投稿日:
皆さんこんにちは。
まだ最序盤だというのに何となく嫌な予感がし始めてきてしまった伊達あずさです。
やっぱりタイムスリップものって難しいですよね。タイムスリップ自体があまりにも万能すぎるので、上手に制約を加えないと物語として成立しなくなってしまいます。むしろ、万能なままのタイムスリップ能力でまともな話を書ける人がいたら間違いなく天才です。
では、破滅の未来が約束されている結婚式からの再開です。
この結婚式を続行すると、私は間違いなく命を落とすことになってしまうらしいです。にもかかわらず、何故か私は朝まで呑気に寝て過ごすという怠惰な行為に走る始末。どうしてこうも危機感がないのでしょうか。どうせやり直せるからってこと?だとしても死ぬってことは痛いんだよ??
ザの神の神官「それでは皆の者!偉大なるザの神に祈りを!」
まだ開会が宣言されたばかりの最序盤で襲撃されちゃいました。どうせ死に戻りするにしても、せめて、盗賊衆がどこから攻めてくるのかぐらいは確認しておきたかったよ・・・
盗賊達が参列していた村人達を薙ぎ払いつつ押しかけてきました。
ザの神の神官「な、何だお前達は!?」
雑魚っぽい盗賊の後から、頭領っぽい人達もやってきました。
盗賊「俺達は邪道盗賊衆。10年に一度だけ開かれるというこの神殿に用がある」
ガイナスター「お喋りをしている暇はないぞ!おいタンド、どうだ?」
やっぱり邪道盗賊衆の狙いはご神体だったんですね。
ガイナスター「もしこれが、ザの力を封印している偽りの星なら・・・よしっ、やれ!破壊しろ!!ザの力を永遠に消し去るのだ!」
え??何か微妙に言ってる意味が通じないような。
だって、ザの力がご神体に封印されている状態でこれを破壊しちゃったら、ザの力を解き放つことになっちゃうと思うんだけど。確か貴方達ってゲの神の信奉者ですよね?う~ん、まさかこのご神体がザの神の力の源になってるみたいな意味でいってる?だとしたら、封印という言葉の選択はセンスを疑うよ!
タンド「おおせのままに!」
ともあれ、彼らはザのご神体を破壊したくてしょうがないみたいです。
そのまま黙っていれば見逃してもらえそうだったのに、わざわざ止めに入っちゃったよ。
うーん・・・トールさんの体を乗っ取ってまで私が何をしたかったのか全く分からないな。この場での私の死の回避が最優先事項ではなかったんですね。でも、結婚式と10年に一度のお祭りは別物だったわけですから、例え結婚式が取り止めになったとしても、イライの村は邪道盗賊衆に襲撃されるし、ご神体は破壊されちゃってたんじゃないの?なんかさ・・・最終的に何がしたいのか教えてもらえず、明らかに適切ではない対症療法だけ指示されても凄く困る。
で、まあ、戦闘になりました。
いやさ・・・向こうから積極的に攻撃を仕掛けてきたわけではないので、こちらの好きなタイミングで交戦できるんですから、普通は人質に取られそうなルウさんや神官さんの安全を確保してから挑みませんか?今は敵の目がご神体に向いちゃってるわけですから、そこまで難しいことでもないですよね?
これどう考えても、何人か倒したらルウさんか神官さんを人質に取られちゃって何もできなくなるパターンじゃないの?
特に名のある敵が相手ではなかったので、普通に倒せましたけど・・・
ほらみなさいよ・・・
いやさ、冷たいようですけど、私って体こそトールさんですが中身はトールさんじゃないんですよ。だから、大儀のためであればルウさんの犠牲だって厭わないはず。だって、結婚式に参列していた村人達があれだけ沢山害されても放っておいたのに、ルウさんのときだけ自らの命を投げ出すわけないじゃないですか~ ルウさんもその他の村人達も今の私にとっては同じぐらいの親密度でしかないんですよ?
あずさ「わかった。わかったからその娘の手を放せ!」
って、投げ出すんか~い!
結局、私は何がしたかったのよ。
ガイナスター「タンド、どうした?」
タンド「はい、この男・・・昨日確かに殺したはず・・・」
ガイナスター「どういう事なのだ?」
目の前が真っ暗になりました。
世界記「あずさよ。お前は盗賊の手にかかって死んだ。お前は選択を誤り、歴史は変更されず、アサシナは破滅した」
あずさ「僕は選択を誤ったのか・・・」
選択を誤ったっていうか、配慮がなさ過ぎたというか、何もしなかったというか、頭が悪かったというか・・・
世界記「一度だけ時間を戻す。歴史を書き換え、世界を破滅から救うがよい」
正直、私があまりにも無能すぎて、もう一回やり直した程度でどうにかなるとは思えませんけどね・・・自信ないや・・・
本当に私のやりたいようにやらせてもらえるなら、ここからでも十分歴史を変えられると思うんですけどね。ただ、結局私が何をしたいのかいまいちわからないんです。世界記が指示してくる対症療法も最善の方法ではない気がしますしね。
ルウさんと別れた直後、世界記が急に意味の分からないことを言い出します。
あずさ「あれは、竜!?」
グラフィック的には何も表示されていないため、私の目には見えません!
世界記「時渡のみづち。さあ、これから歴史の書き換えを始めるのだ」
まさかの急展開ですけど、なんで今更こんな力を使ったの?誰の力なのかもわからないし、世界記や私に制御できる力なのかどうかも良くわかりません。
気付くと見知らぬ場所に・・・え?どうなったの??
あずさ「ここは?」
世界記「盗賊の森だ」
何その地名!!!
あずさ「これでイライの村は救われたのか?」
まだ何もやってないじゃん!!え?何もしてないよね??
世界記「お前が殺されることはなくなった。だが、邪道盗賊衆によるイライ襲撃はなくなっていない。歴史的にはまだ何も変更されていない」
最初から持っている情報を全て出さず、後だしで少しずつ出されるの凄くイライラする・・・無能な上司が優秀な部下からマウントを取ろうとするときによくやる手法ですよそれ。
あずさ「村を救わなければ・・・」
結局、最初から結婚式を取り止めれば済むって話でもなかったじゃん!挙句の果てには、超常的な力で強制的に私の運命が変えられちゃったよ!折角自らの力で歴史を変えられる設定のタイムスリップものだっていうのに、良くわからないものから勝手に自分の運命を変えられちゃうってどんな皮肉なの!?タイムスリップものの醍醐味が損なわれちゃってるじゃん!!
ゲーム後半で不満が大爆発することは良くありますけど、最序盤からこれは・・・しかも、こんなペースで考察してたらちっとも話が進まないよ!とりあえず次回に続きます。いや、本当に続くのかなぁ・・・
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。