Studio POPPO

投稿日：2017年2月22日
更新日：2018年5月23日

皆さんこんにちは。
ゾンビ大好きっ子クラブ所属の伊達あずさです。

何時か世界に出現したゾンビと戦うため、日々、エクスカリバーを振り続けるほどゾンビを愛する私！
大量のゾンビに囲まれながらも最後まで戦いながら死んでいきたい・・・それが私の夢です。

そんな私の願いを現実的な方法で叶えてくれたのが今回ご紹介する「7 Days to Die(略称：7dtd)」です。

実は今年の年始にSteamでWinter Saleという大安売りをやっていて、その時に購入していたのですよ～
今ではSteamでもWeb Moneyが使えるようになったので、クレジットカードを持っていない人やインターネット上の決済にクレジットカードを使用するのが嫌いな私みたいな人でも気軽に購入できるようになりました。

そんなセール中に購入した7 Days to Die・・・詳しく紹介していきましょう！

このゲーム、未だに未完成

「7 Days To Die」はSteamで2017/03/22現在アーリーアクセス(Early access)として販売されています。
アーリーアクセスというのは、正式版ではない開発途中の未完成品を販売するというもので、かの有名なMinecraftなどもこの方法で当初はリリースされていました。
まあ、未完成品というだけあって、バグなどがある場合も多々ありますが、アーリーアクセスの段階で購入した場合、その後、正式リリースとなるまで無料でアップデートを受け続けることが出来るため、徐々に開発されていく(時には仕様が変わっていく)のを楽しむことができます。
とは言え、中には完成させられずに消えていく作品も結構多いため、購入・・・と言うよりは、開発者に対する投資と考えた方が良いかもしれません。

ちなみに7 Days To Dieは2013年から開発が開始されているわけですが未だアーリーアクセスのままです。け、結構経ってますね。
とは言えPS4でソフトが販売されちゃったりしていますし、何だかんだいっても完成度はそれなりに高いと言えるのではないでしょうか。
それでもアーリーアクセスのままということですから、今後もまだまだ進化の余地を残しているということなのです。

ゲームの目的・・・それはただ生きること

このゲームにはエンディングに繋がるような最終目標がありません。(PS4版にはもしかしたらエンディングがあるかもしれませんが・・・)
強いて言うならば、どれだけ死なずに生き続けることができるのかというのが目標かもしれません。

生きるための障害はゾンビだけではありません。
食べなければ飢えて死にますし、飲料を調達できなれば喉が渇いて死にます。
さらには変なものを飲み食いすれば病気にかかることもありますし、ゾンビ達の攻撃によって感染することもあります。
当然病気はそのまま放っておけばやがては死に至る・・・なんてこともしばしば。
さらには体温の概念まであり、寒い所では厚着をしなければ凍えますし、暑い所では涼しい恰好をしなければ暑さにやられてしまうのです。

この世界ではただ生きるということだけでも、なかなか大変なんです。

時も場所も選ばず襲い掛かかるゾンビ達

外を探索していると、こんな感じでゾンビ達が襲い掛かってきます。
ちょっと数が多いですが、のそのそと歩いてくるだけなので、慣れれば倒すのは比較的容易です。
ですが、ゾンビの恐ろしさは夜にあるのです・・・

何とこの世界のゾンビ達、夜になると走り出すんです！
こっちは走り続けるために体力が必要なのに、ゾンビ達はそんなのお構いなし・・・つまり、逃げきれない！！
よって、夜はゾンビに見つからないよう家に隠れる必要があるんです。

更に・・・ホード(Horde)というゾンビ達のパーティナイトが7日毎に必ず発生し、この時はどこに隠れようと問答無用でゾンビの大群が襲撃してきます。
よって、生き残るためには7日毎にやってくるホードに対して、何らかの対策を行わなければならないのですね～

ちなみに、走るゾンビが嫌いな私のような人のために、「夜でもゾンビが走らないモード」というものもあります。
が、一部のゾンビはモードによらず走るゾンビもいるので、油断はできませんけどね・・・

