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皆さんこんにちは。
あまりにも言いたいことが多すぎて、ちっともゲームが進まないよと思った伊達あずさです。
可能な限り、重箱の隅を突くことになりそうな矛盾については、好意的に解釈する方向で進めているつもりなのですが、あまりにも看過できないほどの致命的な矛盾が多すぎて・・・
今まで数多くのゲームをプレイしてきましたけど、これほど徹頭徹尾とやかく言ってるゲームは初めてです。
そりゃまあ、探偵 神宮寺三郎 新宿中央殺人事件だって、なかなかの物ではありましたけども・・・
最早、心の支えはBaldur’s Gateだけです。ただ、私も日本人なので、洋ゲーだけを褒め称えるのは何となく悔しい気がします。
探偵 神宮寺三郎 新宿中央殺人事件は終わっちゃったからもうどうしようもないけど、グランヒストリア 幻史世界記はもうちょっと頑張ってよ!
・・・と、言ったそばから誠に遺憾なのですが、ちょっとこれを見てみてください。
これは毎度お馴染み世界記の記述なのですが、今年発生するガラマニアの内戦の詳細・・・別にドネア女王が誅殺されちゃうような内容の記述ではないのですよね。もちろん、この内戦でドネア女王・・・あ、いや、今は女王じゃないのかな・・・じゃあ、ドネアさん?が死んでないとも書いてませんけど・・・世界記の人物一覧に名前がある人の生死については、これまでも世界記に必ず記載があったので、流石に何の断りもなく死んじゃったりはしてないと思うんですよね。だとすれば、何故こんな誰も得をしない事態になってしまったのか、益々理由が分かりません。
ものすご~く気乗りしませんが、ガラマニアに行ってみますか。まあ、他の選択肢もないみたいですしね。
しかしながら、ガラマニアに寒波がきて食料難になると私は予め分かっていたはずなのに、ドネアさんという強力な伝手があるにもかかわらず、それをガラマニアに教えてあげないんだから私も相当冷たいよね。今11月だよ?私は丸1年もの間、一体何をして過ごしていたのでしょうか。本当に怠惰ですねぇ・・・
しかしまあ、友好国の王である私が平時に通してもらえなかったこの関所を不穏な関係になっている今、アポもなく通してもらえるものなのでしょうか・・・
通れちゃうんだよなぁ・・・多分、飛んで火にいる夏の虫とでも思われているのでしょうね。そういうことにしておきましょう。
11月の間にガラマニアまでこれちゃいました。最初から時間的な整合性をとるつもりがないのなら、今が何月とか明記しなきゃいいだけなのに。相変わらず、自分で自分の首を絞めるのが好きですよねぇ・・・
特に町の人の話にも変化はないみたいなので、そのまま王宮へ。それにしても、衛兵の1人もいませんね。凄く不用心です。一応ね、以前、ドネアさんを逃がすときに使用した裏口から奇をてらった侵入を試みようともしてみたんですけど、残念ながら入れませんでした。
まだ実際に戦争が始まったわけではないのかもしれませんが、不穏な状況にある他国の王が何の断りもなく、ガラマニア王の寝室に侵入できてしまうというこのセキュリティの甘さ!まあ、これは別にこの世界に限った話ではないので、ただの冗談ですよ?
それにしてもドネアさんの姿が見えませんね・・・玉座にいるのかな?
すんなり政庁にいくのも癪ですので、可能な限り別の場所を覗いていきます。ガラマニアの兵士達は今のところそこそこ友好的ですね。寒いし、お腹は空いているみたいですが。
それにしても、アサシナの新王宮に比べて、ガラマニアの王宮は広い!兵士の扱いも非常に人道的です。
ゲ神を信仰しているガラマニアにも、一応、ザの神の神官は派遣されていたのですね。
一通り見て回っちゃったので、諦めて政庁へ・・・
ガイナスター「ほう、驚かんのか?私がガラマニアの王だと知っていた・・・お前の予言の力というわけか」
あずさ「ガイナスター、君に話があって来た。アサシナを襲うことを止めてくれないか?」
言い方!!普通に貿易の話を持ちかけるところから始めればいいじゃん!
ガイナスター「俺の行動もお見通しというわけか、全くやりにくいな・・・」
あずさ「ガイナスター、今、我々は戦争をすべきではない!」
今っていうか、何時だって戦争なんて積極的にすべきじゃないよ??
