【平たい孫子兵法】怒っている状態は、ステータス異常(判断力低下)

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こんにちは、蘭丸と平たく孫子の兵法を学ぶコーナーです。

今日のテーマはこれです…
主は怒りを以て師を興すべからず
将は憤りを以て戦いを致すべからず

直訳いたしますと、
「君主は、怒ったからって軍隊(師団)を編成してはならない。
 将軍は、怒ったからって戦いを初めてはならない。」
という意味です。師ってお師匠様ではなくて、軍隊のことだったんですね。

つまりぃ、伊達さんはよく憤ったままファイアーエムブレムバハムートラグーンで軍隊を編成してましたが、そういうことしてはだめですよって意味のようです。
伊達さんが勝ってきたのは、レベル上げマニアだからです。素人は真似したら死んでしまうのです。

でもムカついた時こそ、人は闘争したいものですよね。
何故、怒ったという理由で軍隊を編成したり、戦いを始めてはいけないんでしょうか…。
その理由を孫武先生は、こう言ってます。
「怒っているっていうのは、一種のステータス異常だから」と…。

軍隊を編成するのには、軍事費の捻出、人員の確保など、支出が超増えますから、「そうだ京都行こう」みたいな、軽い気持ちで行うことはできません。…京都が古来より日本の要所であったせいでまあまあ合ってる感じになっちゃったけど。
また、実際に戦いを仕掛けるとなると、そうやって集めた軍備、兵士の命を消費することになるので、戦うということは、大ごと。
だから、戦いに関することは判断力がMAXの状態で考えたいということですね!

でも怒っている時は、怒りの程度にもよりますし、個人差がありますが、割と後先考えてないことが多いですね。
私なんて「もはや、この先の私の人生終わっても構わぬ。絶対に許さん!!」と思って行動したこともすらあります!これが義兄弟を殺された劉備なら分らんでもないけど、そこまでの理由でもないっていうところが恐ろしいですね。「恋人が二股かけてた」程度の出来事ですが、メンツを潰されると私はすぐこういうふうになっちゃいます。普段の私の判断力が10だとしたらこの時はもう‐100くらいだったのでしょう。ここまでくると、コンフュかメダパニがかかっている状態と言えそうな気すらしますが。だから伊達さんに「実より名を取るやつ」と言われてしまうのだ。。
誰も私を諫めることが出来なかったので、怒りの行軍は実行され、実際相当の被害が出ました。もちろん後の人生にも多大なる影響を及ぼしました。しかし後悔はしていない!
実際、怒り狂って、後先のことを捨てた大人を諫めるなんてことは無理なんですよね。本人が納得しない限りは、止める権利が上司や親にすらないので。
だから大事になってくるのがこの孫武先生の言葉…。これを覚えておいても多分怒り狂っちゃったら「っていわれてもね」とはなるんでしょうから私が言ってもなんかアレなんですが…。

何の説得力もないまま説明しておりますが、えー、怒りがおさまってから行動しても、遅くはない…と孫武は言いたいわけですね。怒りによって傷ついたものや人は元には戻らないけど、怒りはいつかはおさまるので、後悔することになるぞ?と。

だが。収まらない怒りもある。そして怒りを以て起こした行動の結果がどのようなものであっても後悔しない場合もあると私は言いたい。
だけど、本人が良くても本人以外に被害が出ることはよくないと、思いますね。えー。私一人が討ち死にするならいいけれど、軍を動かすのはよくない…と一応思いますけれども判断力がなくなった人がどこまでそう思えるかは、本人にすら分からない。暴走する誰かを止めたいと思うならば、自分も決死の覚悟が必要になるでしょう…。
まあこの孫武の話は君主や将軍の話であって、一個人なら自分のことに自分で責任を取ればよいだけだし、ちょっと大げさかもしれません。怒りたい時は怒りに任せて行動したって別に良いんです。結果に対して責任を取れて、後悔もしないならそれでいいんです!
というわけだから、現代で生きている、君主でも将軍でもない私達は適度に怒りを発散していいと思うんだよね~。(えぇ…?)

孫子兵法の言いたいことと全然違う話になってしまいましたが、
いい大人であっても、怒りをコントロールして、判断力を正常に保ちつつ行動することは困難です。私が良い例ということで。
損して得取れ、名より実を取れ、という言葉と共に覚えておきたい孫武の教えであります!

ちなみに伊達さんは、怒ってイラついたとしても人に当たることは無い(本人談)ですが、コントローラーを放り投げているところはよく見ます。怒った伊達さんに壊されたコントローラーはひとつやふたつではありません。伊達さんが「むーーーっ!」とか言ってると、ゲーム相手によーそこまで怒れるなぁと思いますが(主に理不尽な難度や、絶対内部処理で不利にされてるだろう!!というようなものに怒る)、人的被害はありません。冷静になった後「うわーん!コントローラーのここが動かなくなっちゃった…」とか言っている程度ですね!名より実を取る派で、虫も殺さない派の伊達さんすらも、何かしら発散せねばいられないってことなので結構難度高いですよねー。私も虫は殺さない派ですけどね!なんか虫も殺さないって虫なら気軽に殺してもいいみたいな言い方でおかしいですね!

まとめとしては…
君主や将軍は怒りに任せて行動してはいけないが、後先のことを捨てた個人はどんどん怒ればいいと思うよ!!後も先もない個人ほど恐ろしいものはないね!!
ということです(ひどい)。

ではではでは!ではでは!!

【平たい孫子兵法】怒っている状態は、ステータス異常(判断力低下)_挿絵1
メンタリスト(アメリカのテレビドラマ)の主人公は、わざと相手をイラつかせたり怒らせたりして、ボロを出させるのが常套手段なので、怒りやすいとあっという間にやられますな。

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