雪国の車には常備されている「スタック三点セット」

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どうもです蘭丸です。こんにちは。

最近は車移動が多いのですが、タイヤがノーマル…。最近は首都圏でも雪がざんざか降るので震え上がってしまいます(怖い方の意味で)。

雪国出身の私が地元で車を運転していた時は、必ず12月に入る前にタイヤをスタットレスにはきかえてました。そしてトランクないし後部座席の後ろに必ず積んでいたものがあります。それは何かというと…スコップ(でっかくて先が平たいやつ)、完全防備長靴要らない毛布長靴は、膝のあたりまであって、上から雪が入ってこないようにひもで結べるタイプです。それを常に積んでいて、夏もそのまんまっていう状態ですね…。

はっきりいって首都圏でなんでもないのにこれ積んでたら、パトカーに止められた時にヤバみを感じます。死体でも埋めに行くかのような装備ですが、雪国では当たり前なのでスルーです!

雪国以外の人はなかなかスタットレスタイヤを持っていないですよね。でも、ちょっとしか積もっていないから…と思って発進すると悲惨なことが起こります。雪が降らないのであまりタイヤの溝にもあまり関心が無い雪国以外の人の車は、とりあえず1cmシャバシャバ雪が積もっていただけでも動けなくなります。タイヤが空回りする!もうスタックです。

「このアイテム、スタックしないなぁ」とかいう感じで使うことが多い(?)、スタック(stack)ですが、車が動けなくなった時のスタックはこれじゃなくてstuckです!意味は「抜け出せない」です!

車がスタックした時はまず、長靴に履き替え、スコップでタイヤの周りの雪をなくしてみます。それでも空回りするようだったら、ハマってるタイヤの下に毛布をぐいぐい入れて、毛布の上を進むようにさせてみれば多分抜け出せます…。が、首都圏でのスタックは雪国みたいに、「除雪車も通ってない、新雪が50センチくらい積もってる道に突撃した」みたいなバカなことをしたときに起こるわけではありませんよね。その辺の道でナチュラルに何の前触れもなくハマります。幹線道路の2車線目を走っていたのにハマるとかそういうレベルで起こってしまいます。うわーぞっとするぅ。他には止まれなくてオカマを掘る、ハンドルをとられて変なとこにつっこむなど、一回抜け出したから何だ、っていう状況であることが予想されますので、やっぱりスタットレスタイヤはいてない時は、どんなに少ししか積もっていなくても車で出かけるのはやめておいたほうが良いと思います…><

ちなみに雪国の人間的ヤバい雪ランキング。
まず第3位は、新雪です。踏んだらキュッキュ音がするような、さらさらした感じの雪。こんなものは雑魚です!新雪は積雪でいえば50センチはないと敵ではないですよ!
第2位は溶けかけてシャバシャバしてる雪。こいつは、急ブレーキなどをかけてしまったらそのままつるーんといってしまいます。誰もいない農道でわざと急ブレーキをかけて、滑ってみるという遊びをする者もいます。くれぐれも誰もいないまっすぐな道でお試しください。あと、四輪駆動がいいかな…それと自己責任で…(; ・`д・´)
第1位は、溶けた雪が夜の寒さでまた凍ったツルツルの雪(?)…こいつぁヤバいですよ、雪国の人間がスタットレスタイヤをはき、セルフABSプラス車載ABSを駆使しても時速20キロ以下しか出せないヤバさです。安易にブレーキ、アクセルを踏むとそのまま制御不能に陥る可能性があるので、ハンドルにかじりついて運転しています。それでも運転するしか出勤する手立てが無いってどういう秘境なんでしょうね…。サバンナの真ん中とかに会社あるの?こんな日はいくら北陸といえどもそこら中にJAFが出動しますので、つるつる雪に出会ったら運転なんてしてはいけないのです本当は!

ほんと、最近は首都圏でも絶対に雪が降るようになってきたので、スタットレスタイヤ欲しいなあ…と思う私でした。スタットレスタイヤの安心感は異様。とはいえ、きゅっ!と止まれるわけではないんですが…、積雪1cmに怯える必要がないって言うだけでもすごい嬉しい…。雪道ではなるべくアクセルを踏みこまない、ブレーキも踏まずに惰性で止まる、これがベストですねえ。

あー、明日(金曜日)車出せるかなぁ…。この辺の人は朝早めに起きて雪かきをする必要があるかどうか確かめるという習慣がないからなぁ…。まず雪を捨てるとこがない。いつまでも山積みで溶けなくてすごいことになっている。そこんところ、首都圏の人はどう思っているんだろうか…。

蘭丸でした!

雪国の車には常備されている「スタック三点セット」_挿絵1

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