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皆さんこんにちは。
ウスト・ナーサの酒場でまだまだ楽しめそうな気がしている伊達あずさです。
クエストなどとは無関係なただの一般NPCなのに、テキストが凝り過ぎなのですよ!どれだけの時間をかけて製作しているのか物凄く気になります。
でも、英語で書いたテキストと日本語で書いたテキストでは、有効圏(読める人の数)があまりにも違うので、国内向けゲームは結構不利ですね。

まだ3人も話せていない人がいるのですよ。本当に1人当たりの物語が濃密すぎます。
じゃあ、このまま時計回りに話しかけていこうかな。
バラグ「手柄話や昔話をしているところさ。ウスト・ナーサの古い慣習なんだ・・・あんたは知らないかもしれないがな、ナサドの者よ」
あずさ「じゃあ、ウスト・ナーサの歴史について何か話してくれない」
また随分と長く楽しめそうな選択肢が・・・
バラグ「この町の歴史についてか、え?ああ、あなたは何も知らないんだろうな、無知な田舎っぺめ。四散でウスト・ナーサが演じた役割についても知らないんだろう?」
あずさ「四散だって?」
バラグ「ハッ!あんたはおつむがないのか!?あんたのハウス・マザーは生きたまま皮を剥がれるべきだな、そんな事も教えないなんて!魔法の戦争によって、かつてドワーフが持っていた大きな洞窟、ベイリンデンが崩れ落ちた時、ほとんどのドロウが押しつぶされたんだ。運のいい奴だけが生き残った。いくつかのドロウのグループがその瓦礫の山から逃げ出し、敵に追われながら、自分達の勢力を確立する為のあらたな本拠地を探して四方八方に散った。それが四散さ、馬鹿め。ウスト・ナーサは大戦の被害を受けなかったので、我々の城壁へドロウが保護を求めて大勢やって来た。イリシッドやビホルダー達がその後に続き、領土を奪い合うようになった。一世紀もの間、敵は我々に絶え間なく戦争をしかけてきた。しかし、ウスト・ナーサの城壁は崩れなかった・・・そして、我々は容赦なき勝利をおさめ、敵を撤退させた。ドロウの多くはもっと広い居住地と更なる略奪地を求めてウスト・ナーサを後にした・・・そうして作った居住地の中に、あんたの最愛のチェド・ナサドがあるってわけさ。ウスト・ナーサの城壁がなかったら、チェド・ナサドもなかっただろう。それが四散でウスト・ナーサが果たした役割だ。それを忘れるな」
うーん・・・バラグさんはウスト・ナーサだけが偉いみたいな感じでいっちゃってるけど、ウスト・ナーサを頼って来たドロウ達の協力がなければウスト・ナーサの城壁を守れなかった可能性だってあるんじゃないの?それに、ウスト・ナーサから出て行ったドロウの一部がチェド・ナサドを作ったのなら、チェド・ナサドの住民は元ウスト・ナーサの住民なわけだから、現ウスト・ナーサの住民に恩着せがましく言われる筋合いなくない?自分で言ってておかしいって気付かないのかな?ハッ!おつむがないの!?・・・いえ、冗談です!
あずさ「あなた自身の手柄話はどうなのかしら?」
バラグ「俺も若い頃は随分と沢山殺したものだ。だから、俺には手柄話などないだろうとでも言いたげな聞き方はするな。俺はファイターの社会では誰にも負けないほど戦い慣れしている人間だ。百年前には、懐かしいランニングに参加した。地上に続く洞窟が発見された時の事さ。俺は狩りの間、村人を襲うのに手を貸した。ウスト・ナーサを記念して行われたランニングの時には、哀れな人間達が数多く我々の剣に倒れた。俺は”ハーフリング”と呼ばれる種族の村に行き当たった。ちっちゃな虫けらどもがあちこちへ逃げ惑った!俺は追いかけて皆殺しにしてやった・・・今でもその小さい頭蓋骨を持ってるぜ。ランニングは人間どもが守備を整えるまで一週間続いた。人間はその地下道を壊してしまった。しかし、俺達はいつか別の道を見つけるさ・・・また是非ともドロウと一緒にランニングに参加したいものだ」
・・・とんだクズドロウですね。民間人を虐殺してそれを手柄だと思っているとは。でもいいですよ。ニム・カラッツァさんのせいで微妙に私の士気が下がりかけていたので、こうやってヘイトを稼いでくれるのは凄くいいと思う!
