デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの死闘:Baldur’s Gate 2#29

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
うっかりセーブデータを上書きしてしまい2話分程度巻き戻ってしまった伊達あずさです。
一応、自分のプレイ日記を見ながら同じように再現したつもりだけど、ミスレスト・インで飲み物を頼んだ時に聞ける噂話はランダムみたいなので、完全には再現できていないかも・・・

前作であれだけ酷い目に遭っておきながら、セーブデータの分割を怠るとは・・・今回はオートセーブが残っていたため助かりましたが、私、本当に懲りていませんね。

では、今日も歴史のお勉強からです。

シャドーデイルの歴史、偽りの王ヨーダン

オームリー王はゼントゥリムの手の者により暗殺され、暗殺者はその代償として、戦士ヨーダンに捕らえられ殺された。ヨーダンはアシャバのペンダント(シャドーデイルの統治権を象徴する)を手にし、自分を新しい王として告知し人々の賛同を得た。人々は、ヨーダン自身もゼントゥリムの組織の人間であることを知らなかったのだ。全てが計画されていたことだったのである。

ヨーダンはツイステッドタワーを離れ、シャドーデイルの東にあるクラッグ城に落ち着いた。ヨーダンの議会はすぐにブラックネットワーク(ゼントゥリム)の組織の者に占められた。人々がついに反乱を起こしたとき、ゼントゥリムはヨーダン王政を守るための援軍を送った。サイルーンは、策略に気付いたが、戦いを好まない性格であったため、シャドーデイルを正しい道へ導ける様全力を尽くしたが、ヨーダンの邪悪な支配の間は、その手を下さなかった。

前回(シャドーデイルの歴史、オームリーの平和統治)のそのまま続きになっていますね。
相変わらず酷い日本語ですが、言いたいことはギリギリわかるかな?

ただ、前政権時代、オームリー王と共にシャドーデイルを統治していたサイルーンさんが”シャドーデイルを立て直すために全力を尽くした”のか、それとも”なんら手は下さなかった”のかははっきりして欲しいものです。
そもそも、全力を尽くしたのに手は下さないって意味が全く理解できません。文句は言ったけど実際には何もしなかったってこと?それとも、遺憾の意は示しつつも、武力行為には至らなかったってこと?
何れにせよ、シャドーデイルのトップに君臨していたような人が、ヨーダンとゼントゥリムの繋がりに気付いていながら、何ら手を下さずにいるなんて職務怠慢にもほどがあります。完璧に税金泥棒です!

デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの死闘:Baldur's Gate 2#29_挿絵1
では、泥酔状態でミスレスト・インを出たところからの再開です。

ミンスク「この土地は悪くないが、俺はブーにラシェメンの草原を見せたいんだ。そこでは雪の上を自由に走り回れる。でも、そう、吹き溜まりの中にいたらブーはちょっと変に見えるだろうな」

エアリー「あなたラシェメンから来ているのか?あそこは伝説の土地だと思っていたけど」

ミンスク「いや、ラシェメンはミンスクと同じぐらい現実のものだ。だが、ミンスクよりもっと大きい!朝日の方向へずっと行った所にある。ああ、でもそこを出てからずいぶんになるな」

エアリー「なぜ故郷から自発的にこんな遠くまで旅立ったんだ?私は故郷からさらわれて、選びようがなかった」

ミンスク「俺はデジェマの途中だった。俺が大人である事を証明する旅だ!そう、二人連れの旅だった。俺とウィッチとの!ダイナヘールを警護をし、家に無事送り届けるのが俺の役目だったんだ。ああ、ブー、俺はラシェメンには戻れない!俺はふさわしくないんだ!俺は男じゃないし、お前はハムスターじゃない・・・俺達は負けたんだ!ああ、なんて悲しいんだ!!」

エアリー「泣くなよ・・・あなたとブーは勇敢に戦ったんだ!あなたが倒した敵の数は数え切れない!ダイナヘールも喜んでいると思うよ・・・」

ミンスク「あんた達は親友だ、あんたとあずさは・・・ミンスクはお願いがある!あんた、俺のウィッチにならないか、エアリー?ブーと俺はウィッチと一緒じゃないと存在価値がないんだ・・・」

エアリー「ミンスク、私の守衛となるのなら、私はウィッチになるよ。デジェマの旅も無駄じゃないし、ダイナヘールの仇も討つんだ」

ミンスク「俺の剣、魂、ハムスター・・・その全てを・・・俺のウィッチ、エアリーに言質として捧げる・・・聞いてるか、悪者め!?ミンスクには新しいウィッチが出来たんだぞ!!ざまあみろ!!」

外に出た途端、なんか凄い展開になったんだけど!?
エアリーさんがダイナヘールさんの後を継いで、ミンスクさんのウィッチになってしまいました。別にそれ自体はお二人の自由ですけど、これによってダイナヘールさんのときみたいに、二人を分離できなくなってしまうのは困ります。

それはそうと・・・ミンスクさんの故郷であるラシェメンに対するエアリーさんの認識って”伝説の土地”レベルだったのですよね?にもかかわらず、よくラシェメン独自の風習デジェマを何の説明もないまますぐに理解できましたねぇ・・・

・・・後、ミンスクさんの故郷ってラシェ”マン”じゃなかった?
少なくとも、前作のダイナヘールさんはそういっていましたよね。
でも、ラシェ”マン”よりラシェ”メン”の方が確かに響きがいいので、今後はラシェメンということで。

デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの死闘:Baldur's Gate 2#29_挿絵2
では隣のお店へ・・・行く前に、実はやり直している最中に気が付いたのですけど、サーカスのテントで行方不明となっていたハロルドさんの奥様が夜明けと共に戻ってきていたのです!

