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皆さんこんにちは。
ノーテキストのアクションゲームやレベル上げなどによって落ち込んだ書き高を、この辺で挽回したいと考えている伊達あずさです。
書き高が良いジャンルと言ったら・・・そう!アドベンチャーゲーム!!
というわけで、今日からプレイするのは「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」になります!
これね・・・幼い私がアドベンチャーゲームを避けるようになってしまった原因のゲームなのですよね。
いえ、決してお話がつまらないというわけではないのです。それどころか個人的にはそこそこお気に入りのストーリーだったはず。
じゃあ、何がお気に召さなかったのか。それはですね。クリア・・・できなかったんですよ。当時の私は「全てのロケーションで全コマンドを総当たりで試す」などといった発想には至らなかったのでしょうか?ともあれ、ファミコンの時代においても比較的クリアが容易だったはずのアドベンチャーゲームでまさかの不意打ちを受けてしまったのです。
しかもこのゲーム、前後編が分割されて販売されていたのですが、詰まったところが前編だったこともあって、後編を一切プレイできず・・・非常に不満が残る結果となってしまったんです。
いや、前編をクリアしてから後編を手に入れるなどすれば、十分避けられた被害だったわけですが・・・こういうのって全部そろってから始めたくなりません?なりませんか、そうですか・・・
そんなこともあって、それ以後の私はアドベンチャー嫌いを発症することとなってしまったのです。
しかし、そんな当時の私もそのまま素直に負けを認めたわけではありません。一度は討たれ、地に落とされた私ですが、地べたを這い回りながらも虎視眈々と反撃の機会をうかがっていたのです。
そう!当時の私を苦しめたあの魔のアイテムの入手場所をその後突き止めたのです!!
・・・と、ここまでが十年単位で昔の話になります。復讐の機会を得てから、実際に反撃を開始するまで大分かかっちゃいましたねぇ・・・
しかしながら、毎度毎度昔の記憶を驚くほどに失ってしまっている私が、これほどまでにはっきりとした記憶を未だ有しているわけですから、自分で思っていた以上に、ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島に対する恨みの根は深かったみたいです。
では、アドベンチャーゲームなので、開始前のストーリー確認は端折ってゲームスタート!
あっ、プレイ日記のスタイルについてはこちらを予めご確認ください!
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単なる思い付きで、あくどかったのかどうかもよくわからないお金持ち達から小判を奪って貧しい人達に配る義賊ごっこを行っていた私ですが・・・冷静になって考えてみれば、私のアライメントはカオティックグッドじゃないよ!?
しかし、気付いた時にはすでに遅し・・・今やおにぎりが1つ100万円もするという超インフレ時代です。それまでは貯金を切り崩しながら安穏と暮らせていた私達も、生きるために働かざるを得なくなってしまいました。
そこで、私と蘭丸さんは新作の昔話を神様達に読み聞かせるという怪しげな商売を始めることにしたのでした。
では、ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島のはじまり、始まり・・・
むか~し、むかし・・・ながくし村というところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
ふたりには子供がなかったので、いつも、お地蔵様にお祈りをしていました。
ある夜、おじいさんは夢をみました。
???「じいさま・・・明日、お前は女の子を授かるであろう」
ある夜、おばあさんは夢をみました。
???「ばあさま・・・明日、お前は男の子を授かるであろう」
そして、ながくし村に新しい朝がやってきました。
おじいさんとおばあさんは、囲炉裏の前で昨夜聞いたお告げの話をしているようです。
おじいさん「昨夜、嬉しい夢をみたんじゃよ。儂らに子供が授かるというんじゃ」
おばあさん「あれま、おじいさんもかい。私も同じ夢をみたんじゃ」
おじいさん「ほう?不思議じゃのう」
あまりにも懐かしすぎて、雰囲気(BGM)だけでもうぞくぞくしてきます。
しかしながら・・・これまでのアドベンチャーゲームとはかなり毛色が異なるせいで、どう書き進めて行ったらいいのか非常に悩ましい!
というのもですね・・・このゲーム、三人称視点なんですよ!!今まで私がプレイしてきたアドベンチャーゲームって全部一人称視点でしたからねぇ・・・やりにくい(プレイ日記を書きにくい)ったらありゃしません。
まずは状況から確認してみましょうか。
今、おじいさんとおばあさんがいる囲炉裏の部屋には鉈の付いた背負子、そして、蓑と笠が置かれています。正面に見える扉の向こうは機織り部屋となっているらしいのですが、開けてはいけない扉らしく、実際に中をうかがい知ることは出来ません。
囲炉裏の火でも眺めて心を落ち着けようかとも思ったのですが、どうやら燃料が不足しているらしく、大分消えかかっているようです。
これは柴刈りに行く必要がありそうですね。
どれだけ素晴らしい武具を所持していても、装備しなければ意味がない・・・とは誰の金言だったでしょうか。
おじいさんに鉈と背負子を、おばあさんに蓑と笠を装備させました。これにより、おじいさんの攻撃力と積載量が増加、おばあさんの物理防御と対天候耐性が増加しました。この装備であれば、西洋風のスライムは無理でも、和風スライムなら2匹ぐらいは倒せるかもしれません。
おじいさん「柴刈りに行くとするか。囲炉裏の火が消えそうじゃ」
おばあさん「私は洗濯じゃ」
おじいさんを柴刈りに送り出した後でなければ、おばあさんは洗濯に向かえないという謎の行動制限があるため、とりあえずは柴刈り優先です。
山へ向かう途中の道です。
今でも無意識にここのBGMを口笛で吹いたりしちゃってましたよ。そっか、新・鬼ヶ島の曲だったのか・・・
空は青く澄み渡っていて、正に柴刈り日和ですね。
大分進みましたが、まだまだ柴は落ちていません。それもそのはず、道端に生えているこんもりしたやつは低木じゃなく雑草ですからね。
などと言っていたら、突然、草むらから赤い腹当てをした金太郎が現れました。初戦闘です!
おじいさん「なんじゃ?お前は?」
金太郎「My Name is Kintarou」
おじいさんが鉈をちらつかせながら威圧すると相手も名乗りを上げました。どうやら向こうもやるつもりみたいです。
おじいさん「おはよう、金太郎さんとやら・・・儂は柴刈りに行くところなんじゃが・・・」
金太郎「Oh! Mt. Ashigara」
おじいさん「一緒に行かんかね?」
金太郎「OK, Let’s Go!」
何で英語なんだろう・・・おじいさんの言葉はちゃんと理解してるみたいだし、絶対に日本語喋れるよね?
そんな西洋かぶれした怪しげな金太郎さんと共にあしがら山へ向かうことになったおじいさんでしたが・・・その運命や如何に。次回に続きます。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。