鶏のメリカンプ:Baldur’s Gate#48

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
なんだかんだで全然レベル上げが出来ていないことに今更気付いた伊達あずさです。
私が定義するレベル上げとは、ストーリーを一切進めることなく、同じ場所で執拗に戦闘行為を繰り返し、経験値を稼ぐ行為なのですよ。よって、今みたいに、次から次へと新しい場所に移動し、未知のクエストをこなして経験値を稼ぐのは、レベル上げと見なされないのです!
でもね・・・バルダーズゲートの世界って、同じ場所を行ったり来たりして敵を探すのは結構効率悪いんですよ。まあ、敢えて危険な場所でキャンプを行って、敵を呼び込むという手もあるのですが、キャンプをする度、盛大に時間が経過してしまうので、何となく憚られるのですよね・・・
例え実害が無かったとしても、無駄に時間を経過させるのって抵抗がありませんか?

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵1
思うようなレベル上げが出来ないことに悩みつつ再開します。
バッシラスが持っていたマジックアイテム2品を識別するためにキャンプを張ったので、朝になっちゃいました。本当はもう1回キャンプを張って、アイデンティファイを覚えるのに使った分の記憶枠をどうにかしたいところなのですが、前述の通り、そのためだけに時間を経過させるのは何となく気が進まないのです。
後、地味にゲーリックさんのHPを回復し損ねてますね・・・折角、キャンプしたのに・・・

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵2
む・・・また、こんな町から遠く離れた場所に小さな子供がいます。

フッティー「しー!バッシラスとお化け達を偵察しているんだ。あいつら、おかしいんだよ」

お化けを連れている時点で既におかしいと思うのですが・・・この世界の常識だとそこはおかしくないのかな。

あずさ「そんな幽霊聞いた事ない・・・どうしてそんなに面白いの?」

自分で言っておいてなんですけど、言ってる意味が良く分からないよ・・・

フッティー「バッシラスは子供の頃はすごく幸せだったって話すんだ。幸せだったんだけど、お化け達は皆ぶつぶつ言うだけで、話を聞いてはいないけど。ジョニーも居なくなる前は人の話しも聞かないで、よく一人でぶつぶつ言っていたんだ・・・ちょっとここで待ってて、友達のネッティーを呼んでくるよ。ネッティーもお父さんがいなくなっちゃったから、この場所を教えたらきっと大笑いするよ」

訳が変なのか、それとも本当に支離滅裂なことをいっているのか・・・非常に判断に困ります。
フッティーさんはそう言い残してこの場から去って行ったのですけど・・・ここで待たなきゃだめなの?というか、待ってたら本当に戻って来るの?

そのまま律儀に8時間ほど待ってみた(キャンプした)のですが、結局、フッティーさんは戻ってきませんでした。

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵3
また人に遭遇しました。こんな道なき場所で、こんなにも人と遭遇するだなんて奇跡にもほどがありますよね。

ロジャー「すまない。大事な仕事があるから、話している暇はないんだ。使者ってのは、雨が降ろうが、ギバーリングが降ろうが、情報が入ったらそれを届けなくちゃいけないんだ。アムンが鉄騒動に関する無罪を主張して、バルダーズ・ゲートの大公達に謝罪を求めているんだ。これは大変なことになるぞ!さっ、わかったらそこをどいてくれ!」

そんな重要な情報を見ず知らずの人に教えちゃっていいの?
っていうか、実際、鉄不足になったのはアムンのせいではありませんでしたからね。私もバルダーズ・ゲートの大公とかいう人達は素直に謝罪すべきだと思います。明らかに間違っていたのですから、そんなところで意地を張ったらダメです。

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵4
今度はホブゴブリンが声をかけてきました。でも、小さな子供と遭遇するよりは自然です。

あずさ「死ぬときが来たよ。不細工なホブゴブリンめ」

ザルガル「お前、本当に馬鹿な都会モン。お前、こう叫びながら死ぬ。ザルガル、一番強い者!」

何で自分を死に至らしめた相手を崇敬しながら死んでいかなきゃならないのよ・・・

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵5
ザルガル以外はすぐスティンキングクラウドの餌食になりました。唯一、難を逃れたザルガルも全員で袋叩きです。
めぼしい戦利品は・・・ショートソード+2ぐらいかな?

