伊達あずさが選ぶ面白かったファミコンゲームランキング2022

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皆さんこんにちは!
今年も毎年恒例の主観満載自己満足ランキングで締めくくろうとしている伊達あずさです。

今回は前後編で1つにカウントされる長編ゲームをプレイした上、今年中に終わらないゲームまで出てしまったため、ランキング対象の作品が7本と過去最低本数を大幅に更新する結果となってしまいました。
流石に10本を下回ってしまうとランキングとしては大分寂しくなってしまいますね・・・

そんなわけで、若干順位が寂し気ですけど、今年も私がプレイしてきたファミコンゲームを独断と偏見のランキング形式でご紹介しちゃいます!
では、2022年版のファミコンランキング行ってみよう!

ファミコンランキング2022

第7位:探偵 神宮寺三郎 新宿中央殺人事件

探偵 神宮寺三郎 新宿中央殺人事件のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン・ディスクシステム)_挿絵1
今年の最下位は今年最初にプレイした探偵 神宮寺三郎 新宿中央殺人事件になります。
この結果は年初めからの既定路線だったといいますか、当然の結果といいますか・・・まあ、仕方ないところがありますよね。

ストーリーが重要視されるはずのアドベンチャーゲームでありながら、そのストーリーが壊滅的な出来栄えだっただけでなく、ゲームの進行上、必須となる派出所を発見するのに、足元のマスを無作為に一歩一歩調べて回る必要があるだなんて狂気じみた仕様にしたのですから、同情の余地もありません。

まあ、ストーリーの出来が酷いことについては、不可抗力な面もありますし、ある程度は仕方ないとしても、何故公園の北西にある派出所を見つけるのに、何もない公園内の地面を1マス1マス調べて歩かないといけない仕様なんかにしたのよ!どういう精神状態であれば、人間がこのようなゲーム仕様を書くに至れるのか、今後の為にも、世の心理学者さん達はこの件について率先して研究すべきです!

でもこの探偵 神宮寺三郎シリーズって、信じられないことにプレイステーションまで続く長編シリーズになるのですよ。なんといいますか・・・初代がこの出来なのに、よく続編を作ろうだなんて判断を会社が下しましたよね・・・チャレンジャー過ぎて驚きを隠せません。流石はデータイーストさんといったところでしょうか。

ただ、続編はこんなに酷い出来ではなかったはず・・・と、後の探偵 神宮寺三郎シリーズ(プレイステーションのだけど)を実際にプレイした方から情報をいただいておりますので、これに懲りず、今後に期待したいと思います。

データイーストさんは当たり外れが魔神の斧ぐらい極端ですからね・・・逆に言えば当たれば大きいのかもしれません。

第6位:ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島

ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン・ディスクシステム)_挿絵1
第6位はふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島です。
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島は・・・今年の最下位が全年通しても圧倒的な最下位となるぐらいの最下位だったため、今年の最下位こそ免れましたけど、年が違えば最下位だったかもしれません。

ストーリーに限って言えば、そこそこ興味深く、当時の作品としてはなかなかの出来栄えだと思うのですけどね・・・
でも、ゲーム全体の評価としては、ストーリーの良さが台無しになるような出来になっていると言わざるを得ません。あまりにもゲームシステムが悪意に満ち溢れすぎていて、凄くイライラするのです!

レトロゲームには制作側の過失によって、思わぬ高難度になってしまうゲームが時々出現するのですけど、このゲームは明らかにそうではありません。制作側が意図した通りの高難度・・・いえ、理不尽な仕様になっているのです。
アドベンチャーゲームの主役はストーリーなのに、脇役であるはずのゲームシステムが主役の邪魔をしてどうするのよ!!

ただ、ストーリーの方にはそこまでの問題がないことから、リメイクされたふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島をプレイした人の評価はかなり違ったものになる可能性が高そうです。まあ、実際にプレイしたわけではないので、確約はできませんが・・・

第5位:魔神英雄伝ワタル外伝

魔神英雄伝ワタル外伝のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第5位は魔神英雄伝ワタル外伝です!
下位2作品については随分と辛らつな評価を下してしまいましたが、5位の魔神英雄伝ワタル外伝からはそんなことないですよ!

過度のレベル上げを好む私にとって、レベル上げ時の戦闘が単調になりにくいアクション戦闘を有するゲームは、基本的に評価が高くなりやすいのです。なのに5位は低すぎるのでは・・・と、自分でも思うんですけど、5位以降はどれもこれもかなりの僅差でしたからね・・・これは運が悪かったとしか。

本作には魔神英雄伝ワタルという原作があるわけですけど・・・私自身、そこまで原作に詳しいわけでもなく、熱烈なファンというわけでもないので、原作に登場するキャラクター達の出番が少ない点についてはそれほど気になりませんでした。
純粋なアクションロールプレイングゲームとして見た場合にも、悪目立ちするようなストーリー展開がなく、メインのボタンが2つしかないファミコンゲームの割には、アクション性もなかなか頑張ってますし、佳作であることは間違いありません。

しかしながら、龍神丸らが原作に登場する必殺技を使うでもなく、何故かファンタジックな魔法を操って戦っているという点について、原作ファンの方々はどう思っているのかな・・・そこだけは、ちょっとだけ気になります。

