覚えたいことは「口に出して」覚えると良い!:応用心理学

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どうもコンニチハ、栁澤です。
心理学なのか脳の仕組みなのか、もはやよく分からなくなってきましたが今日の記事はちょっと役に立つかもしれません!

「口に出して読みたいなんちゃら」みたいなのが流行ったことがありますが、実は、人は、一生懸命教科書等を読み込むよりも、それを朗読するとよく覚えられるという研究結果が出ているそうです。小学校低学年の時にみんなで国語の教科書を大声で読んだ記憶がありますが、あれは意味があったのですね。英語の教科書を朗読するのも、意味があるというわけです。単語帳をめくりまくるだけが英語の勉強じゃないってことなんですね!語彙力がものを言う部分もありますけど!

江戸時代の教育の場と言えば「寺子屋」ってやつですよね。これの存在のおかげで、日本人の識字率が当時世界トップレベルで、黒船でやってきた欧米人を驚かせたらしいですが(まぁ今もトップレベルですけど…)、寺子屋では「読み、書き、そろばん」以外にも、「論語」を暗記し、みんなで口に出してたそうです。江戸時代のガキンチョたちは「論語」を暗記してたって…、科挙を受験する古代中国の人もビックリ?
いくら難しくとも、暗記までしていれば意味も入ってくるっていうもんです。「論語」は孔子の教えがまとめてある書物で、儒教の教えが詰まっています。儒教は、とても立派な教えで、仁、義、礼、智、信という五大柱から成っています。これを守ってたらものすごくいい大人になれそうな教えなのです。まず仁は「思いやりの心を持ちなさい」という意味で、義は関羽とか上杉謙信が好きなアレです。礼は、「礼儀正しく」、智は「勉強しろ」、信は「嘘をつくな」って感じです。
こんなんを暗記してたわけですから、日本人のモラルの高さ&勤勉さは江戸時代からの筋金入りなのかもしれません。口に出すということは魂に刷り込まれると言っても過言ではないですね、言霊っていう言葉もありますし。

覚えたいこと、大切なことは口に出すべしなのです。英語が苦手なら洋楽を聞いて歌詞を覚えて歌うべし。数学なんて高校までは公式がほぼ命なんだから公式を呪文のように唱えるべし!数学7点取っちゃったことある私ですが、公式をブツブツ唱えればよかった。あぁ、サインコサインタンジェント。メギドメギドラメギドラオン。

教科書をとにかく読みこめ!と、資格の学校に通ってた時に、先生に言われましたが、そうじゃなくて「教科書を口に出して読め」が正解だったのかもですねぇ。それには「口に出して読みたい教科書」の開発が急務ですね。「口に出して読みたい〇〇」って大事だったんだなぁ。

どうでもいい話を最後にしてしまいますが…こないだ車の窓からちょびっと手を出して、「もし今何かにぶつかって手が吹っ飛んだらやっぱ取りに戻るのかなぁ…」と、ふと誰に言うでもなくつぶやいてしまったんですが、数日後、ミラーカバーが吹っ飛んで取りに戻る羽目になりました(バッキバキに割れた…涙)。滅多なことは口に出さぬ方が良いようです。

栁澤でした!

覚えたいことは「口に出して」覚えると良い!:応用心理学_挿絵1
競技かるたが盛んなとある温泉に実家がある私。一首一首声を出して読まされたのは意味があったのだな…と今更思いますが、問題は子供が練習のため公民館に集められる日が水曜日7時からだったため、ドラゴンボールが観たい子供は集中力が皆無だったことです…。競技かるた大会優勝経験があり、競技かるたが縁で結婚した親戚のおにーさんはある漫画のヒットで取材まで受けたらしい。しかし一般子供には競技かるたは敵でしかなかったのであった。
しかも、句の意味は読んだだけでは分からんかったw「秋の田の以下略」の句は実は「農家じゃないけど農家だったらこんな感じかな~」という気分で詠まれた句と知ったのは大人になってからで、子供の頃はひらがなの羅列でしかなかった!今回の記事と全然違う実体験を語ってしまってすみません!

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