人間は基本的にあまのじゃく:応用心理学

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こんにちは、応用心理学のお時間です~。

あまのじゃくとは、「天邪鬼」と書き、その正体は日本の妖怪の一種です。どんな妖怪かというと、人の心を察してからかってくる、軽口を叩いてくる小鬼なのですが、それが転じて現代では、「他人の言うことにいちいち反対するひねくれ者」のことを天邪鬼と言ったりしますね。タイトルのあまのじゃくは、こっちの意味です!

以前、人間は自分で選択したい生き物であるというお話をしたのですが、これもそれに関わる話です。

こんな話を聞いたことが無いでしょうか…押すなと言われたら余計押したくなる、見るなと言われたら見ずにはいられない、など。鶴の恩返しでおじいさんがふすまを開けてしまったのもひとえに、鶴さんが「開けないでね♡」と言ったからに他なりません。開けるという選択肢をおさえられてしまったので、選択の自由を奪われた結果、開ける方向へとエネルギーが向かってしまったわけなのです。

これが現代でどういうことにつながるかというと…、例えば「お酒は二十歳になってから!」と言われると、新歓コンパで大学1年生(18歳)がお酒解禁とばかりに飲んでしまうとか、高校生がちょっとカッコつけたくてタバコを吸ってしまうというような事態になるわけです。大人はかっこいいからタバコを吸っているわけじゃないんだ若者よ…くたびれた我々大人を見るんだ…!

これらの例は、禁止されていたから興味を持ってしまったとも言えます。お酒もたばこも最初そんなにおいしいわけじゃないですからねぇ…。でも、禁を破るということが大切なポイントだったわけなんです。だから、むしろ禁止しないことがいい事柄も多分あったりします。現代の価値観上、禁止しないわけにはいかないものの、未成年の飲酒喫煙はまさにそうかもしれません、だって禁止するだけして、罰則がないんだもの。罰則があるなら禁止すればいいんだけど禁止するだけじゃぁ「あまのじゃく現象」だけが起こってしまいます。

なので…例えば大切なお嬢さんに早く家に帰ってきてほしい場合、どうしても「門限は10時よ!」とか決めてしまいがちなんですが、むしろ決めないほうが時間にとらわれず用が済んだらとっとと帰ってくるかもしれないわけですね。浮気のチェックもむしろせず、放し飼い状態にしておいた方が逆に「もっと気にしてほしいなぁ」とか思われたりするものだったりね。

というわけで…してほしくないことを、大々的に「禁止です!」ということはかえって相手の心に油を注ぐ行為であるということを覚えておくと良いかもしれません。逆に、全く興味ない、なんでもお好きにどうぞーという態度をされると、興味が失せてしまいがちになるってことなのです。不思議ですねぇ。してほしくないことを「してもいいよ全然」って顔するのはなかなか常人の精神では難しいかもしれませんが、一つ試してみても良いかもしれません。

栁澤でした!

人間は基本的にあまのじゃく:応用心理学_挿絵1
冬場は地獄!

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