クロノトリガーのプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
魔王の怒りの矛先は無茶苦茶だなと思った伊達あずさです。
特にもう魔王からの新しい言い分を聞くことはできなさそうなので、大分、時間が経ってしまいましたが、兼ねてより疑問視していた魔王の発言について言及してみたいと思います。

魔王「・・・私はヤツを倒すことだけ考え生きてきた・・・ヤツが作り出した渦に飲み込まれ中世に落ちて以来な・・・我が城でラヴォスを呼び出す事をお前達に邪魔され・・・再び次元の渦に飲み込まれたどり着いた先がこの時代とはな・・・皮肉なものだ。歴史を知る私は、予言者として女王に近付きラヴォスとの対決を待った・・・しかし結果は・・・ラヴォスの力は強大だ。ヤツの前では、全ての者に黒き死の風が吹きすさぶ・・・このままではお前達も同じ運命だぞ。あのあずさとかいうヤツとな!」

これ、以前、北の岬で魔王と会った時に彼が発したセリフなんですけど、色々と気になることがあるのですよね。
まず小手調べから・・・魔王は自分が飛ばされたA.D.600のことを「中世に落ちた」と表現していますが、この時点の魔王ってB.C.12000とA.D.600でしか生きてませんよね?なのに中世って表現はおかしくないですか?だって中世って古代と近代の間ってことでしょ?魔王の主観だと単に遠い未来でしかないはずです。あくまでも中世という概念はA.D.600よりも未来を生きている人にしか持てないはずなんですよ。A.D.1000を生きる私達がA.D.600を中世と呼ぶことには特に違和感はないんですけど、魔王が中世と表現するのはどう考えてもおかしいよね?

でもって、ここからが本題。魔王って結局何がしたかったの?
自分をA.D.600に飛ばしたラヴォスに怒りを向けていたみたいだけど、それは何故なの?大好きなお姉さんと離れ離れにさせられたから?それとも、見知らぬ土地に放り込まれたから?何れにしても、B.C.12000への執着がそうさせていたのではないの?なのに何故ラヴォスを倒すなんてものを最終目標に掲げたのでしょうか。B.C.12000からA.D.600に来れたのだから、逆に戻る方法だってあるはずだと考えるのが普通だと思うのですよ。そもそもラヴォスを呼び出して倒したからと言って、魔王にとって何の得があると言うのでしょうか。そういう復讐というのは、自分が失ってしまったものを取り返す方法が完全に潰えてからやることでしょう?
それに、ラヴォスがタイムゲートを作っちゃったのだって、ジールやサラさんが魔神器を動かしたせいだよね?最早ラヴォスなんて自然災害みたいなものじゃないですか。恨みの矛先がどう考えてもおかしいのですよ。

魔王は何故自分がラヴォスを恨んでいたのか実はもうよく分からなくなってたんじゃないの?だって、普通なら私達との戦いの中で運よくB.C.12000に行っちゃったとき、自分がA.D.600に飛ばされる原因となった出来事を防ごうと考えそうなものじゃないですか?
それなのに敢えてその原因となった魔神器の開発に協力して、出て来たラヴォスと戦おうとするとか全く持って意味が分かりません。そもそも、前回と同じようにタイムゲートを作られてまた変な時代に飛ばされたらどうするつもりだったの?その辺の対策だってしてなかったでしょうよ!!
この不可解過ぎる行動こそが正に「結果を考えずに行動した」結果なのですよ!!

