)に向かって何故か引き寄せられているように感じるはず!
この「2次元平面を歪ませている力=重力」なのではないかということです。
インターステラーを観た感想と評価:映画考察_挿絵3
これを私達の世界に置き換えると・・・
先ほどの鉄の球=地球だとしてみましょう。
宇宙空間に浮かぶ地球は私達には球体に見えます。
特に地球があることで周りの空間が歪んでいるようにはみえませんけど、何故か地球の方に吸い寄せられてますよね?
きっと地球があることで、4次元軸の方向に空間が歪んでしまっており、近づいた私達は歪んだ4次元方向に落っこちて(?)しまっているわけですが、3次元軸方向の移動しか感じ取れない私達には、地球の方に吸い寄せられていると感じてしまうのでしょう。
・・・まあもちろん、地球のほうが圧倒的に重い(重力が強い)ことが前提ですけどね。
もし、貴方が地球に匹敵する重さを持っていた場合は、地球の方も貴方の重さで歪んでいる空間の方に転げ落ちてくるので、お互いが引き寄せ合う事になりそうですね。

時間って何?

さて、重力が何かっていうことについて仮定してみたものの、まだ時間との関係がイマイチなままです。
仮に仮説通り重力が全次元軸を歪ませていたとして、それと時間には何の関係が?

ここでも、大胆な発想が必要そうですね。
私達は時間は不可逆のものだと考えています。
時間とは過去から未来へ向けて一方方向に流れていくものだと・・・
でも、果たしてそうなのでしょうか?
ここでも、3次元人の私達が理解しやすいように2次元の世界で考えてみましょう。

2次元の世界は平面です。
よって、同一平面上に複数の平面を表現することは不可能です。
私達の世界でいうならば、目の前に居る猫が居るのと全く同じ場所に、他の猫を置くことは不可能ですよね?
ですが、3次元人である私達には2次元平面を高さ方向に複数存在させることはできます。
言わば、パラパラ漫画のようなものです。
高さ方向に積み上げられた平面の束。これを一定の速度でペラペラめくっていくと、平面に描かれた絵がまるで動いているように見えるはず。
この平面をめくっていく行為自体・・・つまり、パラパラ漫画の積み上がっている高さを時間と仮定します!
2次元人には高さの概念が無いため、積み上げられた他の平面に影響をおよぼすことができません。
よって、3次元人の私達がぺらぺらとめくった場合、めくったことによって生まれる差が時間となって2次元人には感じられるのです。

ちなみに、3次元人の私達にはページの流れに逆らって前のページを見ることだって可能ですよね?
もし、4次元人がいるとすると、パラパラ漫画のページを戻すように私達の時間を自由に移動できるかもしれません。
2次元人の時間が私達3次元人の高さであるように、4次元人には私達の時間軸すら物理的な軸(縦、横、高さの次の軸)として認識されているかもしれないということです!
インターステラーを観た感想と評価:映画考察_挿絵4

重力と時間の関係

さて、では本題です!
ではなぜ、重力は時間の進み方に影響を与えるのでしょうか。

ここでも、2次元世界で考えてみましょう。
2次元世界では上から下へ向かって時間が流れるのが自然(もっともエネルギーを必要としない自然法則)とします。
ここに重力が加わると、下へ向かって(自然な流れに沿って)平面が沈みます。
さて、このとき重力の影響下にある(平面が沈んでいる)人にとっての時間はどのようになるでしょうか。
平面の上に居る人も、沈んだ位置に居る人も、時間の流れ(つまり高さ方向への自然遷移)は一定です。
しかし、沈んだ位置に居る人は、高い位置に居る人より、高さ方向的に下にいることになります。
沈んでない人の時間速度=自然に下に移動する量(通常の時間経過)
沈んでいる人の時間速度=自然に下に移動する量+重力によって下へ移動した量
つまり、沈んでいる人は重力による影響分だけ、速い速度で未来へ向かって進んでいるということになります。
インターステラーを観た感想と評価:映画考察_挿絵5

