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こんにちは!蘭丸です。
アメトーークの競馬大好き芸人第三回を見て何で大逃げ馬にツインターボを持ってきてしまったのかと遺憾。そこカブラヤオーがよかった…。それ以前にサイレンススズカの大逃げ(金鯱賞・G2)を見せられてつらくなってるという。じゃあもう見るなって感じですね!
あと福永さんが凱旋門賞を「ウイポ」と「ダビスタ」で練習してたって言ってたけど「G1ジョッキー」とか「チャンピンジョッキー」なのでは…。ウイポにはウイポワールドっていうPCゲーム以外に騎手モードないよ。納得いかないぞウンコ!!
そんなわけなので私は別のことを考えた。例えば牛のことを。
「東京でべこ飼うだー」って吉幾三さんが歌ってるので知ったのですが、べこ=牛。ということで、じゃあ赤べこって赤い牛なんですね。
でもさ。よく考えてみて下さい、牛って赤くないよ。和牛は「黒毛和牛」って言うくらいだし、黒いイメージですよね。栗毛っぽいのもいるけど。そして赤とえば、馬じゃないですか!「人中の呂布、馬中の赤兎」というくらいですから赤と言えば馬が有名です。じゃあどうして赤べこは赤いのでしょうか。気になります。そこで赤べこの由来(?)を調べてみました。
赤べこはそもそも「福島県」の名物のお人形です。首を触ったらゆらゆら首を振る可愛い人形ですね。牛の体は赤くて、ブチ模様がついています。
赤べこ伝説。西暦807年に、柳津町の円蔵寺を建立する時、材木の運搬が難航していたところ、牛の群れが現れて何故か手伝ってくれた。その牛の中でも、赤い牛が一番最後まで頑張ってくれましたよーっていう伝説を元にしているそうです。柳津町には、モデルとなった牛の像があるそうです。
その後、その牛の供養(え?食ったの?死んだの?)のために、赤い張り子人形を作るようになった、というのが人形のそもそもの由来。
そしてその後、福島県に「天然痘」が流行した時、赤べこ人形を持っていた子供は天然痘にかからなかったそうです。
というわけで、赤べこ人形はその後は魔除けの人形という位置づけになり、天然痘を表すブチ模様が描かれるようになったそうです。
赤べこ人形は、「しっぺい太郎」やら「赤兎馬」みたいに、どこの誰と一緒に活躍した牛!というような、個人(個牛)を讃える人形ではないようです。
それにしても…レッドブル(オーストリアのRed Bull GmbH社が販売する炭酸飲料)とか、シカゴ・ブルズ(NBAのチーム)も牛が赤い!これは何で?欧米には赤い牛がいるのでしょうか?
レッドブルは、実はタイの「TCファーマシューティカル・インダストリー社」が開発した「Krating Daeng」という飲み物が元になって作られた飲み物。Krating Daengは、直訳すると「赤い牛」なので、Red bullになったそうですが…じゃあタイには赤い牛がいるのでしょうか…?
「Daeng」とはインドヤギュウという牛のことだそうです。インドヤギュウの色は、こげ茶色。赤ではないです。黒毛和牛よりは赤いと言えますが、真の意味で赤いとは言えない。
「赤い布を見て興奮した牛」という説を言っている人もいますが、牛は色を区別する視力を持っていません。あれは、むしろ観客を興奮させるための赤色なのです。赤い布が使われる闘牛は、スペインが有名で、大元の「タイ」にマタドールはいませんね。何故「赤いインドヤギュウ」にしたのか、分かりませんでした…。
そして、シカゴ・ブルズ。マークは赤い牛の顔です。マスコットは「ベニー・ザ・ブル」というもふもふした赤い牛。日本で言うとドアラとかつば九郎くらい自由奔放なキャラとして有名らしいです。が、こちらも何故赤いのか分かりませんね…アメリカの牛と言えば、アメリカバイソンですが、アメリカバイソンも茶色で、赤くはないです。こちらも何故赤いのかは分かりませんでしたが、じゃあ、巨人のオレンジのうさぎ「ジャビット」くんも、「オレンジのうさぎなんていないじゃん!」って言う感じになっちゃいますが、それはジャイアンツのカラーがオレンジだから…それと同じようにブルズのカラーが赤なので、ベニー・ザ・ブルも赤いんでしょうね。
というわけで、世界のところどころに見られる「赤い牛」ですが、「牛が赤い」というのはなんかパワーみなぎるようなイメージがある、というだけなのかも…。赤べこも、伝説はありますが赤い牛のモデルになるような赤っぽい牛が実在していたわけでもないし。「青い鳥」はいないけど幸せな感じがするように、「赤い牛」はいないんだけど力強い感じがする、ということでしょうか。
地域が離れているのに「赤い牛」がちらほらいるのは、なかなか興味深いですよね。
蘭丸でした。(ツインターボ的失速)
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)