リムジン 余命60分を観た感想と評価:映画考察

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皆さんこんにちは!
映画考察を書くことに相当なエネルギーを使ってしまう伊達あずさです。

前置きも早々に、今回紹介する映画は・・・
リムジン 余命60分(SUBMERGED)」です。

いつもの様に作品情報から。

リムジン 余命60分
原題:SUBMERGED
ジャンル:サスペンス
製作国:アメリカ
公開年:2014年
監督:スティーヴン・C・ミラー

概要:リムジンの運転席で意識を取り戻す主人公マッド。慌てた様子で車外を見渡すと、そこは一面の水。どうやら彼の運転していたリムジンは橋から転落してしまったらしい。マッドはリムジンから脱出をすべくドアを開けようと試みるが、完全に水没してしまったリムジンのドアは水圧による影響から開けることが出来ない。そんな中、リムジンに乗った他の同乗者達も次々と目を覚ました。彼らは協力して水底からの脱出を図るかに見えたが・・・

密室系の映画というのは低予算映画に良く見られる傾向ですが、結構当たり外れが激しいんですよね。
で、パッケージを見た感じからすると・・・観る前から既に何となく期待出来ないオーラが・・・
とは言え、パッケージから良作を見つ出す能力が著しく欠乏している私のことですから、もしかすると良い意味で予想を裏切られる可能性もあるかも?という淡すぎる期待の元、借りてきたわけです。

そんな、「リムジン 余命60分」に対するおすすめ度は・・・

おすすめ度(5段階):★★

う~ん・・・まあ、悪い意味で期待通りだったかも・・・何というか、全体的に良くある話の詰め合わせ感が否めません。
ラストに至っては、「あ~やっぱりそうなりますよね~」と、シチュエーションからオチだけは読めてしまうものの、ストーリー的にはかなり強引というか、結構納得行かないといいますか・・・まあまあ、残念な作りになってしまっているのです。

ここからはネタバレを含みますので、これから観る予定がある人は「リムジン 余命60分」を見終えてからにしてくださいね!

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

主人公:マット
主人公の弟:ディラン
サールズ工業の社長:ハンク・サールズ
ハンクの娘:ジェシー・サールズ
ジェシーの彼氏:ブランドン
ジェシーの友人1:エディ
ジェシーの友人2:アマンダ
悪友:トッド
サールズの腹心:ヘクター
マットの同僚:カーラ

考察・感想(ネタバレ含む)

この映画はリムジンが水没した状況から、それまでの経緯を回想していく形で進んでいくのですが、そのままだと少し分かりづらいので、とりあえず時系列に並べ直した上で簡単に全容をまとめてみましょう。

ストーリーの全容

マットとディランは兄弟で、若くして両親を失っていた。
亡くなった両親の代わりにマットはサールズ工業で働きながらディランを養っていた。
サールズ工業では経営再建の一環として、地元従業員の大量解雇を行っていたため、社長のハンクは周囲の人から恨みをかっていた。
勿論、ハンクの娘であるジェシーもその恨みの対象となっており、幾度と無く殺害予告が出される始末。
そんな状況を心配したハンクは、昔、特殊部隊に所属していた部下のマットにジェシーの警護を頼んでいた。

マット、ディラン、ジェシー、ブランドンは昔から仲が良く、ジェシーにとってマットは兄的存在、ディランは密かにジェシーに恋心を抱いていた。
しかし、ディランは何か問題を抱えているようで、怪我が絶えない日々が続く、マットはそんなディランを心配していた。
そんな中、ディランの自殺という最悪の出来事が起こってしまう。
マットは弟の事を心配しながらも、日々の仕事に追われ、助けになってやれなかったことを深く後悔することになった。