自由度の高い建築システム

何とこのゲーム、まるでMinecraftのように自由にブロックを配置して建築することができるんです。
上の画像では真四角のフレームしか並べていませんが、斜めのフレームなんかもあって、頑張れば結構凝った建物を作ることもできちゃうんです。

他にも、ゾンビ用の罠なども設置できるので・・・

こんな感じで対ゾンビ用の拠点なんかを好きな場所に作る事が出来ちゃいます。

ただ、Minecraftと違い、ブロックにも重力の概念が適応されているため、ブロックを空中に浮かせることはできません。
要するに・・・まったく柱の無い広い部屋を作ると、天井が崩落する恐れがあるということです。
上に乗せる素材の重さなども影響するとのことで、中々にリアリティがありますね。

素材を採集し、様々な武具や道具を作る

フィールド上の既存の建物などを探索することで、様々な素材を手に入れる事が出来ます。
集めた素材からゾンビと戦うための武器・防具、そして便利な道具を作り出す事が出来るのです。
昔はMinecraftのようなクラフト方法(素材をマス目に並べてアイテムを作る)だったらしいのですが、Minecraftに似ていると言われるのが嫌になった開発の人がリスト選択方式のクラフト法に変えてしまったみたいです。
よって、今は素材がそろっている状態で、リストから作りたいアイテムを選択すれば、一定時間後アイテムが作成されるようになりました。

もちろん、フィールド上のオブジェクトに対して、適切な道具を使用することでも素材を集める事が出来ます。
木を斧で切れば木材が手に入りますし、石をツルハシで叩けば石が手に入ります。
その他にも、土をシャベルで掘れば土が手に入るわけですが・・・そのまま掘りつづけることで穴を掘ることなんかもできちゃいます。

最終的にこんな感じの乗り物(ミニバイク)なんかも作る事が出来ちゃいます。
移動速度も速い上、アイテムを詰めることもできるので、遠くの探索も楽ちんですね～

成長するのはプレイヤーだけじゃない

このゲームのキャラクターにはレベルとスキルが存在します。
ゾンビなどを倒す、スキルの熟練度を上げるなどによって経験値が貯まり、経験値が一定値に達するとレベルアップします。
レベルアップするとスキルポイントなるものが得られ、それを使って好きなスキルを取得することができるのです。

尚、スキルには2つの種類があって、対象となる行動を繰り返すことでランクが上がっていくものと、スキルポイントの使用によってのみ習得可能なものがあります。
多数あるスキルの中からレベルアップによって得られたスキルポイントを利用し、自分のプレイスタイルに適したキャラクターを育てるのもまたゲームの楽しみになりますね。

ただ、レベルが上がるとキャラクターだけではなく、ゾンビ達もまたパワーアップしていくので変なスキルで無暗にレベルを上げてしまうと苦労することになるかも・・・

マルチプレイでワイワイすることも

Steamでマルチプレイ用のサーバファイルも無料公開されており、多人数でプレイすることもできます。
皆で協力して生き残るのも一興、皆で殺しあうも一興・・・全ては遊ぶ人の気持ち次第(サーバ主次第でもある)です。

実は日本語版が無い

私のように英語が不自由な人にとっては、ちょっと気になることが。
それは、このゲームには日本語版がないということです。
ですが、今の所このゲームにはストーリーがないこともあってか、英語が分からずともさほど苦労しません。
唯一気になるのがアイテムの効果に関するテキストですが、これも有志の方が作った日本語化ファイルがあるので大丈夫！

と言った感じで、ゾンビ好きかつMinecraft好きの私にとっては、正にぴったりのゲームなんです。
しかも、まだアーリーアクセスなのにも拘らず既にMODも多数存在していて、デフォルトのルールに飽きた場合の救済要素もばっちりです。

自由度が高い世界でゾンビと戯れたいと考えている貴方！
是非一度Steamを覗いてみては如何でしょうか～(PS4でもいいですけど)

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