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こんにちは、栁澤蘭丸です。
白亜紀とかデボン紀とかカンブリア紀とか、目にすることがありますね。恐竜関連なら中生代!白亜紀!ジュラ紀!とか色々と。
しかし、何かよく分からないけど爆発したっぽいのはカンブリア紀くらいです。何か生物が増えまくったのかな?というイメージがありますが実際は何なのでしょう?というのが今日のお話です…。私もよくは分からないけど、すごくはっちゃけたデザインの生物が横行したというイメージです。
そういえば宮殿もある(カンブリア宮殿)。テーマの由来は「多様な経済人が誕生した現代をカンブリア紀になぞらえている」とのことで、番組キャラクターは、カンブリア紀の生き物とはコレ!な代名詞アノマロカリス。攻め過ぎだ…!私は好きだけどね、アノマロカリス!!
さてさて。生物が多様化するなんていつものことじゃない?恐竜だってめっちゃ色んな種類がいたじゃん!という気もする。カンブリア紀は一体何が特別だったのでしょうか。
実は、カンブリア紀が来るまでは、生物はそんなに多様じゃなかったのです…まぁそうなんだろうと思っていた人も多いかと思いますが!汗
これまでの地球と、地球の生命の人生(?)を年表にしてみますと…
46億年前…地球誕生!
40億年前…早くも生命誕生
↓
10億年前…多細胞生物誕生
おわぁ…多細胞生物になるまでがめっちゃ長い…。27億年前に光合成をする生物が出現したり21億年前に真核生物(細胞核を持つ生物)が生まれたりして、一応刻んではいますが相当ゆっくりです。
そしてそして
5億4000万年前…カンブリア爆発
4億5000万年前…生物が陸上進出
ここ5億年くらいで急激に進化したことになっています。
カンブリア爆発によって、生物が急激に多様化したから進化のスピードが上がったってことなんですけど、んじゃなんでそもそも爆発なんてするんですか?っていう疑問。これについてはまだ「こうだからです」という説がないのですが、有力な説が2つほど。
1つ目は、生物が「目」を獲得したことと言われています。「見える」ということは、エサを探すのにとても役立ちます。生存競争が激化して、色々なタイプの「目」を持つ生物が誕生し、その結果とが「爆発」と表現されている説。確かに今でも「目」と一言で言っても、昆虫の目、クモの目、イカの目、みんな違いますね。
2つ目は、「全球凍結」が終わったから、という説。「全球凍結」とは何か…?これはスノーボールアースとも言う、地球全部がカッチカッチに凍る現象のことです。過去に3回あったと言われていますが…全球凍結があるたびに、生物は一旦ほぼ絶滅してしまってたんだそうです。最後の全球凍結が終わったのが、約6億年くらい前といわれています。その後起こったのが、カンブリア爆発。地球の地熱で何とか生き延びていた多細胞生物が、寒さから解放されて温かい環境に適応しようとした結果、色々な生物が出現した…と。
いや全球凍結は3回あったんなら、過去の2回はどうして爆発しなかったの?というと…実はあったのです事件が。「真核生物の出現」と「多細胞生物の出現」が起こったのも、全球凍結→解放で生き残った生物が獲得した進化だったのです!全球凍結のおかげで進化できてた!ゆっくりに見えてたけど実は大変だったんだね!という…。
カンブリア紀に出現した生物が、現在いる生物の全ての「門」の元になったそうです。生物の分類は、
- 生物かどうか
- ドメイン
- 界
- 門
- 網
- 目
- 科
- 属
- 種
の段階で枝分かれするので「門」は結構上の方…その後の多様化がすごかったことが何となくわかるですね。ちなみに「ドメイン」は細菌、真核生物、古細菌の3つ。細菌と私たちはそっこー分かれたんですね。「界」は動物界、植物界(諸説あり)。「門」には軟体動物門(イカ)とか脊索動物門(人間)とか刺胞動物門(クラゲ)とかがあります。
というわけで…カンブリア爆発は有名ですけど、それ以前にも爆発っぽいことはあった(かもしれない)。まだ諸説ありっていう話ですが、とりあえずカンブリア爆発のおかげで、今の私達があるのですね…。途方なさ過ぎてよくわからないかもしれないけど。調べといて何だけど。とりあえずロマンがある。(そればっかり)
ではではでは!栁澤でした~。
アノマロカリス、色は不明。何色だったんだろうな~。日本人的な感想を言うと…美味しそうですね。カニ、エビ的な味がしそうだもの!!
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)