これと同じようなことが私達の世界(3次元世界)でも同様に起こるはず。
例えば、私と蘭丸さんが2秒分速く未来へ進んでしまう重力圏の縁まで行ったとします。
そこで、私が1人で蘭丸さんの元を離れて重力圏内に移動した後、蘭丸さんの元へ戻ってみました。
この時、重力圏内に移動する時間に1秒、重力圏内に2秒滞在したとします。
(重力圏内に移動している間の重力による影響は無視します)
すると2人の時間感覚はどのようになるでしょうか。

私は移動時間2秒(行き1秒 + 帰り1秒) + 滞在時間2秒間の計4秒だけ蘭丸さんの元を離れていたと感じています。
しかし、重力圏内に居る間の私は蘭丸さんの3倍(1(自然) + 2(重力))速く未来に進んでいるのです。
よって、私にとっての4秒後の世界に蘭丸さんが追いつくためには蘭丸さんの体感時間で8秒必要になってしまうのです。
もしも蘭丸さんがリアルタイムに私の姿を確認できたとすると、蘭丸さんには私の動きが遅く(1/3倍速)見えていたはずです。
インターステラーを観た感想と評価:映画考察_挿絵6

インターステラー内の描写でいうと・・・
ガルガンチュア(ブラックホール)による重力の影響を受けていない人(ロミリー)とガルガンチュアの重力圏内にあるミラーの星にいった人(クーパー)の時間的な関係はロミリーからみてクーパーは物凄く4次元軸方向に空間が歪んだ位置に居るため、クーパー達が1/61320(1時間/7年)倍の低速度に見えるわけですから、クーパー達の体感時間をロミリー視点で消化すると61320倍の時間経過を待たないとなりませんから、ロミリーだけ歳をとっちゃったのですね。

4次元立方体って何?

主人公クーパーとロボ1のTARSがガルガンチュアに突入した結果、謎の4次元立方体空間に突入してしまいました。
これってなんなの?って思った人は少なくないはず!

これは、私が推測するに「3次元空間の束」ってことになりますね。
先ほど、2次元人の時間は私達にとってパラパラ漫画(平面)の束のようなものだと言いましたが、そうだとすると、3次元人である私達の時間は立方体の束になるはずです。
しかし、3次元人である私達には4つ目の軸を物理的に感知できないため、3次元空間では束にすることができません。
そこで、擬似的に空間を平面化することで見ることができるようにしたのかもしれません。
まあ要するに、立方体である私達の世界を擬似的なパラパラ漫画(立体に見える平面)にしたってことですね!
で、クーパーはその膨大なパラパラ漫画の中にいるマーフィーに重力を操るために必要なデータを送ったと・・・
さらに、クーパーはそのパラパラ漫画化した3次元空間の束に対し、4次元的な圧をかけて歪ませれば重力が発生することになるので、その重力の変化を信号としてマーフィーに情報を送ったのでしょうね。

さ・・・こんな感じの説明でどうでしょう!!
ちなみに私は全く一般相対性理論のことを知りませんし、そもそも宇宙とか全く興味がありません!
よって、この理論が真実かどうかにはあまり興味がありません。
ですが、何となく自分ではこういうことかもしれないな~って納得できたので個人的には満足です!
やっぱり、自分の中で良くわからないままにしておくという行為自体には抵抗があるんですよね。

という訳で・・・私の妄想理論を信じるかどうかはあなた次第です!

しかし、なんだか2次元人の話って前にもした気がしますね・・・
あの頃の2次元人と比べると、今回は手足が新たに生えていたりと何故か進化してますね。
(蘭丸さんが独自の世界観で描いてます)
私的には、次の2次元人の進化が気になるところです。

・・・最後の最後に話がそれましたけど、以上です!

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伊達あずさ
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。 ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。

インターステラーを観た感想と評価:映画考察」への2件のフィードバック

  1. ブロモ

    宇宙に興味ないとか、科学はとんとわからないとか仰ってますけどね、これまで読んだ科学雑誌よりよっぽどわかりやすく説明されてますよ!
    重力と時間の相関とか全く考えたことなかったですが、ようやく理解できました。
    インターステラーの後半、多次元空間が何となくわかったようなわからんような状態でしたが、腑に落ちました。ありがとうございました。

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