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵6
まーた人ですね。皆こんな何もないところで一体何をしているのでしょうか。

キシック「だめだ、近寄るんじゃない、この狂気に冒されるかもしれない」

あずさ「落ち着いて。お前の言う狂気って何?」

「お前」ではなく「あなた」ぐらいにして欲しいな・・・

キシック「長年商人をやってきて、あらゆる鶏を見て来たつもりだが、この前東の方で初めて化け物のような鶏を見つけた・・・その鶏を抱え上げると、人の言葉を喋ったんだ。始めは私の頭がおかしくなってしまったのかと思ったが、きっとあの鶏は地獄の亡者に憑りつかれているに違いない!」

思っていたほど狂気に冒されていなかったのでちょっと安心しました。ついさっき、もっとも~っと深い狂気に冒されちゃってた人の相手をしてたものですから・・・
しかし、こんな道なき道で偶然出会った人から得るような情報じゃないですよね。こういう話って町にいる人から聞いたりするものじゃないですか?

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵7
キシックさんと別れてすぐに遭遇したウルフとの戦闘中、メリカンプとかいう名前が付いた鶏が近寄ってきました。
あ、キシックさんが言ってた人語を操る鶏ってこの鶏のことかも。

メリカンプ「ア・・・アリガト(コケッコ)助かっ(コケ)た」

随分と可愛らしい地獄の亡者ですね。

あずさ「はああー。お前はただのお喋り鶏ではないな!」

メリカンプ「冗談でしょう、(コケー!)。私は確かに普通の鳥じゃない。あなたの助けが(コケ)必要なんです」

人語を喋れても、途中でいちいち鳴かないとダメなのね。

あずさ「失礼しました・・・鶏さん。このような状態に何故?」

メリカンプ「なんと言う(コケッ)幸運。この悪夢もこれで(コケ)終わりそうだ。私はベレゴストのメリカンプ、(コココ)神秘の世界のメイジだ。この異例な容態は・・・呪文を(コケ)読み間違えてしまったようだ。もうこれで(コケー!)1か月以上の間呪いにかかっていて、元の姿に(コケ)戻れないんだ!」

あずさ「私は魔法の知識がないもので。この*ゴホン*酷い状態を直せませんかね?」

私もメイジなのに・・・

メリカンプ「分かるはずなんだが、もう・・・と言うか、以前(コケッ)呪文を憶えすぎて力を使い果たしてしまい・・・今度は呪文の本を無くしてしまった。君達は(コケ)そのような呪文を唱えることは出来ますかね?」

なんかもう何を言ってるのか微妙に良く分からないけど、とにかく自分ではどうすることもできないのですね。うーん・・・リムーブカースの魔法とかで治せるのかな?

あずさ「もちろん、すぐ直してあげましょう。呪文詠唱が終わるまで動かないで」

メリカンプ「失敗(ケコ)!全くひどいもんだ、お前の技など結局私のと変わら・・・いや、それより、この・・・呪文を(コケー!)解けないとなれば・・・残りの手は師匠を探す(コケ)ことだ。ベレゴストの近くにある(コケ)塔に連れて行ってくれるかい?そこにきっとサランティールがいるだろう。彼なら何か(コケ)解決策が見いだせるはずだ」

凄く失礼な人だけど・・・まあ、最初に助けると言った責任はとりますよ。

あずさ「それでは早速彼の住まいへ。護衛していきましょう」

メリカンプ「ありがたい!ベレゴストのすぐ西にあるんだ。サランティールは(コケッ)そこの大きな領地に住んでいる。そこに着くまで君の袋の中にいるよ」

鶏のメリカンプ:Baldur's Gate#48_挿絵8
と言った経緯で、私の所持品にメリカンプさんが加わりました。説明文が完全に鶏のそれになってますね・・・
う~ん、まだこのエリアの探索が途中だけど、やっぱりすぐに送り届けてあげた方がいいのかな・・・何れにしても次回です。

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