ご老人方の長くありがたいお話で1日が終わる:Baldur’s Gate#135

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
狭い屋内での戦闘をどう指揮すればいいのか分からなくなっている伊達あずさです。

まずですね・・・味方同士が場所を入れ替えたりする行為は、移動経路探索AIの性能が悪すぎるせいで、戦闘中だとほぼ絶望的です。
2人以上を同時に動かした場合は、かなりの確率で永遠に指定した位置にたどり着けなくなります。かといって1人ずつ動かそうにも、戦闘中、そこまでの時間的な余裕がないのです。敵が近づけばますます指定した位置にたどり着けなくなりますからね。

挙句の果てにはマルチプレイの場合、建物に入ってすぐの隊列は何故か現在の隊列ではなく、マルチプレイ設定時の初期隊列に戻ってしまうという謎現象が起こってしまうため、メイジの私が強制的に最前列に出されてしまうのですよね。なので、画面が切り替わってすぐの戦闘では私が前面で戦わされることがやたらと多くなるのです。毎回、ディメンションドアでも使えということなのでしょうか・・・

それに、有益なCC系の呪文が味方も巻き込む範囲呪文ばかりであることも問題です。
そもそも敵味方が入り混じる混戦時にはほとんど出番がありませんし、離れた場所にいる敵をピンポイントで狙おうにも、魔法の効果範囲が表示されないため、目測で撃たねばなりません。その際にもごちゃごちゃしている場所だと上手く視線が通らないのか、詠唱者が不規則な移動を勝手に行ってしまうため、これから放とうとしている呪文の影響範囲に自ら突入した状態で呪文を唱えてしまう事も多く、やっぱりメイジの私が被弾する結果となってしまうのです。

まあ・・・結論から言うと、戦闘時にどう指揮すればいいか・・・というよりも、思った通りにキャラクター達を動かせないことで悩んでいるのかもしれませんね。やはり、現実世界であれば容易にできることがゲームの世界でできないとイライラします。

ご老人方の長くありがたいお話で1日が終わる:Baldur's Gate#135_挿絵1
前回、屋内に入ってすぐ、こちらを上回る量の強敵に囲まれた状態で戦闘が始まっちゃいましたからね・・・
転生する前であれば、ほぼ間違いなく正攻法では勝てなかった(敵が屋外まで追いかけてこないことを利用して、1体ずつ倒しては外に逃げるを繰り返すなどのトリッキーな方法でなければ倒せなかった)でしょうね。
まだまだ何件もお仕事探しでお宅訪問を繰り返さねばならないというのに・・・かなり憂鬱ですが、今日はこのお家からです。

ご老人方の長くありがたいお話で1日が終わる:Baldur's Gate#135_挿絵2
ここも宿屋(酒場)でした。
そして、中に入るなり誰か近づいてきた・・・

コノリー・フィン「おお、あなたと出会えて光栄じゃ。この年寄り、コノリー・フィンに何のご用ですかのう?貴族にまつわる恐ろしい話をしましょうか?酒を飲んでいると、色々な話を聞くのですじゃ」

向こうから話しかけて来たのに、何のご用とはこれ如何に。
でもまあ、折角ですからお言葉に甘えて何か尋ねてみましょう。

あずさ「最近バーの噂を何か聞いた?」

コノリー・フィン「アンダーセラーズにコソコソ出入りする者の話だったら、沢山知っていますぞ。儂は良く、わざと人にぶつかるんじゃ。そうすると、その人のフードがはがれて、顔が見えますじゃろ?そうやって、後から口止め料を貰おうとする、ずるがしこい奴等も大勢いるが、あまり賢いやり方ではないですぞ。口止め料を払うより、殺し屋を雇う方が、安いのじゃから」

そういうとコノリーさんはこの場から去って行きました。

・・・え?結局、何の話だったの!?
最後までアンダーセラーズにコソコソ出入りしている者の正体も、コノリーさんが何を目的としてわざと人にぶつかっているのかも、何もかも分からずじまいでしたね。
ただまあ、話に脱線が多い上、脱線した方の話を完了させただけで満足しちゃう人って確かにいますよね。