第4位:火の鳥 鳳凰編 我王の冒険

火の鳥 鳳凰編 我王の冒険のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
惜しくもトップ3入りを逃した第4位は火の鳥 鳳凰編 我王の冒険です。
鬼瓦を自由に配置できるというシステム・・・思った以上に考えられたシステムでした。たった2つのボタンでこれだけのアクション性を生み出せるのですから・・・やっぱり、コナミさんのゲームには外れが無いな~

この作品も火の鳥という原作にちなんだゲームなんですけど、原作を一切知らない私でも純粋なアクションゲームとして十分楽しむことが出来ました。でも、原作を知らないとゲーム内にちりばめられているであろう、原作の香りを一切楽しむことが出来ないのでちょっともったいない気はします。

ただ、コナミさんが作る原作ありのゲームって、物凄い変化球で原作要素を導入してくる傾向にあるので、ほぼ大体がにわかな私ではどうせろくに考察できませんけどね。

ではいよいよ、今年のトップ3です!

第3位:がんばれゴエモン!からくり道中

がんばれゴエモン!からくり道中のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第3位は・・・コナミさんが誇る名作の1つがんばれゴエモン!からくり道中です!
がんばれゴエモンシリーズはヒットメーカーの誉れ高きコナミさん一押しのシリーズですからね。例え初代の作品であったとしても、そのクオリティは折り紙付きです。

ただまあ・・・プレイ日記として完結させるまでには、精神的にかなり苦労しました。まさか全く同じものを8回も繰り返すことになろうとは・・・プレイ日記史上屈指の書き高の悪さでしたよ!
でもやっぱりアクションにロールプレイング的な成長要素が加われば(アイテムでしかゴエモンを強化できないけど)大体は面白いのです!

もし、がんばれゴエモン!からくり道中にもタッチ ミステリーオブトライアングルの様な謎解き要素があったなら・・・間違いなく1位だったのですけどね。惜しい!!

第2位:沙羅曼蛇

沙羅曼蛇のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第2位は・・・コナミさんが放つシューティングの名作グラディウスの正当なる続編、沙羅曼蛇です!
今年の上位はかなりコナミさんのゲームに独占されちゃってますね。それに、シューティングがあまり好きではない私がシューティングゲームを上位に持ってくるとは・・・ランキングの作成者である自分で言うのもなんですけど、かなり波乱の展開です!!

あれだけシューティングは苦手だ~とか何とか言っておきながら、地味にシューティングゲームを数多く所持している私・・・挙句、この沙羅曼蛇はなんだかんだで結構やりこんでいたみたいなんですよね。
皆さんもご存知のように、ほとんどの場合において過去にプレイした記憶が綺麗さっぱり消え去ってしまっている私ですが、このゲームに限っては驚くほど詳細に過去の記憶が私の脳に残っていましたよ!
きっと昔の私も結構このゲームが好きだったのでしょうね。

大枠のシステムについてはグラディウスとほぼ同じですので、その素晴らしさについては言うに及ばず・・・沙羅曼蛇の真の良さはやはりステージ構成でしょうね。初代グラディウスよりも、各段にステージギミックが多彩で面白い!
沙羅曼蛇は世界設定のみならず、ゲームシステム面でも前作要素+αという堅実な道をたどった真に正当なグラディウスの続編でした。
これって一見すると当たり前のようだけど、世の中には続編とは名ばかりの、同じ名を冠しているだけの別物(しかも、前作の良さが完全に消えている)が結構多いですからね・・・この正直さは地味なことながらも、とても素晴らしいことなのです。

うん、来年こそはグラディウスをプレイしよう・・・

第1位:時空勇伝デビアス

時空勇伝デビアスのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
そして、栄えある2022年の第1位は・・・アーロンのお守りがない中古品でも頑張れちゃうほど楽しかった時空勇伝デビアスです!
コナミさんのゲームにも外れがありませんけど、ナムコさんのゲームにも外れがないのですよね。この時空勇伝デビアスもそんなナムコさんのゲームです。

今年はアクションとロールプレイングゲーム的成長要素が融合したゲームのプレイ率が高かったですけど、私の中でこの時空勇伝デビアスはその際たる例なのです。
そりゃ~昔から好きだったわけですから・・・まあ、1位になっちゃうのは仕方ありませんよね。

アクションゲームでは軽視されがちなストーリーについても・・・まあ、一応、それなりには意外性がある結末だったじゃないですか。結構、頑張ってたと思うのですけどね。ちょっと贔屓し過ぎでしょうか?

個人的には結構面白いゲームだと思うのですが、世の知名度は残念ながらそこまで高くありません。自分でも世の中の流行から好みが外れがちな変わり者であるという自覚は多少あるので、仕方ないことかもしれませんけど・・・
このランキングが少しでも時空勇伝デビアスの評価に繋がればと願うばかりです。

と言った感じで、2022年の第1位は時空勇伝デビアスでした!

今年は6位までと5位以降にびっくりするほどの差があったような気がします。ただまあ、ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島は色々ともったいないですよね・・・

最後の締めに何故かランキング下位のゲームが登場するという謎に見舞われつつ、来年もぽっぽブログの応援をよろしくお願いいたします!

では、良いお年を!

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伊達あずさが選ぶ面白かったファミコンゲームランキング2022」への2件のフィードバック

  1. オーヤナーギ

    俺としては 火の鳥 が読んでいて一番面白かったです。自分も遊んだゲームで思い入れがあるからかもしれませんが

    返信

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