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皆さんこんにちは。
ルビーの洞窟で分かれたジェフリーさんについて色々と考えてしまう伊達あずさです。
きっとジェフリーさんって、モンスター目線だと物凄く不味そうに見えるのでしょうね。
だってあの大蜘蛛・・・マキシムさん達と出会った時、「”今夜の食事は”、貴様達で決まりだな」って言ってましたもん。
つまり、今日食べるものにすら困っていたはずの大蜘蛛でも、食べるのを躊躇うような美味しさってことでしょ?相当ですね。
それと、ジェフリーさんはリンゴのルビーを「旅先で手に入れた赤いガラスを使って遊び半分で作った物だ」と言っていましたけど・・・ガラスの加工って設備もない旅先でちょちょいとやれちゃうようなものなのでしょうか・・・まぁ、魔法ありの世界ですからワンチャンありそうですけど。
如何にも普通の人を装っていましたけど、ジェフリーさんってちょっと得体がしれませんね。
では、クラメントの教会から再開します。
早速、ガラスでできたリンゴのルビーをカネアマールさんのところに持って行きましょう!
はい!リンゴのルビーをどうぞ。
カネアマール「おお、それこそまさしくリンゴのルビー!ついに見つけてくれたのじゃな!いや、本当によくやってくれた。これは、礼金じゃ。遠慮せずに、貰ってくれ」
ティア「うわぁ!こんなに頂いていいんですか?」
カネアマール「よいよい。儂は、良い物には金を惜しまんのじゃ。はっはっは!」
ティア「でも、それは――――」
マキシム「ティア。それでは、私達はこれで失礼します」
ティア「いいの、マキシム?こんなにお金、貰っちゃって」
マキシム「それだけジェフリーさんの腕前が凄いって事だよ」
ティア「でも。ちょっと・・・」
マキシム「気にする事ないさ。さぁ、行くぞ」
マキシムさん達が向かったのは、ガラス細工屋さん・・・つまり、ジェフリーさんのお家です。
マキシム「ジェフリーさん。こんにちは」
ジェフリー「やぁマキシムさん。来てくれたんですね」
マキシム「ええ、これを、お渡ししようと思いまして・・・」
ジェフリー「こ、このお金は!?」
マキシム「カネアマールさんが、あなたのガラスのリンゴを買ったお金ですよ」
ジェフリー「し、しかし、あのリンゴは、あなたに差し上げた物。このお金を受け取るわけにはいきません」
マキシム「いいんですよ。これはあなたが受け取るべきです」
ジェフリー「し、しかし・・・」
マキシム「それでは、このアクセサリーを売って下さい。お金は、それで足りますよね?」
ジェフリー「マキシムさん・・・ありがとうございます」
マキシム「いいんですよ。それでは、これで」
ティア「マキシム。最初からこうするつもりだったのね」
マキシム「・・・まぁな。それより、ティア。ほら、これ」
ティア「まぁ、このアクセサリーあたしにくれるの?」
マキシム「俺がつけてもしょうがないだろ」
ティア「ありがとうマキシム。とっても嬉しいわ!」
めっちゃ飛び跳ねてました・・・
ガイ「あの程度の物で、あんなに喜ぶなんてな・・・ティアも可愛いじゃねーか」
マキシム「ああ・・・でも、本当に俺について来る事がティアにとって幸せな事なのか・・・」
ガイ「さぁな。それは、ティア自身が、判断する事じゃねーのか?」
マキシム「・・・そうかもしれないな。おーい、ティア。そろそろ行くぞ」
めっちゃ遠くまで行っちゃってました。
何だか・・・またティアさんの死が近づいちゃったような気がしますね。
それにしても、何とも皮肉な話ですよね。
ガラスでできた願いのルビーを使って観光客を集めるのは悪なのに、ガラスでできたリンゴのルビーを使ってお金持ちから報酬をもらうのは善だなんて。
・・・いえ、私は別にどっちも悪い事だと思いませんけど。
そりゃまぁ、ジェフリーさんからリンゴの形をしたガラスを購入し、それをルビーだと偽ってカネアマールさんに売りつけたのであれば問題ですけど、マキシムさん達は「北の洞窟にあるリンゴの形をしたルビーを取ってきて欲しい」というカネアマールさんからの依頼に応えただけの話ですからね。実際、依頼された通り、洞窟にはリンゴの形をしたルビーっぽいものがあったわけですし、それが本物のルビーかどうかなんてことは、依頼主であるカネアマールさんが責を負うべき部分です。つまり、マキシムさん達はカネアマールさんの依頼を達成し、その報酬を頂いたというだけなので、何の問題もないはずです。
ただまあ、ちょっと気になるのはティアさんの道徳観です。
カネアマールさんにリンゴのルビーがガラスでできていることを伝えず、お金を受け取ってしまうことは悪い事だと考えているけど、売ったお金を恵まれない人(ジェフリーさん)に上げるならセーフって・・・かなり商人には向いてなさそうな考え方ですね。
それと・・・何かカネアマールさんは悪い人だから、何をしても許されるみたいな雰囲気にされちゃってますけど、カネアマールさんって言うほど悪い人だったでしょうか。
まぁ確かに奥さんの方はかなりアレでしたけど、カネアマールさん自体はそれなりに礼儀だってわきまえてましたよね?カネアマールさんがしたことと言えば、ジェフリーさん達に正当な家賃を請求したぐらいなものです。むしろ、家賃を払えなくなったのに居座っている方が問題なんじゃないの?
そもそも、カネアマールさんは「なに、またあそこか!今度遅れたら、出て行ってもらうと、言っておいたのに」と言っていたわけですから、少なくとも1回以上は家賃を待ってあげていたわけです。それなのに、ジェフリーさんは見ず知らずの私達にまで、カネアマールさんの悪口を言いだす始末・・・ジェフリーさんって、お金を借りる時には相手を神様扱いするくせに、いざ、お金を返してもらう時になると、善意でお金を貸してくれたはずの人を悪魔呼ばわりしだす恥も恩も知らないタイプですね。
・・・ちょっと嫌な事を思い出してきちゃったので、北西の祠へ向かう事にします。
あの後、カネアマールさんにもう一度会いに行ってみたのですが、先ほどの報酬だけでなく、祠の通行許可まで出してくれたのです。
あれ?ナーシサスへの祠じゃないんだ。
ジェフリーさんが”ナーシサス”という名前を挙げていたから、次に行く町はナーシサスなのかと思っていました。
パーセライトに到着。
教会へ直行・・・しようと思ったんですけど、町の入口でイベントが始まっちゃいました。
でもこれ、オープニングの時にもあったセレナさんイベントのフルバージョンですね。
ちなみに、オープニングでは明かされなかった「女の人が簡単に泣いてはいけない理由」と言うのは、「男の涙なんかとは、比べ物にならない程重いから」らしいです。う~ん、男の涙”なんか”ってわざわざつける必要あったのでしょうか。
セレナさんは冒頭の方でも「男の子が、女の子をいじめちゃダメ」などという言い方を敢えてしていますし(これだと逆なら許されるみたいに聞こえます)、独立心の強い女性のように見えて、実は慈悲的性差別を好む男性依存度の高いタイプだったのですね。意外です。
う~ん。物理的には強いけど、精神的には弱い系の人ということなのでしょうか。
パーセライトの散策は次回ですね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。