投稿日:2019年1月15日
こんにちは、蘭丸です。
タイトルのとおりの話題なのですが…最近の都会、というか都内?では、「住み家」に関する価値観がどんどん変わっていますよ!みたいな、ニュース番組の1コーナーを観ました。えーと終わってもそのままにしてたら「チコちゃんに叱られる」が始まったのでNHKかな。ていうかチコちゃんの声がキム兄と今更知って軽くショックです。せめて女性じゃないのかよ…!!
はい。
都会では、人々は、便利さのほうが広さより大事と考えるようになり、その結果極端に狭い住宅「狭小物件」とかいうものが出現してきた…というような感じの内容でした。
大体どんなことを言っていたかというと…
・若者に三畳くらいの1k…?ワンルーム?が人気
・タイニーハウスと呼ばれる、アメリカで流行りの、イナバ物置みたいな感じの大きさの家を建てる人がいる。しかも家族で暮らす
・お年寄りは、掃除の手間や階段での事故を無くすため「増築」ならぬ「減築」をする
・部屋数が少ないので、家の中に仕切りを作って「秘密基地」みたいなんを作る
・平日は都内で仕事、週末は千葉の田舎のほうに家を借りて別荘みたいにして暮らすの最高です
・庭に自分だけの小屋を建てて過ごすと最高です
・オードリー春日の部屋めっちゃ散らかってる
みたいな感じでしたかね。
これを見ていたところ、日本に「年代」による格差、「年収」による格差を感じてしまいました。
1番上の項目の「三畳一間」に暮らすのは、お金を節約したい若者の話でした。布団を敷くのも大変なので、すのこの上に寝袋をおいて寝てました…それ、疲れ取れます?(◎_◎;)
でも本人は快適と言っておられました。物も多くないし。
タイニーハウスは、大体7畳くらいのスペースを確保できる家のようです。二段ベッドを2セット設置してあり、若い女性が「何人かなら暮らすのに問題ない」と言ってました。
何人かなら、って。4人がMAXでしょ、モンストみたいなもんでしょ(違)。もしかしたら「テラスハウス」的なもの(色恋沙汰が起こるシェアハウス…?)を想像して言っていたのかなぁ。
でもこの人たちはあくまで「節約したい→大きな家じゃなくていい」を極めてしまっただけで、節約できて且つデカい家があったらそっちを選ぶってだけのことかと思われます。つまり、自分のためのスペースを確保するより大切なことを優先した…ということかと。「マイホームを持つのが夢」みたいな世の中だったころには無かったような優先順位になっているのでニュースに取り上げられたのではないかなぁ。ていうか「こういう価値観が生まれてるから狭い住宅でも恥ずかしくないぞ!」と説得されているような気がしたw
そして、そのあとの項目は貧乏人には関係ない世界になってきます。まず「減築」という、なんとも贅沢なリフォーム。増築は必要に駆られてどうにも増やすしかない場合に行うと思いますが、減築は余裕が無ければしないもんでしょうしね。家に関して言えば、使うスペースを狭めれば大が小を兼ねられないことはないので。未来が暗い世代の私達には関係ない話で、今を生きる余裕のある高齢者向けの話だなきっと。
なんつーか、都会に暮らす人々は、「一族」みたいな概念が無いからでしょうか、自分が死んだ後のことばっか気にしてるんじゃないかと思っちゃいます。死んでもおかしくない年齢に近づくにつれ、自分の身の回りに何も残らないようにしていこうねみたいな。断捨離がとても良いことと評価されたり、「終活」をしようとかいわれたり。家に先祖代々いつからの荷物が入ってるんですかっていうような蔵があるわけじゃないならば、そういう感覚になるのかなぁ。
