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皆さんこんにちは。
危機的な状況に陥るたびにティアさんのことが心配になってしまう伊達あずさです。
だって、絶対にティアさん途中で離脱しちゃうもん・・・ティアさんがご健在な状態で、マキシムさんとセレナさんが付き合うことになるとはとても思えません。
では、怪我をしたヒルダさんを自室に寝かせたところから再開します。
ガイ「ヒルダ・・・」
ガイ「やっと、眠ったよ」
ティア「ヒルダさんの具合はどうなんですか?」
ガイ「大丈夫だ、命に別状は無い。怪我も、思っていた程酷くなかった。それでも、暫くは不自由するだろうがな・・・ところで、マキシム。あの塔で会った女は、誰なんだ?お前を知っていたようだったが・・・」
マキシム「彼女なんですよ。私に、戦う事が運命だと言ったのは」
ガイ「何者なんだ、あの女は」
マキシム「わかりません。ただ、あのドアの魔法を消す事が出来るのだから、かなりの使い手だと思います」
ガイ「そうだな。大体、あのモンスターだらけの塔の屋上まで、一人で上って来たくらいだからな。それだけでも、大したもんだ」
マキシム「そうですね・・・」
それはモンスターだらけのフィールドを平気で行き来しているであろうこの世界の人達にも同じことが言えるよ!
ガイ「それよりマキシム。お前、この後はどうするんだ?」
マキシム「旅を続けます。ひとつ気になる情報も得ましたし・・・」
ガイ「地上を支配する神・・・ってやつか」
マキシム「・・・ええ。もし、本当にそんな神がいるのなら、会う必要があるでしょう」
ガイ「会ってどうする気だ?」
マキシム「本当に地上を支配するつもりなら・・・戦います」
ガイ「相手は神様だぜ。そんなヤツに勝てるのか?」
マキシム「剣を交える事ができれば、勝つチャンスはありますよ。それに・・・ガイさんもそう思ってるんじゃないんですか?」
ガイ「はははっ!図星だよ。大体俺は、人に指図されるのが嫌いなんだ。支配なんぞされてたまるか!なぁ、マキシム」
マキシム「ええ・・・それではガイさん。私達は、そろそろ出発します」
ガイ「なんだ、もう行っちまうのか?・・・その、なんだ、俺も・・・いや、もうちょっとゆっくりしていけよ」
下の階から女の人が上がってきました。
下の階からきた女の人「行きたいんでしょ、ガイ?」
ガイ「ジェシー」
ティア「綺麗な人ですね。どなたですか、ガイさん?」
ガイ「ジェシーだ。俺の・・・その、なんだ、あれだよ」
ジェシー「はっきり言ってよ、もう。初めまして。ジェシーです。ガイの恋人なんです」
ティア「まぁ!そうなんですか。素敵ですね。お似合いですよ」
ジェシー「ありがとう」
マキシム「・・・ガ、ガイさん。恋人いたんですか?」
ガイ「なんだよ、その言い方は?俺に女がいちゃ、いけねぇみたいだな」
マキシム「い、いえ。そうじゃありませんが」
ガイ「ところで、ジェシー。行けってのは、どういう意味だよ?」
ジェシー「貴方も旅に出たいんでしょ・・・そんな顔してるわよ」
ガイ「し、しかし・・・」
ジェシー「ヒルダちゃんの事なら、大丈夫。私がしっかりと、看病してるから」
ガイ「そ、そりゃ、お前がそばについててくれるなら安心だけど・・・でも、お前は・・・」
ジェシー「もちろんガイが旅に出れば、寂しいわよ。でも、貴方が行きたいのなら止めないわ。だって(旅が終わったら、私の元に帰ってきてくれるんでしょ?)」
ガイ「(ああ)」
急にジェシーさんとガイさんがテレパシーで会話し始めましたよ!?
それとも、マキシムさん達には聞こえないような小声で言ったという意味の演出だったのでしょうか。
ジェシー「・・・行きなさいよ、ガイ。貴方の力が、何かの役にたつのなら、それが、私にも、嬉しいの」
ガイ「ジェシー」
ティア「ジェシーさんもガイさんも、相手の心が分かるのね。だから信じて、待っていられるんだわ。素敵ねぇ。大人の恋よねぇ・・・」
マキシム「(・・・誰かさんは、ついて来ちまったからな)」
ティア「マキシム。何考えてるのよ!」
マキシム「いや・・・別に」
あれ?マキシムさんってちゃんとティアさんの好意に気付いているのでは・・・そうでなければ、この返し・・・というか、心の声はおかしいよね!?
ティア「言っときますけど、あたしは、待っていられるほど大人じゃないのよ」
ガイ「マキシム。俺も行くぜ!その神とやらを、拝みによ!」
マキシム「いいんですか?危険な旅になりますよ」
ガイ「危険じゃない旅に、何の魅力があるんだよ!」
マキシム「ガイさん・・・」
ガイ「おっと、そのガイさんってのは、やめてくれ。もう仲間だからな。それに俺はお前を認めている。立場は同じだ」
マキシム「わかりました」
ガイ「おいおい、敬語もやめてくれよ」
マキシム「・・・わかった。それじゃ行こう、ガイ!」
ガイ「おう、そうこなくっちゃな!行こうぜ、マキシム、ティア!」
というわけで、ガイさんが正式に仲間になりました。
ふ~やっと操作権が戻ってきましたよ。
途中、何度も省略しちゃおうかなと思ったんですけど、ゲーム的にあまり意味のある会話ではなかった(演出的な意味合いが強い)ため、どう略せばいいか分からず、諦めて全部ご紹介しちゃいました。
ジェシー「ヒルダちゃんの事は、私に任せておいて。それはそうと、とりあえずどこに行くつもりなの、ガイ?」
ガイ「南東の塔から先へ行ってみる。どうせ、タンベルからは、そこにしか行く場所がないからな」
ゲーム的に意味があるのは、この最後の会話だけですね。
次の目的地は崩れちゃったであろうタンベル 南東の塔になりました。
取り損ねた宝箱がまだ残っていると良いのですが・・・
でもって、南東の塔へ向かうと・・・あれ?全然崩れてないよ??
中も全然無事・・・あの如何にも塔が崩れちゃいそうな演出は一体何だったのか・・・
ここは塔の北側へ抜けるためのものだったのですね。
まぁ、それはそれとして・・・これなら、最上階にある宝箱も無事なのでは!?
無事だった!
箱の中身はファイアーダガー、カミュの鎧、真珠の腕輪です。
マキシムさんとガイさんが装備可能です。
IPでの3倍ダメージは初ですね。ただ、意外にもティアさんは装備できないのですよね。ナイフはいけるけどダガーはダメみたい。
こちらの鎧はガイさん専用です。ガイさんは魔法が使えませんし、IPで全体回復が行えるのは良いかもしれません。
最後はティアさん用の盾ですね。
手に入ったアイテムの内2つが専用品でした。
こうなるともうファイアーダガーはマキシムさんに装備させてバランスを取るしかありません。
これで心置きなく塔の北へ向かえるようになったわけですが・・・最初の会話が物凄く長かった関係で、この続きは次回となります。
タンベル 南東の塔
空の鍵、退魔の兜、ファイアーダガー、カミュの鎧、真珠の腕輪
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。