クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
ついでにルーラーとメッシュベーキングシートも欲しくなってしまった伊達あずさです。
それなりにお菓子を作るための器材を集めていたはずなのですが、そういった便利系の道具はあまり持っていないのですよね。腕がないなら道具に頼ればいいじゃない!と、ようやく開き直ることのできるお年頃になりました。

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵1
というわけで再開です。
ラヴォスによって破壊される災厄の未来を知ったマールとルッカは、ゲートの力を使ってこの未来を変えてしまおうと提案してきたところからでしたね。

未来を変える・・・確かにここは、過去を変えることでその後の未来が変化してしまう系タイムスリップの世界なので、ゲートの力を使えばラヴォスが現れない未来を迎えることができるかもしれません。でも、私達が過去を変えることで、マールのように本来生まれるはずだった人が生まれなくなってしまったり、幸せな一生を過ごせたはずの人が私達の歴史改変の煽りを受けて不幸な人生を歩むことになったりしてしまうかもしれないのですよ!?
そんな軽い思い付きで、多くの人の人生を自分達の都合で変えてしまうだなんて罪深い事ができるわけないよ!

・・・なーんて綺麗事を私が言うと思ったら大間違いです!!

別にゲートの力を使わなくたって、自分の幸せを追求したら、多かれ少なかれ他人の人生に影響を与えちゃうものです。誰かがお金を儲ければ、その分、誰かが割を食っているのですよ。それはその人から商品を買った人かもしれないし、その人の下で働いている人かもしれません。あるいはもっと遠い誰かが・・・
自分の幸せの下に誰の不幸もないと考えること自体が傲慢なのです!そもそも、生物は他の命を糧にしなければ生きることさえままならないのですから。

どうあがいても他人の人生に影響を与えてしまうのであれば、せめて、自分が幸せだと思える選択をするべきです。他人の幸せや不幸を理解することは不可能ですが、自分の幸せだけは確実に認識できるのですから。

後はもう、自分が幸せになるために必要な人の幸せを手の届く範囲で追求していくしかありません。それはもちろん、自分の価値基準で恐らく幸せだろうと思うものを相手に押し付けることになるのかもしれません。でも、全ては自分の幸せの為なのですから仕方ありません。

そう思っていれば、身を削って助けたつもりの相手から「余計なおせっかいだった」と罵られたとしても・・・諦めがつくでしょ?

じゃあ、始めようじゃないですか。
自分の幸せのために・・・身を削った余計なおせっかいを。

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵2クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵3
・・・ただ、そのルッカの結論はどうなの?
その理屈だと、元居た世界が最も情報量&テクノロジー的に富んだ世界みたいに聞こえますよね?まあ、一番慣れ親しんだ世界だからやりやすいということもあるのかもしれませんが、ルッカはこの時代の装置だって結構意のままに操れてましたよね?でもそれって、例えるなら平安時代の人が初見でパソコンを意のままに操るようなものですよね。現代人ですら難しいのに・・・
もしかして、ルッカの技術って1000年先の技術に相当しちゃってるの?そうなってくると、何かもうルッカが先進的なのか、それとも、この世界の技術進化があまりに遅すぎるのか分かんなくなってきちゃいますね。

まあ、実際に調べるのはルッカなわけですから、素人が専門家に口をはさむべきではありませんね。
そんなわけで、ゲートがあるというプロメテドームへ向かうことになりました。

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵4
上層まで戻るとドンさんが声をかけてきました。
う、う~ん・・・レベル上げをしてた時、回復のためにさんざん上層まで戻ってきてたのですけどね・・・何故今更驚くの??

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵5
どうじゃったって?あ、食糧庫のこと?

マール「ここは・・・私達の明日なの!」

あれ?そっち??

ドンさんの頭の上にもクエスションマークが出ています。

男「それより食糧庫は!?」

ですよね!?普通はそっちですよね!
マールって偶に自分本位のコミュニケーション違和を起こしますよね。でもいいよ?私はキャラが立ってていいと思うよ!?

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵6
とりあえず取ってきた種を渡すことにします。

ドン「種子・・・か」

ルッカ「エナ・ボックスも、いつまでもつかわからないわ。その種子を育ててみて下さい」

えっ・・・その言い方って・・・
もしかして、エナ・ボックスって空腹感は紛れないけど、飢餓による肉体的損傷を回復する機能だけはあるとかそういう感じの装置でした!?なるほど・・・それならここにいる人達が食料もなしに今までどうやって生き延びて来たのかに関する辻褄も合いますね。

マール「とにかく生きて!ガンバって!私達もやってみるから!」

前半部分だけだと非常に無責任に聞こえますが、「私達もやってみるから」と続くだけで、一気に無責任感が消えますね。流石は帝王学を学んだ王家の人といったところでしょうか。

ドン「フッ・・・あんた達は不思議じゃ。何かこう、私らとは・・・」

マール「元気ってコト?」

ドン「元気?聞いた事のない言葉じゃが、何だか気持ちのいい響きだ・・・何の種子かわからんが、こいつを育ててみるよ」

エナ・ボックスの力で最低限、明日に命を繋ぐことだけは可能なのであれば、今、この方々に必要なのは未来に向けた希望なのかもしれませんね。

ドン「プロメテドームに行くのか。32号廃墟を抜けるならばこれを持って行け」

そういってドンさんはバイクのキーをくれました。バイク!?えっ、そんなものに乗れるの!?気持ち悪いぐらいに記憶がない・・・

ドン「32号廃墟においてあるジェットバイクのキーじゃ。私が若い頃乗っていたものじゃ。まだ動くといいが・・・向こうは、ここより強力なロボットが暴れまわっている。『元気』でな!」

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵7
希望というのは今の痛みを先送りにするだけで、根本的な解決にはならないのですが、絶望という名の痛みにまみれた状態では、未来のために動くことすらままなりませんし、痛み止めが必要なことだってありますよね。

クロノトリガーのプレイ日記17:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵9
大型コンピュータから得た情報によって、この時代がラヴォスの日から更に301年ほど経過したA.D.2300だといつの間にか判明したみたいです。
そして、プロメテドームにあるゲートを使って、本来の時代に戻り、ラヴォスの日を回避すべく歴史改変を行う方針となったわけですが・・・
本当にラヴォスによって滅びた世界を救う方法ってそれしかないのかな?もっとリスクが少なく、手っ取り早い方法があるのでは?
次回に続きます。

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