テスカトリポカ~アステカの神には「トリ」が入っている率高い説~

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こんにちは、栁澤蘭丸です。

今まで、マヤ・アステカ文明についての記事色々書いてきました。
まずは2012年に世界が滅ぶんじゃね?っていう予言があったよねーという話、そしてその原因は4兄弟の神様が太陽の管理権限を取り合っているため、管理者が更新されるごとに世界が終わったり始まったりしているって話、その4兄弟とは「テスカトリポカ」「ウィツロポチトリ」「ケツァルコアトル」「シペ・トテック」の4柱であることなど。

今日は長男「テスカトリポカ」のお話をしようと思います!

テスカトリポカは、長男だけあって、第一の世界での太陽を管理していた、南米初代太陽神なのです。今(第五番目の世界)は、夜・雷・破壊の神などを兼任中です。
4兄弟の中でもやっぱりこう、力を持っていたのは、このテスカトリポカとケツァルコアトル(三男)だそうで、この2人の激しい戦いの模様は現代まで伝わっているみたい。ウィツィロポチトリの話はあんまりないのかなぁー。メキシコシティに遷都した話と誕生時の話しかないよ次男。

世界が生まれて初めての太陽はテスカトリポカの太陽でした。が、生まれた時から太陽の管理権限を取り合うように運命づけられていた兄弟ですので、さっそく仕掛けます、三男!絶賛太陽神をやってる兄に、ジャガーに変身する呪い(?)をかけます!結果テスカトリポカは身も心もジャガーになってしまいました。心もジャガーなので太陽を奪い合っていたことやら、今の太陽は自分のだってことも忘れて、大事な太陽をムシャムシャ食ってしまいました。(ジャガーって太陽を食う生き物だったのですか?)
しょっぱなは様子見ということもなくガンガン攻撃を仕掛ける弟たち。太陽を食ってしまったのでテスカトリポカの時代は終わります。ちなみに兄弟げんかに決着がつくたびに世界はいったん滅んでいる(らしい)ので結構人間にとっては迷惑です、この兄弟。
2番目の太陽は勿論ケツァルコアトルが管理しますが、テスカトリポカは1個目の太陽のお返しをしてやる、と弟に猿になる呪いをかけます。ケツァルコアトルは最初から羽毛の生えた蛇だから猿になるのが嫌だったかどうかは謎ですが。管理者が猿になったので2番目の太陽もダメになり。何だかんだで現在の太陽の5個目で、ケツァルコアトルのものです。
テスカトリポカはケツァルコアトルと対立した過去があったため現在の太陽の時代では邪悪な神様とされていますが、太陽を所有していたことがあったりするので創造神、勇ましく戦ったので軍神という面も持っていて複雑な神様です。
この5番目の太陽も、実はテスカトリポカの協力があって作られた太陽だ…とのことです。この兄弟は仲が良いところもありますね。喧嘩もするけど協力もする。かなりの理想的な兄弟…と言えますね!

ところで…これまで何人か南米の神様を紹介してきましたが
ミクトランテクートリ(冥界の神)
ウィツロポチトリ(次男)
テスカトリポカ(長男)
コアトリクエ(大地の女神)
など何故か「トリ」の2文字が入ることが多いような…。
ケツァルコアトルたちの親で神々の祖も「トナカテクトリ」といって、トリがついているし…何か意味があるのだろうか、と思うのですが名前の意味を見ても共通することはありません。テスカトリポカの名前の意味は「煙を吐く鏡」、ウィツィロポチトリは「南のハチドリ」…どういうことなんでしょう。日本で言う「ナントカのミコト」的な意味があるのかな、「トリ」???

というわけで…(?)
テスカトリポカは、恐ろしい残虐な神の一面を持っていますが、ケツァルコアトルの兄でありライバルだったり協力者だったり、色々な役割がある神様でした!
次の太陽は誰が作るんでしょうねぇ…。太陽が交代する時、その世界に住んでいるモノは魚にされたり猿にされたり、災難に遭うようなので気を付けたいところです。

栁澤でした。ではではでは~。

テスカトリポカ~アステカの神には「トリ」が入っている率高い説~_挿絵1

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