でも問題はそれが若い世代にも受け入れられてること…のような気がするのですよねぇ。「モノを持たなくていい」っていう感覚は消費が冷え込みますぞ。そして日本人はいつまでたっても「形ない物に金を払う必要はない=サービス(奉仕)は無料。おもてなしの心」という精神だけは抜けないというマジで謎な民族になってしまったので…物を買わずお金を払わず、そして無料サービスを受けて生きてくぞ!って感じでしょうか。
じゃあ無料サービスはどこから提供されるのぉぉおおお!「提供側はユーザーには無償にして、広告収入を得ればいいじゃない」って?広告は、何かを買ってもらうため、つまりは「お前から金をむしり取りたいのです」というメッセージなのですから、広告を打っても売り上げには繋がらないことになれば滅びる運命です。さあどうする。
そうこうしている(?)うちに番組内でも話題が変わり、
一部に、自宅の他に千葉の奥地に別荘を持つ人やら、家に庭があってさらに庭に自分の趣味の物を置く小屋を作っちゃう人が現れる…という話になりました。
ほら。裕福だったら断捨離と無縁じゃん。むしろ多く持とうとしてるじゃん!?その人は「狭いほうが落ち着くね」と言いながら、生活の場は別に持ち、庭に趣味で集めているコレクションを飾っていました。断捨離がどうのってさっき同じ番組で言ってなかった…?!突然世界観が変わった!
だがしかしです。田舎者には分かりません、この感覚。だって蘭丸の実家は北陸地方の熊や狐やフクロウ、蛍が出没するレベルで、土地が余り過ぎてて敷地内に小屋どころかもう一軒家を建てたり、蔵という名のブラックホールみたいなものまである始末。謎の手動脱穀機とかが置いてあるのを見たことがありますよ…。
んで、母屋の間取りを今風に表記すると14LLDKとなり、トイレは5カ所にあります(広さは300坪)。
そう…都心じゃなきゃ、こんなかんじなのですよ…??!もちろん使ってない部屋だらけです。この家のテンプレを作った(?)のは、私の祖父ですが、応接間とかね、仏壇のための部屋とか、2個目のリビングとか、タンスを置くための部屋、書斎などがあります(爺は新聞記者出身なので、新聞社を退いたあとも物書きをしていたのです)、東京には無いな…しかし私の家は、富豪ではありません。ただの田舎者です。減築とかいう概念が無いです。「減築したほうが楽だよ」と教えてもらったとしても、多分ないんだろうなぁ…(;´Д`)土地の値段もくそほど安いので、固定資産税がー!と爆死する必要もありません。
都心やら、その周辺の神奈川だの埼玉だの千葉に住んでいたいとさえ思わなければいいだけのはずなのに。しかし、田舎には仕事が無い。何せシルバー人材センター的なのがめっちゃ仕事するからねー!ああ…そしたら年金貰える年齢がどんどん上がってく…!そしてシルバーが働くので若者が干からびる、子供が増えない、シルバーが働く…!しかしシルバーはアクセルとブレーキを踏み間違えたりして若者を屠ったりすることもあるという。こういう時って何故か、働いてる世代が屠られますよね…汗 高齢者が同年代で屠りあってるのをあまり見ない。謎。
もうどうしたらいいんだ…!
考えれば考えるほど、眠くなってくる問題ですね。ああー。眠い(現実逃避)。
個人的に「都会育ちなので田舎暮らしに憧れがある」とか言われると、おめぇ、寝てる間に蛇が入ってきたりムカデが腕を這ってたり、ジョギングしようと思って外出たら息が出来ないくらい羽虫が飛んでてもそんなこと言えんのかよぉ…!変なデカい虫が出ても、私は助けねーからな!おおん!?と思ってしまうのでした。自転車通学してる人は絶対に1回は虫食っちゃってる説。
蘭丸でした…ああ、トランペット吹いても誰にも怒られない過疎地域に行きたい…。
ではではでは!
私にもよく分かりませんよそんなの!
深く考えずに増築していくとそうなるんじゃない?(適当)
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)