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皆さんこんにちは。
スーパーファミコンの世界には取り返しがつかない要素が多すぎると思う伊達あずさです。
この頃は取り返しのつかない要素を盛り込むのがどういうわけか流行っていたみたいなのですよね。多分、総プレイ時間を水増しするための施策だとは思うのですが、最近のゲームではそういった施策がすっかり廃れてしまっていることからも、ユーザーにはあまり受けがよくなかったのでしょうね。
作っている側が何度もプレイしてほしいと思っちゃう気持ちもわからなくはないのですけど、遊ぶ側からすると余程システムが面白いゲームでもない限り、そんな何回も同じゲームをプレイする気になんてなれませんよねぇ・・・それでなくとも、今の世は娯楽過多ですし・・・
そんな時代の移り変わりに心を馳せながら、最後のアークがあるこの世界の探索を再開したいと思います。
今回はこの町を本格的に調査していきますよ!
お城の前の兵士を除けば、屋外に出ている人はいません。ですが、こうやってドア越しであれば皆話をしてくれるのですよね。
???「悪いけど入れるわけにはいかないよ。働かないで食べ物を手に入れようなんて虫が良すぎるよ。ね、狼くん。そう思わないかい?」
どうもこの世界は様々な童話が入り混じった世界のようです。
多分この声の主はアリですね。アリとキリギリスの話に出てくるアリさんです。
お次は2つの壊れたお家のそばにあるこちらのお宅を訪問してみたいと思います。まあ、この時点でもう何の話か想像つきますけど。
???「レンガの家を建てといて正解だったね」
???「そうだね。兄さんの家なんかひと吹きだったもの」
???「馬鹿いってらあ。お前ん家だってひと蹴りだったくせに」
これは三匹の子豚に登場する兄弟豚ですね。末っ子、次男、長男の順でしゃべっていたものと思われます。
次に訪問するのは家の外の大きな切り株が印象的なこのお宅です。
???「はーい、今開けるね。・・・あっ、いっけない!ごめんね。誰が来ても絶対開けるなってかあさんに言われてるんだ」
非常に情報が少ないので断定はできませんけど、「誰が来ても入れるな」とお母さんに言われたということなので、狼と七匹の子山羊に出てくる子山羊の1匹ではないでしょうか。
6匹の子山羊を丸飲みする狼も凄いですけど、幾ら眠っているとはいえ、狼のお腹を裂いて子供を助け出した母の強さと、助けるだけでは飽き足らず、お腹の中に石を詰め込んで元に戻すという理解不能な残酷さが印象的なお話です。狼からの報復が怖いだけなら、何も石を詰めて元に戻す必要なんてないのですけどね。しかし、お腹を裂かれてもなお起きない狼はまるで関羽のよう。
次は家の脇に綺麗なお花が植えてあるこちらのお宅です。
???「だあれ?ごめんなさい。今日は遊べないの。お婆ちゃんのお見舞いだもの」
これまた手がかりが非常に少ないですけど、お婆ちゃんのお見舞いに関する第一人者といえば真っ先に思い浮かぶのは赤ずきんでしょうね。
次は町の南東にあるこのお宅。
???「押し売りならごめんだよ」
・・・え、それだけ?う、う~ん・・・流石にこれだけだと何の童話かわからないよ。
一気に問題が難しくなってきたと思う中、訪れたのはこちらのお宅。
???「おじいちゃんならいないよ。なんか探すんだっていって出かけたまんまなんだ」
これまた難しい。何かを探しに出かけたまま戻ってこないおじいさんの話なんてありましたっけ・・・
留守のお家まであります。一番下の行のお家、難しすぎるよ!!
そして一番下の行、左端のお宅は・・・
???「おお、赤帽子かい?よく来てくれたねえ。えっ!違うのかい?そうかい・・・待ち遠しいねえ。早く来てくれないかねえ」
赤帽子って言っちゃってますけど、恐らくこれは赤ずきんさんのお婆さんの家ですね。
町の中央に建つこの個性的なお家は・・・もうお分かりですよね!
このお菓子で出来た宿屋は2人の子供によって経営されていました。
グレーセル「表にある白っぽい木にはね、昔は食べ物の実がついていたのよ」
エンゼル「いらっしゃい。美味しいお菓子が食べ放題だよ。250Gだけど泊まってく?」
微妙に名前が違ってますけど、本はヘンゼルとグレーテルの話でしょう。
宿屋の利用客から聞いた話によると、この宿はすべてがお菓子で出来ているだけではなく、不思議なことにいくら食べてもなくならないのだそうです。脅威の再生能力ですね。まあ、お腹の中に入った後再生されたら最悪ですけど、ドラえもんの道具バイバインといい、人体に取り込まれることで再生能力を失うものは意外と多いのです。
あ、そうそう。このお菓子の宿屋で記録をつけたことで、この町の名前がティンクルだと分かりましたよ。
そして、お菓子の宿屋同様、武器屋さん、防具屋さん、道具屋さんもしっかりと営業しています。
名前 | 価格 |
---|---|
マインゴーシュ | 4300 |
紅蓮の剣 | 21000 |
水滴の杖 | 8600 |
ヘビーガン | 4500 |
ガントレット | 4600 |
クラッシャー | 4600 |
シュートリッパー | 5100 |
名前 | 価格 |
---|---|
ミスリルの鎧 | 17000 |
薔薇のローブ | 3000 |
スティールアーマー | 22000 |
ロイヤルクラウン | 15600 |
三角帽子 | 8500 |
パンサースパッツ | 6700 |
名前 | 価格 |
---|---|
薬草 | 120 |
アンチドーテ | 15 |
パワーのボトル | 64 |
ガードのボトル | 52 |
スペシャル薬草 | 400 |
死の紋章 | 600 |
結構お高いものが売られていますね。まあ、正直な話、レベル上げマニアの私がお金に困ることなんてほとんどないんですけどね。
町の方は一通り調べたのでいよいよお城です。お城ねぇ・・・お城にはあまり良い思い出がないので、あまり積極的に調べたい場所ではないのですが・・・
兵士「でっ!でたな狼め!!この私が成敗してくれる!!」
は!?私のどこが狼ですって!?
兵士「し、失礼・・・人違いでした・・・」
いや、人どころか種族違いですけど!?寝ぼけてるの??
兵士「いえ、いえ、私は居眠りなど・・・狼が城に入らぬようちゃんと見張っていましたよ」
だとしたらとんだ節穴ですね!!
狼と間違えられたことにぷんぷんしながらお城の中に入ると、立て札を読んでなければ通せないと入ってすぐのところで2人の兵士に止められてしまいました。も~なんだよ!
だがしかし、立て札を読むのは次回ですね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。