ディランの死から月日が流れ、マット達も悲しみから立ち直ったある日、ジェシーは友人達とクラブへ行く計画を立てていた。
ジェシーには相変わらず護衛(マットとカーラ)が付けられていたが、自分の置かれた状況に鈍感だった彼女はそれを親の過保護と辟易していた。
そのため、護衛であるマットを撒いて自分達だけで遊びに行こうとしたが、マットに見破られ失敗に終わる。
護衛を撒くことを諦めたジェシーはマットが運転するリムジンに友人達(ブランドン、アマンダ、エディ)を乗せ、夜の街へ繰り出した。
目的のクラブへ入るためにはトッドの紹介が必要だったため、途中に寄った店でトッドを拾い、再び目的の店を目指し走り出した。
店に向かう途中、突如ブランドンは気分が悪いと言い車の停車を求めたため、リムジンは人気のない空き地で停車することとなった。

外の空気を吸うためリムジンの外に出るブランドン、彼氏を心配して車外にでたジェシー、出発を促すマットの3人がリムジンから降りたその時、突如怪しいマスクを被った者達が運転する車が3人に近づく。
怪しいマスクを被った者達は突如、マットに銃を突きつけ、ジェシーに薬を打ち連れ去ろうとした。
しかし、マットの隙を突いた反撃が功を奏し、リムジンへの退避に成功する。
薬を撃たれたことで、混沌状態に陥ったジェシーを助手席に乗せ、マットは怪しいマスクの集団から逃れるべく逃走を始めた。
しかし、マスクの集団は執拗にマット達を追跡してくる。
逃走劇の末、追跡してきたマスク集団の一人が放った弾丸によって、コントロールを失ったリムジンは橋から転落死、水の中に沈むこととなった。

水底に沈んだリムジンの中で目を覚ますマット。
直ぐに状況を把握し、外へ脱出を図るが水圧によってドアが開かない。
肝心の携帯電話も車内の下部まで入り込んだ水によって水没してしまったため使用不能。
マット自身も事故時に折れた破片によって、座席と足を打ち付けられてしまっており、身動きが取れない。
しばらくして、後部座席にいた4人(ブランドン、アマンダ、エディ、トッド)も目を覚ます。
初めこそ、助かるべく自分達の置かれた状況について冷静に分析していたが、次第に冷静さを奪われて行き、仲間割れを始める。

そんな中、マットが客席の後ろからトランクへ続くハッチの存在に気付く。
危険が伴う行為にしり込みする4人だったが、エディがこれに名乗りを上げる。
辛くもトランクから車外へ脱出できたエディだったが、水上で待ち構えていた謎の集団によって殺害されてしまう。
エディの無事を信じ、助けを待つ最中、やっとジェシーが意識を取り戻す。
しかし、意識を取り戻したジェシーが最初に見たものは、リムジンの外を漂うエディの死体だった。

異変に気づいたマットは後部座席の3人に危険を呼びかけるが、時既に遅く、謎の集団がリムジンの天井を破壊して車内に突入してくる。
侵入者に襲われたトッドは首の骨を折られ殺害。しかし、ここでまさかのアマンダバーサークにより侵入者は撃退される。
が、中に侵入してきた水によって、窒息してしまうアマンダ。ジェシーは後部座席との窓を開けず、アマンダを助けなかったマットを責める。
そして、マットは最後の提案をする。それは浸水した後部座席と運転席を繋ぐ仕切りを開放し、運転席にも水を入れ、後部座席の扉から自由に動くことが出来るジェシーだけを脱出させるというものだ。
水没した運転席からジェシーを見送るマット。ジェシーが後部座席に到達したその時、天井から現れた謎の手によって連れ去られてしまった。
それを見たマットはジェシーを助けるべく、先の侵入者の酸素ボンベを使って酸素を補給しながら、足に刺さった破片を引き抜きリムジンを脱出する。

ジェシーの誘拐を知らされた父ハンクは犯人の要求通り、身代金を持って、指定された場所へ向かう。
ヘクターもハンクに付近までは同行していたが、犯人の要求通り身代金の受け渡し場所へは一人で向かった。
突如乱入してきたマットによって、一時は犯人を捕らえるも、黒幕ブランドンの登場により形成が逆転してしまう。
ブランドンは自分の母親が大量解雇の犠牲になったことで、サールズ家を憎んでいたこと、また、マットの弟ディランを殺害したことなどを告白する。
ひと通り、これまでのネタばらしをしたブランドンは突如出現した真の黒幕ヘクターによって何故か撃たれる。
結局のところ、ヘクターの父親もハンクの事業の犠牲となり死んでいたことが発覚する。
ついでに言えば、ちょい役だったカーラもヘクターの仲間だった。

その後、撃たれたブランドンがゾンビの様に復活したり、あれやこれやという格闘戦があったりして、最終的にヘクター死亡で終了。
と、こんな感じのストーリーになります。

一見、何の問題もなさそうに見えるこのストーリーの何処が私は気になったのでしょうか!

