スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)

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皆さんこんにちは。
なんか今年はいつもよりファミコンゲームのプレイ本数が多くなったことに満足している伊達あずさです。
そんな順調すぎる流れにのって今回プレイするゲームは「スペランカー」です!
スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1

言わずと知れた超有名ゲームですね。
これもまた小さい頃にプレイしているゲームなのですが・・・私、これクリアできてないんですよね。確か私の薄っすらとした記憶だとステージ3までしかいけてなかった気がします。
なのでまあ、これはやっぱりクリアしておきたいよね~ってことで、今回プレイすることにしました。
巷ではクソゲーとも名高いスペランカーですが、個人的には結構面白いゲームだったような気がするのですよね。

あ、そうそう。
スペランカー(主人公)の狙いは地底深くの洞窟の奥にある伝説のピラミッドに隠された膨大な宝物らしいです。
結構、具体的ですよね。もしかして、今から行こうとしている洞窟って未知の場所ではないのでしょうか。だって、洞窟の奥にピラミッドがあるってわかっちゃってますもんね。それとも、そういった記述のある文献か何かでも発見したのかな?
ま~ともあれ、お宝があるとわかった状態で挑むというのであれば、俄然やる気も違ってきます。
こういった感じの冒険は2度目ですが、以前冒険したアトランチスはその辺がふわっとしてましたからね。まあ、あの時は師匠を探す目的で向かっただけなので、財宝は2の次だったのかもしれませんけど。

というわけで・・・
私が書くプレイ日記のスタイルについてはこちらを予めご確認ください!
あっそれと、ここからはいつもとは異なる変なノリのオリジナルストーリーと共にお楽しみください。

私の名前は伊達あずさ。
ひょんなことからロボット工学に興味を持ち、工業用ロボットの第一人者ライト博士の下で、日々ロボットの研究に勤しんでいた。

そんな折、ワイリー博士を主犯としたロボットテロ事件が発生。私はライト博士からの密命を受け、手動操作型ロボット(ロックマン)を操り、事態の収拾に奔走した。この事件をきっかけに、手動操作型ロボットの重要性に気づいた私はその後の人生を手動操作型ロボットの開発に捧げるようになった。

しかし、自立型ロボットの第一人者でもあるライト博士にとって、手動操作型ロボットの台頭は目障りなものとなっていた。私はやがて博士から疎まれるようになり、遂には博士の研究所を追われることになってしまった。

全てを奪われ、研究所から追い出された私は世界を彷徨い歩いた・・・そして、私はとある企業から風変りなプロジェクトへの参加要請を受けることとなる。

そのプロジェクトの目的は地底深くに存在するという謎のピラミッドに眠る財宝の発掘にあった。発掘の際に手動操作型ロボットの力が必要となるらしい。私は自分の技術を活かせる場所があるならばと、一縷の望みにかけた。

プロジェクトは私が予想していた以上に追い詰められていた。度重なる失敗が限りある予算を容赦なく食い尽くしていた。これでは残り予算を全て使って無理やり形にしたとしても、できあがるロボットは人間以下の脆弱なものとなるのが関の山だった。

