Kiroroの「長い間」歌詞の意味…解答編!!

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こんにちは!栁澤です。

ずっと前に、中学の国語の授業で「Kiroro」の「長い間」という曲の1番の歌詞が書いてあるプリントを渡され「この2人の関係を考えよう」みたいな問題を出されたことがあるという記事を書いたのですが、この度、とうとう、正解を探してみることにしました…、え、どうして今更なのかって、なんかふと気になったからです!蘭丸なんて、大体そういうものなのです。

というわけでまずは1番の歌詞をご覧ください。
歌詞を載せるのは〇ASRAC的にアレなので、うたまっぷさんから…。

1番の歌詞では、登場人物が2人出てきて、1人は相手を「君」と呼び、もう片方が「あなた」と言っているようですよね。1番だけだと、超平べったく言っちゃうと
A「(いつも一緒にいるのが当たり前なのに)いつも一緒にいられなくてごめんね」
B「愛してる、なんてまさかでも言えないわ」
という感じです。ここから導かれる2人の関係とは…。

蘭丸の出した答えは、1「相手は肉親である(禁断の愛系)」2「相手が犬である(しゃべれないから言えない系)」でした…が、1番の歌詞しか分からなかったらもうそれでもしょうがないよ!!という感じです。

大事なことは2番の歌詞に書いてあったんですよ!!

1番の歌詞は相手を「君」と呼んでいる人の言葉ですが、2番の歌詞は相手を「あなた」と呼ぶ人の言葉のようですね。「あなたのその言葉だけを信じて待ってた」と言っています。何かを待ってた。

これなら、今なら分かります。ズバリ「結婚を焦ってる彼女と、渋ってる彼氏」だろう!!
「いつか結婚しよ」みたいな言葉を信じて待ってたんでしょ!?

と思いました。蘭丸は大人になりました。突然リアルになりました。
しかし、これは半分正解で半分間違っているようです…。この歌の登場人物にはモデルがいて、きちんと設定があったのです。この曲を作詞作曲したKiroroの玉城さんが、知人のカップルが結婚する時に「彼女は30歳までに結婚したいという夢があったけれど、彼氏はずっと仕事を理由に結婚を待ってもらっていた。そんな彼氏に対して彼女は何も言わずに待っていてあげた」というエピソードを聞いて、「自分だったらこんなふうな心境で待つだろうな」と思って作った曲…とのことです。
つまり、よくあるゼクシィ攻撃を受けている彼氏ではなかったわけですね。彼女と結婚したいけど、仕事も大切なので待ってもらっていた彼氏、そして、夢があったけれどゼクシィ攻撃をせず笑顔を絶やさずに待っていた彼女の話だったようです。

………。
それはこの歌詞からでは、蘭丸には分からない…!!
「作者の表現したかったことを選択肢から選べ」とか「登場人物の心境として一番近いものを選択肢から選べ」系問題がクソ苦手な蘭丸にはとてもじゃないけど分からないっていう。

しかもですよ。「そういえば正解って何だったんだろう」と思って「Kiroro 長い間」と入力したら、その後の関連ワードに「殺す」って出てきて、もう、脳内は「彼女の結婚したい攻撃から逃げ続けてた彼氏が、とうとう他の女性を好きになり、待たされていた彼女が包丁を持ち出した」という絵面しか思い浮かばなかったよ…。

ちなみに歌詞に「殺す」なんて物騒なワードは出てきません。この曲を聞いていると、なんかどっかに「殺す」って声が入っているという、全く別の話があったので、関連ワードになってたみたいです…紛らわしい…。

そしてさらには「待たせてる」「愛してるって言えない」という状況から普通のカップルではないという感じがして、「不倫カップルの歌である」という解釈をする人もいたようです。

実際は、何で「愛してるって言えない」のかは分かりませんが、普通のカップルが幸せに結婚出来たよっていう歌でしたね。「今日まで待ってた」というわけで「今日」は結婚式の日だったのかなぁ?

でも依然として「愛してる、でもまさかね、言えない」という心境は、私には分かりづらいなぁ。奥ゆかしさを表しているのか。それとも今更言うような関係じゃないわよガハハっていう感じなのかはたまた、愛してるって言っちゃうと結婚を迫ってるみたいになるから言わないでおこうという配慮なのか…!?

正解は分かったけど、微妙な感じに解釈に幅を持たせたままの、「Kiroro」の「長い間」なのでした。

犬説もまだ一応ナシではないと思う栁澤蘭丸でした!ではではでは!!

Kiroroの「長い間」歌詞の意味…解答編!!_挿絵1
犬編。お前の髪の毛ブタミミみたいやんけ!!それを食ってやる!がぶり。

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