疑問1:ディランが抱えていた問題

ディランは他の学生(?)から、暴行を受けていたり、パーティで薬を売ったりしていたみたいです。
最終的にはブランドンから持ちかけられたジェシー誘拐計画を断ったために殺されてしまいました。
しかし、どうしてディランが暴行を受けたり、パーティで薬を売っていたのかについては、全く明かされていないのです。
そもそも、何故ブランドンはディランにまでジェシー誘拐の計画を話したのでしょうか?
ディランの兄マットは大量解雇の犠牲にはなっていませんし、今もハンクの下で働けているため特に恨みもないはずです。
ブランドンがディランのジェシーに対する想いに気づけていたのかはわかりませんけど、少なくても2人の仲が良いことは知っていたはずなのです。普通に考えて、そんなディランが誘いに乗ってくるわけ無いと思いませんか?
ジェシー誘拐という大きな目的が控えているわけですから、幾ら自殺に偽装したとは言え、わざわざディランを殺すというリスクを犯す意味が分かりません。

仕方ないので、勝手に想像してみましょうか・・・
私が目をつけたのは、2人の男に殴られているディランをブランドンが助けるシーンです。
この時、殴っていた男の1人が去り際に「悪いのはトッドだ」って何故か言うんですよね。
勿論、この場にトッドは居ませんし、何で急にトッドがでてくるの?って思って英語でも聞き直してしまいました。
この「悪いのはトッドだ」というのは、トッドの指示で暴行していたという意味なのかもしれません。
思い返せば、ジェシー、マット、ディランが3人でブランドンが働いていたレストランで食事していた時、ディランってトッドに絡まれていたのですよね。よって、ディランはトッド達から暴力や恐喝などを受けていた可能性があります。
ディランはパーティで違法な薬を販売していたようですから、もしかすると、トッド達からの恐喝によってお金に困っていたのかもしれません。
ブランドンがディランを助けた際、ディランが落とした薬を拾っているシーンからも、それにブランドンが気づいたことは間違いないでしょうから、それをゆすりのネタにして(このことをマットに言うとか行って)、ディランをジェシー誘拐の仲間に引き入れようとして失敗したのかもしれません。

まあでも、これだけだと、あまりに都合よくイジメられすぎですよね。
そこで、もう少し必然性を増させてみましょう!

ブランドンにとって、ジェシー誘拐計画のためにどうしてもジェシーの彼氏でいる必要があった。
しかし、計画に必要な人数が思うように集まらず、計画が進められないことにブランドンは苛立ちを覚えていた。
そんなある時、ブランドンはディランがジェシーに恋心を抱いている事に気づいた。
ディランとジェシーは普段から仲も良いし、この恋が発展してしまうと自分の彼氏という立場も危うくなるかもしれないと思った。
そこで、ブランドンは何とかしてディランをジェシーから遠ざけようとする。

最初は、間接的にトッド達を操り、ディランに対し日常的な暴力を行わせ、違法な薬の販売などを強要させた。
ブランドンは堕ちて行くディランをジェシーの前でこれ見よがしに助けたり、ジェシーにディランの悪行をそれとなく知らせることで、お互いの心が離れるよう仕向けた。
身も心もズタボロになったディランを見たブランドンは、ディランに対し、ジェシー誘拐に手を貸せば、今の状況から救ってやると持ちかける。
だが、ディランのジェシーに対する想いは変わっていなかった。
しかし、ディランが命をかけてジェシー誘拐を阻止しようと兄マットに助けを求めるも、カーラのさりげない妨害によりこれを見落としてしまう。
完全に計画の邪魔になったディランはブランドン達によって殺害されてしまった。