ご老人方の長くありがたいお話で1日が終わる:Baldur's Gate#135_挿絵3
2階にも名のある人が居ました。今度はまともに話のできる人だと良いのですが・・・

ボリノール・マン「よくぞ私を見付けたな、若いの。人生についての話を聞くために、このボリノールの所にやって来たのじゃろう。それとも、バルダーズ・ゲートの皆に話しかけてまわっているだけなのかね?」

こ、後者ですね・・・確かに私ほどむやみやたらと話しかけて回っている人もいないかと思います。

あずさ「なにか面白い話でもあるの?」

ボリノール・マン「おお、話は沢山知っておるぞ。それらが面白い話だとは、一概には言えんがね。あんたにとって、意味深いものじゃあないかも知れんが、一つ話をしてやろう。この話を聞いても、あまり得る物はないが、時間の無駄にはならぬはずじゃ」

話す前からやたらと保険をかけてきますね・・・
でも、意味深くも得る物もないのに時間の無駄にはならないとか、妙にトンチじみてて逆に興味が湧きました。

あずさ「どうぞ、やって」

ボリノール・マン「ならばそうしよう。新しい年が明ける時だった。チェスター・ブラックブートと私は、仲間を集めてファイアーワイン橋跡の門を襲撃したんじゃ。一番年上のベラ・スタブレハンドが先頭だった。戦闘になったら、体の大きい彼女の陰に隠れようと思っていたからな。ベラは彼女の父親の斧も持っていたので、前線に置けばとても強そうに見えた。彼女はとても背が高くて、相手がゴミであるかのように片付けることが出来た。ある時、ベラとチェスター(このチェスターはチェスター・アレンデイルのことで、ブラックブートとは親戚関係ではない。ブラックブートはベラのことを良く思っていなかった)が、ウルキャスターで洞窟探検(当時の子供達は、そう呼んでいた)をしていた時、ベラはチェスターの事を思い切り殴ったらしいんじゃ。これを見た彼女の父親は、大笑いして、怒っていた事をすっかり忘れてしまったそうだ。彼はいつもそうだった、死ぬまで、まともな冗談を言う事ができなそうな人だった。またある時、こういう事もあったのう・・・」

・・・何の話!?
後、話の中にやたらと括弧書きの部分があるんだけど、「括弧なになに・・・括弧閉じる」みたいな感じで話してるってこと!?
それに話も飛びまくっているような気がするのですよね・・・最初の方はファイアーワイン橋跡の門を襲撃した話だったはずなのに、何故か急にウルキャスターで洞窟探検する話に変わり、最終的にはそれまで一切登場していなかったベラさんのお父さんの話になってました。そもそも、それまで未登場だったアレンデイルさんが急に殴られて、何で怒っていたのかもわからないベラさんのお父さんがお笑いして怒っていたことを忘れたといわれましても・・・話があまりにカオスすぎます。

あずさ「批判してるわけじゃないけど、この話に終わりはあるの?始まりは?」

ボリノール・マン「若者よ、面白い話はまだ続くのだぞ。斧で殴りつけてばかりじゃなくて、人の話もちゃんと聞かないと、人生の楽しさを忘れてしまうぞ。ああ、近頃の若者は、我慢強さが足りないのう。バック・ロングブロウは、トウモロコシ畑を、種まきの時期から収穫まで、辛抱強くみておったもんじゃ。何故か、秋になると、落ち着きが無かったがのう。ふん・・・もういいじゃろう」

だから何の話!?
確かに意味深くも得る物もありませんでしたけど、間違いなく時間の無駄にはなりましたね。

開始早々、ご老人方の長話に付き合わされてしまったせいで、もう今日はここまでです・・・
本当に何の収穫もない日でしたけど、偶にはそんな日があってもいい!

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