ハロルド「あなたのしてくれた事には大変感謝しています」

ミセス・ハロルド「そう、私達の旅は全くの無駄というわけではなさそうね」

ちょっと奥さんの言っている意味が理解できませんけど、何はともあれ奥さんが見つかってよかったですね。

デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの死闘:Baldur's Gate 2#29_挿絵3
では改めて、ミスレスト・インのお隣へ。
ここも飲食店っぽいですね。ただ、客層が農民や平民といった方々ばかりですので、お店の格式は高くないようです。内装は殆ど一緒なのにね。
とりあえず、手近にいる名のある人から声を掛けてみましょうか。

アラテート・デ・ボニート「やあ、やあ!ようこそ・・・あ・・・今何時だい?朝?ようこそアラテート・デ・ボニートの朝のショーへ。才能を見てくれ!また群集からの強烈な無関心の波だ。ああ、そんなことに悩んでいたら、もう前にステージを止めているよ・・・ほとんど聴衆の願いでな、残念ながら。でも、ときどきドワーフが誉めてくれるぜ。まぁ、悪態ついて出て行くことはない、少なくとも。(フム・・・どれ・・・)涙を誘い、あなたのお時間と興味をそそる、お馴染みの悲しい物語・・・(エヘン)数々の呪文とその詠唱力を称えられながらも・・・ええい、邪魔なローブを振り払い!・・・絶えず腕を磨いてきた、騎士との昔話の歌を・・・歌好きなウィザードが、時に失敗をとがめられつつ、多数のご意見を無視して歌います・・・」

パトリシア「ギャーギャーわめくのはやめとくれ!」

アラテート・デ・ボニート「よろしい、パトリシア。耳がいいんだな・・・だが、自分の雇い人をもっと助けてやってくれないか・・・」

パトリシア「お前さんは呪文や数字を考えてればいいんだ。お前さんの役目は警備と経営顧問であって、エンターテイナーじゃないんだから。歌を聞いて欲しいんなら、よそへ行っとくれ」

アラテート・デ・ボニート「(ハア)よろしい、パトリシア。お愉しみを有り難う」

キャ、キャラが濃すぎる・・・一応、名はあるけれど、扱い的にはその辺にいる農民や平民とそう変わらないはずなのに・・・
それとこの人、パトリシアさんから「呪文や数字を考えていればいいんだ」と言われていましたけど、町中で呪文を使用する際に必要となるらしい免許を持っているってことなのでしょうか。

アラテート・デ・ボニート「歌をお楽しみいただきましょう。ですが、詩人の領域を侵すメイジには、適当な部屋ではないかもしれない」

さっきは歌好きのウィザードって言っていたのに、今度は詩人の領域を侵すメイジになっちゃったよ。
ちなみにどちらも日本語にすると魔法使いですが、ウィザードはウィッチ(魔女)の男性版にあたる呼び方で、メイジには性別による区別がないらしいです。
最近は性差のある職業名詞を忌避する風潮がありますからね。今後はメイジという呼び方に統一されてしまうのかもしれません。まぁ、魔法使いが職業としてみなされればの話ですけど。

じゃあ、次はパトリシアさんに声を掛けてみます。

パトリシア「いやあ、お嬢ちゃん。この宿にもやっと女の人が来てくれて、あたしゃ嬉しいよーーいつもあたし1人だからね。最近来るのと言えば、馬鹿なオトコばっかりさ・・・うるさくてがさつで汚いったらありゃしない。まったく!何をお持ちしようかね?」

あずさ「ここが”デン・オブ・ザ・セブン・ベールズ”という名前になった具体的ないきさつは?」

え!?ここってそんな名前のお店だったの?