何て言うのはどうでしょうか。
実際、サウス・クラブへの紹介をトッドに約束させたのはブランドンなんですよね。
なので、ブランドンがトッドと何らかの繋がりがあり、ディランをいじめさせたとしても不思議ではないのです。

疑問2:穴だらけのジェシー誘拐計画

映画的にはどんでん返しの繰り返しで盛り上がっているかのように見えるジェシー誘拐計画ですが・・・
良く良く考えると、結構穴だらけじゃありませんか?

そもそも、ブランドンってジェシーの彼氏なわけですよね?
映画としては、まさか彼氏が犯人なの!?って驚かせるために仕組んだのだとは思うのですが、彼氏だったらもう少しスマートに誘拐できませんかね・・・
映画の最初の方で、ジェシーが護衛であるマットを撒こうとしていた事実が明らかになっているので、ブランドンはジェシーを焚き付けて、護衛を排除しようとした可能性はあります。
それが上手く行っていれば、ブランドン、ジェシー、トッド、エディ、アマンダだけになるので、十分誘拐できるかもしれませんが、何でわざわざそんなに大勢を巻き込んだ・・・
彼氏だったら2人っきりに容易になれませんか?いくらでもジェシーを1人連れ出せますよね?
まして、護衛の1人だったカーラすら仲間なんですよ?楽勝過ぎると思うんですけど・・・

それに、何でヘクターは最後にブランドンを撃ったの・・・無意味に仲間を減らしてるし・・・どうしても邪魔なら事が済んでから殺したって良かったでしょうに・・・
まあ、撃たれた後も何故か元気に復活して、ジェシーに襲いかかってましたし、死んだふりをさせて兵を伏せたってことなのでしょうか。
と言うか、そもそも、あそこでヘクターが登場する意味なんて無かったんですけどね・・・
後に、「顔を見られたから要求額を上げる」とか言っちゃってますけど、意味もなく自分で顔出し登場しておいて何を言っているのやら・・・
兎にも角にも、この計画は穴だらけっていうか、合理性の欠片もなく、正直理解に苦しみます。
さすがにこれは、は、犯人たちの頭が悪かったのですね・・・と、理由付ける他ないというか・・・

疑問3:リムジン内の酸素

邦題の副題にもなっている水没したリムジン内でのタイムリミットについて、ちょっと考察してみたいと思います。
リムジンって結構広めですが、合計で6人も乗って居たのですよね。
しかも、結構暴れまくったり、3分の1ぐらいは水で埋まってしまったりしていました。
そんな状況で、本当に60分も無事でいられるのでしょうか。

まずは、リムジン内の酸素濃度について考えてみます。
空気中に含まれる酸素濃度は一般的に21%程度、人間の呼気に含まれる酸素の割合が16%程度と言われています。
また、人体に影響を与えない酸素濃度限界が18%と言われています。
酸素濃度21%の空気の半分が呼吸によって消費された場合、室内の酸素濃度が21% × 0.5 + 16% × 0.5 = 18.5%となるため、半分の空気が吸われた時点で人体に影響が出てきそうです。

次は、空気量について考えてみましょう。
映画に登場するリムジンの型がわからないので、正確な寸法はわかりませんが、とりあえず「キャデラック キャデラックリムジン」の室内寸法を参考にすることにします。
キャデラック キャデラックリムジンの室内寸法は2.65m(室内長)×1.51m(室内幅)×1.165m(室内高さ)ということのようです。
よって、室内の容量はおよそ4.662m3です。これは空気にすると4662リットル分ということになります。
この半分の2331リットルを呼吸に使用した時に、まずいことになりそうです。

次は、呼吸量について考えてみましょう。
調べてみると、平均的な男性の日本人は1回で0.5リットルの空気を吸うようです。
時間で考えると1分間に16回程度の呼吸をするようです。
つまり、1分当たり、8リットルの空気を必要とする計算になります。