ガイナスター「俺の知ったことではない。とっとと帰って戦争の準備でもするんだな」
あずさ「ガイナスター!」
うーん・・・戦争の目的は食料じゃないの?だとすると、なんでガラマニアが戦争に突き進む未来になったの?もしかして、イブスキが王位に着かず、私が王であり続けているからなのかな?まあ、ガイナスターに恨まれているのは間違いないでしょうけど、国を挙げた玉砕を覚悟されるほどの恨みはかってなかったと思ったんだけどなぁ・・・輸送隊を襲撃した時、私がガイナスターを裏切らなければ、この戦争って回避できてたの?このゲームって何だかんだで1本道だし、あの選択でそこまで大きく変化するとは思えないんだけどなぁ・・・
すると何処からともなく女性の声が。発信者の名前が「女性の声」とかなっちゃってて、やたらもったいぶってるけど、どうせドネアさんでしょ?
えっ、王妃??ドネアさんはガイナスターの妹だから王妃になれるはずがありません。ファルさんもジュザリアに行ったはずだから違うでしょうし・・・新キャラ?
まさかのルウ!!
あずさ「ル、ルウ!王妃?君が?」
流石にこれには中の人も驚きましたよ。
ルウ「アサシナへの攻撃を止めるのには条件があります」
ガイナスター「ルウ!」
ルウ「陛下、お願いです・・・このガラマニアも今、苦しい時なのですから・・・」
ガイナスター「・・・」
ルウさんが私に強い恨みを持つあまり、その恨みを晴らしてやろうとガイナスターがアサシナ攻めを決めたというのであれば、ガラマニアが突然戦争に駆り立てられた理由も少しは理解できたというのに、そういうわけでもないみたい・・・折角、辻褄を合わせる起死回生の一手だと思ったのになんでよ!!
ルウ「ガラマニアは元々北の国ですが、最近はいつになく寒さが酷いのです・・・人々の噂では恐らくザの神官をすべて追放してしまってザの神の怒りをかったのではと・・・」
ガイナスター「ゲ神を信じるこの国にザの神官など必要ないと思ったのでな」
あずさ「ザの神官を追放・・・」
ルウ「ザの神官は3人いました。今は大陸の各地に散らばってしまいました。その内の神官長はアサシナの・・・イライに居るはずです。神官長さえ戻ってくれれば・・・」
あずさ「イライか!わかった、神官長を連れ戻すことが条件だな」
ルウ「そうです・・・」
人の噂などといった曖昧過ぎるものを信じちゃってるみたいだけど、本当に大丈夫??ガラマニアの寒波と神官の追放には何の因果関係もないかもしれないんだよ?そんなことよりも、目先の問題である食料難については解決しなくていいの??
邪道盗賊衆の頭だったときから分かってはいたけど、このガイナスターっていう人も、ほとほとトップの器ではありませんよね・・・あまりに浅慮だし、衝動的過ぎです。ガラマニアの人はガイナスターが帰還したから大丈夫だとか、妙な信頼を寄せていましたけど、今までどんだけ劣悪な治世の下で暮らしてきたのでしょうか。えっ、もしかしてドネアさんって圧制を敷くタイプだった!?
あずさ「わかった!イライの神官は私の責任で連れ戻す。待っていてくれ!」
まあ、その程度の条件で戦争が回避できるなら、全然いいけどさ・・・
ガイナスター「待て!もう1つ条件がある!9年前・・・お前は俺達を裏切った!タンドもお前にこのガラマニアで殺された!」
あずさ「ガイナスター・・・」
えっ!?タンドってシュワンクさんの一件で死んでたの??全然そんな演出なかったじゃん!!っていうか、こっちだってタンドのせいで理不尽にシュワンクさんが命を落としてるんですけどね。
ガイナスター「裏切り者にはそれなりの償いをしてもらおう」
あっ、タンドの件は言うには言ったけど償いの中にカウントはされてないのね。
で・・・何を要求するつもり?やっぱりセオリー通り、お前の命をもって償えとか?
お、お金で解決できちゃったよ・・・まあ、お前の命をもって償えとか言われちゃったら、ルウさんとの交渉が完全に無駄になっちゃうけども!
結局、ガラマニアを取り巻く状況は一切変わっていなかったのに、何故突然アサシナに侵攻する未来になってしまったのか・・・答えは分からずじまいでした。折角、ルウさんが再登場したお陰で、多少は必然性のある流れが作れそうだったのに!!
この分だと、どうせルウさんが王妃になったことにも、奇をてらった以上の深い意味などないのでしょうね・・・次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。