ただ、今回のことで私達がゲートを使う前のA.D.600からA.D.1000までの歴史がどんな感じだったのか分かってきた気がします。
グランドリオンもなく、カエルさんも腑抜けたままだった世界で、どうやって王国軍が魔王軍を退けたのかずっと疑問だったんですけど、魔王は自分で呼び出したラヴォスと戦い勝手に自滅、その際、魔王軍の一部も巻き込まれるなど被害が拡大し、そのまま総崩れとなり敗北した・・・が、真相だったのですね。これで辻褄はあいました。
でもまあ、わざわざラヴォスを召喚した割には少ない被害で済んだといえるでしょう。

でも問題は魔王がB.C.12000に行っちゃった後なんですよね・・・魔王の差し金なのかはわかりませんが、本来、海底神殿でのラヴォスの暴走に立ち会うはずだった三賢者は女王の下から退けられてしまっていました。その状態でも、三賢者が本来成すはずだった役割を魔王が肩代わりしたからこそ、同じ歴史をたどることが出来たのでしょう。もちろん、何故そんなことが可能だったのか、何故そんなことをする必要があったのかは全く持って理解できませんけど!
ただ、私達がボッシュさんを解放してしまったせいで、ボッシュさんだけは本来の歴史通り、タイムゲートに飲まれてしまったみたいです。でも、残りの2人は?ガッシュさんもハッシュさんもB.C.12000では一切お見受けしませんでした。そうなると、A.D.2300や時の最果てに2人は存在できなくなってしまうのですけど・・・そうなると、シルバードを作ってくれる人もいなくなるので、歴史がおかしくなります。その辺の矛盾はどうするつもりなのよ。この矛盾を解消しようとおもったら、タイムゲートで時を超えてしまっているものは歴史改変の影響を受けない・・・とかにでもするしかないよね?実際、不思議な力で封印された箱の中に入っていたものにはそのルールが適用されちゃってるもん。2つに増えちゃったんだから。
でもそこで盛大に足を引っ張って来るのがマール問題なんですよ。マールはタイムゲートで時を超えている人のはずなのに、何故か歴史修正によって生まれた矛盾の影響をモロに受けてしまったのです。この理屈なら、私がA.C.600で不思議な力で封印された箱の中身を取った時点で、A.C.1000で取った方のアイテムは消えないといけないはず。ハッシュさんやガッシュさんだって、時の最果てやA.D.2300からいなくなっていなければならないのです。

ほらね!私が危惧していた通り、マールが消えちゃった問題が盛大に足を引っ張って来たでしょ!?
この矛盾を一体どうやって解消するつもりなんだろう・・・実は登場していなかったハッシュさんとガッシュさんも従来の歴史通りにタイムゲートに飲まれてました・・・とご都合主義的な展開にしたいのであれば、せめてちゃんとそこは描写しておかないとだめだよね?

ちなみにさ、私を生き返らせるのは魔王やロボの寿命次第ではとても簡単なことだと思うよ?A.D.600からA.D.1000まで普通に暮らしてもらって、何も知らない私をゲートで連れてきてもらえばいいだけです。でもまあ、それだとマール達と過ごした記憶も失われちゃうから、納得がいきませんか?であれば、A.D.1000にある不思議な力で封印された箱を開けて回っているぐらいの私を捕まえてこればいいのでは?
でもまあ、何れの方法も感情的には納得がいかないものなのかもしれませんね。

さ~て、この先どんなことになってしまうのやら・・・

って、あぁ・・・まーた、文字だけのプレイ日記になっちゃったよ。
ってかこれ・・・全然プレイ日記じゃないじゃん!

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クロノトリガーのプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)」への2件のフィードバック

  1. 御堂 亜門

    中世で魔王に勝った後、現代のメディーナ村が
    大きく変わっています。訪れておりましたでしょうか。

    これは完全に私の個人的思いなのですが、
    魔王は、当初は滅びの未来に生まれた存在として
    ストーリーが作られていたんじゃないかと思います。
    『ラヴォスの力で滅亡してしまった未来に
    突然変異で強大な力を持った一人の子が生まれ、
    その子が滅びの歴史を変えようと努力して、
    なんやかんやあって中世に飛んで「魔王」になり、
    ラヴォスを倒そうと試みるも失敗。その後
    同じくラヴォスを倒そうとする主人公達と共闘する』
    みたいな方が、自然な気がします。

    なんだか、あずささんの仰る問題点の多くが
    古代時代に由来するものなので、どうしても
    古代だけ余計な感じというか、他の時代と
    かみ合っていないように思うのです・・・。

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