では、ここからタイムリミットを計算してみましょう。
室内に居る人間が1人だった場合、2331 / 8 = 219.375分過ごせそうです。
よって、これが6人だった場合は・・・219.375 / 6 = 48.5625分

・・・あれ?60分はちょっと厳しいかも。
まして、結構中で暴れまくってましたからねぇ・・・
暴れたことによる酸素消費を無視したとしても、後549リットルの空気が足りません。
それによってリムジン内の酸素濃度がどうなるか計算してみると・・・17.81%程度になっていますね。
う~ん・・・これだと頭痛がするぐらいかなぁ・・・
死ぬギリギリまで頑張るとするならば、酸素濃度10%ぐらいまでは行けそうですし、案外まだまだ余裕だったのかもしれませんね。
よって、余命60分はちょっと大げさ過ぎるかも!
もし、暴れたことで酸素が足りなくなったのであれば、「自業自得で余命60分」が正しい副題になりそうですね・・・

疑問4:運転席と後部座席の仕切り

非常に些細な事で申し訳ないのですが・・・トッドがマットの銃を奪って暴れてから、エディが後部座席のハッチからトランクにでて脱出するまで、運転席と後部座席の間の仕切りは開けられていました。
が!回想シーンから戻り、犯人グループの1人が車内に進入してきた時には、どういうわけか仕切りが閉まってるんですよね。
何時の間に閉めたの・・・確かに30分ぐらい時間が経っている設定みたいなんですが、後部座席側も落ち着きを取り戻していましたし、仕切りを閉める必要なんて無かったように思えるのです。
これが閉まっていたことで、マットとジェシーが助かるという、重要なアイテムなわけですから、開け閉めについてはちゃんとしっかり描写しておいて欲しかったなぁ・・・

疑問5:リムジンからの脱出方法

実はこれが一番気になっていたんですけど・・・
マットとジェシー以外の同乗者が全て死に絶えた後(実際はブランドンは逃げてますけど)、マットは後部座席と運転席の仕切りを開け、浸水した後部座席の扉からジェシーを逃がそうとするのですよね。

・・・なんで?

だって、仕切りを開けて、運転席も水没したら運転席のドアって開くんじゃ・・・

う~ん・・・エディはしきりにそう叫んでましたけど、マットは知らなかったのかな・・・

後・・・どうしてアマンダ死んだの?
酸素ボンベを持って侵入してきた人を殺した時に、その人の酸素ボンベを使おうと思わなかったの?
もしかして、アマンダは極度の潔癖症で、知らない男が咥えていた酸素ホースを咥えるくらいなら溺死した方がまし!って思ったとか・・・
いや、もしそうだとしても、後部座席が浸水した時、侵入された天井から外へ逃げればいいじゃん・・・あそこまで水が入ったならドアを開けたっていいはず。(彼氏のエディから教わったでしょ!!)
まして、アマンダって水泳部だって言われてましたよね?何でまだまだチャンスが残されていたのに、生きることを諦めちゃったの!?

まとめ

こんな感じで結構疑問が多い映画でした。
肝心のリムジン内のシーンも、「何でそんなことで喧嘩するの?」っていう事で争いまくるし、追い詰められた時ほど合理主義に走りがちな私からするとちょっとイラッとしちゃうんですよね。
最後のシーンのどんでん返し?も、主要キャストが殆ど死に絶えているせいで、簡単に読めちゃうんですよ・・・
それに、映画の最初の方から、それなりに黒幕とするための伏線が張ってあるものの、何というか・・・動機が薄いというか・・・
誘拐計画が穴だらけなことからも分かるように、全体的にうっす~~い感じになっちゃってるんですよね。

折角、邦題が「リムジン」で原題が「SUBMERGED(浸水した)」と、浸水後のリムジンに焦点が合されているわけですから、リムジンが水没することになった薄い背景はいっそカットして、リムジン内で追い詰められる人間描写に注力した方が映画としての個性が出たように思えます。

まあ最後文句ばかりになっちゃいましたけど、1から物語を作るのって大変ですよね・・・うん。

以上です!

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