でも、なんか凄くリアリティがあるな・・・こういう自慢話。私、現実世界でもこのバラグさんのようにちょっと聞くに堪えないような戦時中の手柄話を嬉々として行っているご老人方のお話を聞いちゃったことがあるのですよね。しかも皆さん口々に「あの頃は楽しかった」とおっしゃっていたんです。今でもその時の話の内容が忘れられなくて・・・人間の適応力って怖いなって思ったものです。何だかんだいって戦争を支持する人がいるからこそ戦争は起こるわけで、実際はそんなに少数の責任だけで戦争って起こせないのですよ。攻撃する側の場合はね。
あずさ「他の事を聞いてもいいかしら?」
バラグ「俺自身の話はしたい時にする。あんたにうながされてするつもりはない。そういうつまらない質問がしたかったら、他の奴をわずらわせろ!」
あずさ「そうするわ」
バラグ「ああ、そうするこったな。じゃあな」
あ~早くこの一連のお仕事を終わらせたくてうずうずしてきちゃいましたよ!
イルムリン「こんにちは。最近、チェド・ナサドから来た方ですね、そうでしょう?噂は聞いてますよ。我々ドロウは集まって地上の征服の物語を語り合う。あるいは過去の暗い物語を。それはウスト・ナーサ、最初にこの地がそう呼ばれていた時からの伝統なのだ」
う、う~ん・・・それが伝統なのですね。私、ウスト・ナーサには馴染めなさそうだなぁ・・・
あずさ「”最初”というのはどういう意味なの?」
イルムリン「フム。私の話が理解出来ないという事は、女性の知識が足りないのだな。我々の歴史については*少し*は知っているのだろう?昔、地上で我々は、憎むべき同族によって裏切られ、地下へと追いやられた。それは、ドロウが初めて降り立ったこの場所のすぐ近くだった。地下ではどちらを向いても、執念深い敵にぶつかった。恐ろしい軍団だった。我々が自分達を守る為に初めて集まったのは、この場所なのだ。ウスト・ナーサとは”最初”という意味だ・・・最初に我々が集まった場所。あの憎むべき同族から受けた罰から、本来持っている力を最初に奪い返した場所だ。我々はウスト・ナーサから進軍し、スタウト・フォークの占有する町を次々と侵略し、あの素晴らしいベイリンデンの中にテランティワールの偉大な王国を建設したのだ。ベイリンデンもテランティワールも今は消えてしまったが、ウスト・ナーサは残っている。我々が憎むべき地上の同族に返すべき血の負債の残りがね」
憎むべき地上の同族というのは、地上にいるエルフ達のことを言っているんだとは思うけど・・・こういう話ってうのみにはできませんね。事実、地上にいる種族の圧倒的多数からドロウは憎まれていますし、こういった手合いは自分達の行いを棚上げして、その結果与えられた罰を恨みとして記憶していたりするものですからね。罰せられて然るべき行動を行い続けた結果、業を煮やしたエルフに追放されただけなのに、追放されたことだけを恨みとして持ち続けている可能性の方が圧倒的に高そう。むしろ、地上のエルフの罪は自らの手を汚すことから逃げて、ドロウ達を地下への追放という形に留めてしまったことなのかもしれません。イレニカスの件もそうだけど、エルフの甘さというか、偽善ぶった責任感の無さには本当に迷惑をかけられまくりです!
あずさ「それでは、ウスト・ナーサは地上に近い所にあるというの?」
イルムリン「近いというより、すぐそこだ。地上に続く曲がりくねった道もこの近くだ。だが、そこは大きな銀色の化け物に守られていて、我々が近づく事は出来ない」
あずさ「守られている?それじゃあ、守っている奴を排除したらどうなるの?」
イルムリン「他にも沢山の見張りはいるだろう・・・だが、銀色の化け物が最悪だ。あの化け物さえいなければ、我々でも他の見張りを倒せるだろう。そして、あの憎むべき同族に積年の借りを返しに行けるのだ」
これで、ますますもってアダロンさんを攻撃できなくなりました。
あずさ「他にも何か話はあるの?」
イルムリン「私はまだ成果を上げていないんだ。成人式はほんの1年前に、兄弟二人と地上に向かう長い旅をした時に終えたんだが。地上は目がくらむほどまぶしく汚い所だ・・・だが、私達は地上のエルフに出会った。女だ。青白くて、魅力的だった。彼女はあっけなく殺したよ。だが私達はエルフの守備隊に追いかけられて、私の兄弟も殺された。しかし私は女の首を地下に持ち帰った。それは、成人式の見事な記念品とみなされた。私のマトロンは喜んで、翌年の男性戦士協会に登録する際の保証人になってくれた」
あずさ「他にも話はあるの?」
イルムリン「いや、もう大した話はない。私自身、他の人の話を聞く為にここに来たんだ」
う~ん・・・ドロウ達と話しているとかなり思うところがあるけど・・・それは次回にしましょうかね。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。