プロジェクトにかかわる者全員が失敗を確信していた。
しかし、ここで何の成果も得られないままプロジェクトを中止するには、皆あまりにも多くの物を失いすぎていた・・・

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵2
洞窟内では高濃度の放射線が確認されていたため、人の身での侵入は絶望的だった。そのため、探索はどうしても人以外の何かに頼る必要があったのだ。私は自身が開発した探索用ロボット「スペランカー」を操り、ターゲットである洞窟の内部へと侵入する。
少ない予算のほとんどをロボットの開発に充てたため、ロボットにろくな装備を持たせられなかった。その中でも特に問題なのがエネルギーだ。この脆弱なスペランカーはエネルギーの補充無しには数分程度しか活動できない。そこで私は考えた。洞窟内にある物質を使って、エネルギーを生み出すことはできないか・・・もしそれが可能であれば、エネルギーの現地調達が可能となる。
これまでの調査によって、比較的浅い階層については、いくつか使えそうな情報があった。私はそれを元にスペランカーのエネルギー生成システムを開発する。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵3
低予算の上、エネルギーを現地で生成するための機構など、複雑なシステムを組み込んだ結果、スペランカーの脆弱性は致命的ともいえるレベルに到達していた。具体的にいうと、自身の身長の半分程度の高さからの落下衝撃にすら耐えられない。私には精密かつ慎重な操作が求められた。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵4
スペランカーを慎重に操り、1層目の探索を終える。しかし、何度見ても不思議だ。洞窟内にあるリフトは何を動力として、そして、何時から動いているのだろうか。こんな摩訶不思議な装置がいまだ健在なのだ。財宝の存在を期待しない方がどうかしている。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵5
2層目の地面が気味悪くうねうねしている。このような得体のしれないものの中に自らの体で飛び込む気にはなれないが、今はロボットに飛び込むよう命じるだけですむ。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵6
邪魔な岩を現地調達した爆弾で破壊する。予算の都合上、外から装備品を持ち込むことはできなかったが、探索に必要となる物資は現地調達できてしまう。この洞窟を作った人々が残したものなのだろうか。出所は分からないが、ありがたく使わせてもらうことにしよう。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵7
エネルギー補充は上手くいったらしい。実はプロジェクトに残されていた時間の都合上、この機能に関して十分なテストをおこなえていなかったのだ。ともあれ、これでスペランカーの活動時間に関する問題は解決した。私達は今、最初の壁を破ったのだ!

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵8
つかの間の喜びに浸る私達の前にガス状の化け物が現れた。
驚いた私はスペランカーに装備したエネルギー銃を一心不乱に放った。幸いにもこのガス状の化け物にはスペランカーの兵装が効くらしい。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵9
私達は遂に次の階層へ進むために必要となる鍵の1つを手に入れた。手元の資料で鍵の存在は知っていたが、実物を見たのは初めてだった。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵10
鍵を手にエレベータまで戻るころには、残りエネルギーも乏しくなっていた。急いで3層目の奥にある物質を採取し、エネルギーを補充する。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵11
帰り際、2層目の奥に怪しい薬が出現したが、あれは中毒性がある上、かなり、危険なものなので、取得は見送ることにした。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵12
4層目の探索に入る。スペランカーは脆弱だが、私にはF1カー可変ロボ猫型ロボット戦闘機オバケなど豊富な操縦実績があるのだ。今更この程度ことで後れを取ったりはしない!

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵13
難なく2つ目の鍵を入手する。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵14
左側に鍵はないが、エネルギーの補充だけはしておくことにした。理由は良く分からないが、りんりんと煩いコウモリにフラッシュをお見舞いすると、一定時間大人しくなった。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵15
幾らスペランカーが脆弱なロボットであるとはいえ、時には大胆に移動する必要もある。このロボットはマリオやウィンたちのように空中移動ができないため、中途半端なジャンプは逆に危険だ。対向するリフトは一気に飛び降りよう。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵16
大分深いところまで降りてきた。次はトロッコに乗り奥へ進む必要がありそうだ。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵17
一定のリズムで伸び縮みするこの物質が何なのかは良く分からないが、脆弱ロボットスペランカーにとって、未知の物質との接触は即故障に繋がる。必要が無いなら、無暗な接触は避けるべきだ。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵18
正直言って、徒歩での移動とトロッコの移動に何の違いがあるのか全く分からなかったが、ともあれ3つ目の鍵の場所までたどり着けた。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵19
遂にエレベータで移動可能な最下層までたどり着くことができた。一先ず、落ち着いてエネルギーの補充を行っておく。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵20
先ほど同様邪魔な岩は爆弾で壊した。当然のことだが、爆発に巻き込まれないようにエレベータ付近まで離れなくてはならない。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵21スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵22
ここには青2枚、赤1枚の扉があったが、これまでに手に入れていた3つの鍵を使えば問題なく開けることができた。

スペランカーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵23
こうして次の階層へと進むことになったわけだが・・・続きはまた次回。

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