パトリシア「まあ、最初から話すと、うちの主人が・・・もう亡くなったんだけど・・・ここをセブン・ベールズって名付けたのさ。あの頃は主人がベリーダンサーを雇っててさ、あたしは彼女達には辞めてもらったけど、宿の名前は、まったく別の名前に変えちまう気にはなれなくてね。でも、同じ酔っ払いどもが相変わらずやって来るのさ。もうベリーダンサーはいないんだって、気付いていないのかね。まったく!うちのリチャードったら、よくあんな連中を我慢してたもんよ!」

我ながらどうでもいいことを聞いてしまいましたね・・・

デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの死闘:Baldur's Gate 2#29_挿絵4
デン・オブ・ザ・セブン・ベールズでも、ミスレスト・インと同じサービスを受ける事ができますが、飲み物に関してはこちらの方が格段に安い物を取り扱っていますね。その分、種類は少ないけど。
まぁ、ゲーム的には高いお酒であろうが安いお酒であろうが、聞ける噂話に差はありません。あくまでロールプレイ用ですね。

デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの死闘:Baldur's Gate 2#29_挿絵5
でもって、デン・オブ・ザ・セブン・ベールズの2階。
1部屋しかないようだけど、名のある集団が占拠しちゃってますね。

メンカール・ペブルクラッシャー「ハッ!つまらない人間が、偉大な冒険者のふりをしてるぜ、ハッハー!ママがスカートの下から出してくれたのかい、お子ちゃまよ?さっさと走って帰った方がいいぜ!」

スマエルヴ・オルクスライサー「ハッ!(ヒック!)面白い冗談だ、メンカール、我が友よ!ハッ!」

プーキー「面白い冗談だ、臭い奴が良く言うよ!面白い冗談だ!」

スマエルヴ・オルクスライサー「アモン!お前の臭ぇ屁の臭いのするインプに、俺を臭い奴と呼ぶなと言え!俺の名はスマエルヴ・オルクスライサーだ!もう一度言ったら、ぶん殴ってたたんじまうぞ!」

プーキー「パパ!パパ!臭い奴がまた僕を脅すんだよ!脅かすんだ!」

ソーサラス・アモン「落ち着け、プーキー。お前のような奴を野蛮な馬鹿者と言うんだ・・・俺のファミリアをもう一度脅したら、これからはカエルとして過ごす羽目になるぞ、分かったか?」

スマエルヴ・オルクスライサー「何だってぇ!?お前はスマエルヴ・オルクスライサーの名誉に泥を塗るのか!俺が・・・!」

メンカール・ペブルクラッシャー「もういい、やめろ。お前らの口論にはうんざりだ!おい、お前、そこのつまらない人間・・・お前はもっと歓迎してもらえる所へ行け。この酒場には俺達以外の者を入れる余裕はねえんだよ」

あずさ「言葉に気を付けろ、ドワーフ。お前の侮辱を黙って聞いている俺じゃないぞ」

何故か私の一人称がおかしくなっちゃってますけど、こうやって喧嘩を買える自由があるのは良いことです。

メンカール・ペブルクラッシャー「お前は俺の言う通りにすりゃいいんだよ!さあ、我が友よ・・・メンカールとその仲間達に関わり合いを持つとどうなるか、この弱虫に教えてやろうぜ。かかれ!!」

まず、メイジらしきソーサラス・アモンをヨシモさんのバックスタブで瞬殺。6000経験値ゲット。
そのまま、ヨシモさんはプーキーを攻撃、私はスマエルヴ・オルクスライサー、ジャヘイラさんにはブレナン・リスリング、ミンスクさんにはメンカール・ペブルクラッシャーの相手をさせます。

プーキーはコンフュージョンやらダイアチャームやら非常に厄介な呪文を使ってくるので、エアリーさんにまとめてディスペルしてもらいます。
敵のからめ手さえ封じてしまえば後はもうごり押しで殴り倒すだけです。

最初に倒れたのはスマエルヴ・オルクスライサー。経験値4000。
手の空いた私がプーキー戦に参入し、ほどなく絶命。経験値4000。

ミンスクさんもジャヘイラさんも相当に苦戦していましたが、先に援護すべきはジャヘイラさんでしょうね。

ブレナン・リスリング「そういうわけだ。メンカール、俺は、お前の愚かさのせいに命を落としたりはしない。ブレナン・リスリングはお前の横柄な自尊心の機嫌をとるのに時間を費やしたくない」

私とヨシモさんが加わり、旗色が悪くなるとみるや、ブレナンさんは脱出の意思を示してきます。しかし、運悪くそう言った直後に私の攻撃が当たってしまい絶命しちゃいました。
最初から手を出さずに逃げていれば見逃してあげたのに。経験値4000。

最後に全員でメンカール・ペブルクラッシャーを袋叩きにして経験値10000です!
口だけかと思ったら結構強かった・・・特にメンカール・ペブルクラッシャーがやたら硬くてびっくりしましたよ。

さてさて、戦利品はと・・・ウォーハンマー+1、スタッデッドレザーアーマー+1、ショートソード+1、リング・オブ・インヴィジビリティ、ツーハンデッドソード、カースド・バーサーキング+3、クローク・オブ・ノンディテクション、ワンド・オブ・ライトニングぐらいかな。

あんまり良い物はないけど、売ればそこそこのお金になるでしょう。
それにしても、ツーハンデッドソード、カースド・バーサーキング+3って前作でブレージさんが持っていたやつじゃないですか。アムンではこんな危ないものが普通に流通しているの?そういえば、ブレージさんもアムンの司令官でしたっけね。

まさか、宿屋の2階でこんな死闘を繰り広げることになろうとは。
次回に続きます。

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