人はどんな時も自分で自分の行動を決定している~その1~:応用心理学

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こんにちは、栁澤蘭丸です!
突然ですが…

「動かないでください。動いたらこのナイフであなたの頸動脈を切り裂いて、失血死させます。動かなければ命を保証し、骨折程度の怪我で済ませてあげます。」

暴漢に遭遇してしまい、こう言われた時、あなたはどう感じますか?(まだ生きていたい場合と仮定します)
「仕方がない、動かないように強制されてるのだから、動かない以外選択肢はない」
と感じますよね。
動けない」と。
しかし、あなたは自主的に動かずにいる…と言われたら?
何だか釈然としませんね!

なーのーに、人間はどんな時も絶対に「自分で自分の行動を決めている」というお話です。
あなたは好き好んで殺人鬼の言いなりになっているのです。
ええー。どういうこと???

もう少し、危機を緩めてみましょう。
仕事がとても忙しい時、交際相手から、
私に構ってください。構ってくれないのならどうなっても知りません

こう言われた時、どう感じますか?(俺はこんなワガママを言うやつは嫌いになる、という人もいると思いますが、別れたくないと仮定します^^;)
『どうなっても知りません』の部分をきっと想像しますよね。「別れると言い出す?」「浮気をする?」「嫌いになる?」「不機嫌になる?」などなど。
何も具体的なことは言われていませんが、何か良くないことが起こりそうだ、と予想できます。
人間は、「仕事を滞らせずに、良くないことを受け入れる」のと、「仕事が滞ったとしても交際相手に構ってあげる」のを天秤にかけ、構うかどうかを『自分で判断し、選択』する仕組みになっています。

さっきの殺人鬼の例も同じで、「まだ生きていたい場合」だったので、「死ぬこと」と「命の保証」を天秤にかけて、「命の保証」をとりました。だから、自主的に動かないと見ることができるんですね。

交際相手の例はまだ親切なほうです。人間は賢いので、「構ってくれないならどうなっても知りません」とわざわざ言われなくても、良くないことが起こることをちゃんと本能的に察知します。
そのため、交際相手は何も言わずとも、あなたを自分の思惑の通りに動かすことができてしまうことすらあるかもしれません。

でも決して「強制」ではないんです。
殺人鬼にしても、交際相手にしても、何人たりともあなたに何かを「強制」することはできません。
人間に関わらず、意思のある者には「強制」はすることができないのです。

交際相手の例で、結局仕事が滞ってしまったとします。
あなたは職場で叱責され、降格したとします。
ですが交際相手からは「私は『構ってください』と言っただけです。」と言われてしまうでしょう。(実際そうですし)

この時、「そうだ。自分は自分の判断で構ってあげることにしたのだ。この降格という結果は、自分の判断の末のことなのだから、自分に責任があるのだ!」と思える人は、精神的に自立していると言えます。
逆に「交際相手が構ってくれなんて言うからこんなことになったじゃないか…あいつのせいだ」と考えてしまう人は、心理学的に見ると、「自分の頭で考えていない」とされてしまい、精神的に自立していない、と捉えられてしまいます…。

いつでもどこでも、「自分は自由に行動している」と言うことを頭に入れておきましょう!
(物理的に邪魔されたり拘束されたりしたら別ですが。)

…と言いたいところですが、確かにこれも真なのですが、いくらなんでもあんまりですよねぇ。
というわけで、「人はどんなときでも自分で自分の行動を決定している」はその2へ続きます!

人はどんな時も自分で自分の行動を決定している~その1~:応用心理学_挿絵1

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