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皆さんこんにちは。
この世界の王様の扱いについてちょっと考えてしまう伊達あずさです。
でも改めて思えば、この世界に限らず、ゲームの中に登場する王様達が強権を発動するようなケースってほとんど見たことがないですよね。王様ってあんまり決定権ないものなのかなぁ・・・少なくてもJRPGの中に登場するような王様に限って言えばそういうものなのかもしれません。
では、イブスキさんが面会に来たところから再開したいと思います。
イブスキ「まずはアサシナの新しき王になられたことをお喜び申し上げます」
あずさ「喜ぶ?・・・元アサシナ王家の一族としては別に喜ばしい事ではないのでは・・・」
意外・・・私もそういった駆け引きめいた物言いとかするんだ。
イブスキ「陛下、私の願いはあの忌まわしきデニケスの命・・・最早、貴方の手により我が願いは叶いました」
あずさ「・・・」
アサシネア6世を手にかけたのは私じゃないけどね。まあ、弟の方は倒してますけど・・・もしかして、そっちの方を恨んでました?
イブスキ「陛下、貴方に贈り物があります」
あずさ「贈り物?」
クノン・デニケスの首とか物騒なのは止めてね!!
イブスキ「今のアサシナには必要な物でしょう。死の海に眠る我がイブスキの財宝です」
あずさ「死の海の財宝!?」
どっちなんでしょうね。その財宝が疫病の根源なのか、それともその財宝が疫病を防いでくれるのか・・・
イブスキ「そうです。我が一族が王位を追われる時に死の海に隠したものです」
カイザー「それは素晴らしい!陛下、早速騎士を遣わしましょう!」
種集めとか連絡が取れなくなった金山の様子見などの雑用は私にやらせるくせに、財宝の回収には騎士を使うの?なんで??その判断基準を詳しく教えなさい!
イブスキ「ただし!」
カイザー「何か?イブスキ殿?」
イブスキ「条件があります」
カイザー「条件?」
イブスキ「陛下直々に私と死の海に赴くこと。これが条件です」
カイザー「何故だ?」
イブスキ「陛下に見て頂きたいものがありますので・・・今はこれしか言えません」
これまた意外・・・イブスキさんと同行するかどうか、私に選択権を与えてくれるのね。
ただまあ、残念ながらこれに「いいえ」と答える道理がないのですよね。例え、イブスキさんの提案が何らかの罠だったとしても、一緒に行かないと疫病でアサシナが全滅すると世界記に言われている手前、拒否することができないのですよ。
あずさ「・・・わかった、行こう」
単身で反乱軍の鎮圧にあたらせられるなど、もっと危ないことをやらされてきたんですから、カイザーさんだって今更止めるはずもないでしょう。
イブスキ「それでこそ陛下!さあ参りましょう。まずは新王都のすぐ東、ヘンダライの村に行きます」
カイザー「では陛下お気を付けて」
本当に一切止めないね!!
お城を出ようとした正にその時、ヘパイナスさんに呼び止められました。
ヘパイナスさん・・・今までプレイ日記で取り上げてませんでしたけど、確か旧王都の何処かで会っているような気がします。多分、天使の整備などを担当している技師の方だったと・・・
うん。やっぱり合ってましたね。
イブスキ「フフ・・・頼もしい味方だな」
味方っていうか・・・乗れないかな。この天使に乗れないかな!?
そんなわけで、2人と1体旅になりました。
おんやぁ?更に騎士も1人連れていけるみたいですね。まあ、光三脚を起動して、天使2体にもできるのでしょうけど・・・
ここはやっぱり、この世界で唯一優秀なミケーネさんを連れて行こうかな!
初めて枠が全部埋まりました。とりあえず、HPの多い順に並べ替えておきましょうかね。この世界の戦闘システムはかなり異様なので、隊列にどれほどの意味があるのかどうかわかりませんけども。まあ、気分の問題です。
初のフルメンバーで王都の外に出てみたのですが・・・何か明らかに天使と思われる敵が王都の周辺に出現するのですよね。どういうこと??え?ザの神を信奉する別の国から攻撃を受けてるの!?どういうことなのか説明してよ!!
ヘンダライの村にやってきました。王都のすぐ近くなので、あっという間につきました。
村人「疫病船が・・・疫病船がやってくるんだ・・・ゲの神の呪いだ・・・」
入り口付近にいた村人がそんなことを呟きながら村の奥へと去っていきました。
あずさ「何だあいつは・・・」
権力を手にしてしまったせいなのか・・・私のキャラも大分おかしくなってきているような気がします。我ながら、態度や言い方がかなりいけ好かないです。
手近な他の村人に話を聞いてみると、最近、疫病船なるものが死の海をさまよっているという噂があるのだそうです。実際、今年中に疫病が国中に蔓延してしまうわけですから、これがただの噂などでないのは明らかです。
しかし、あの村人が言っていたように、疫病とゲ神に関係があるのかどうかは不明です。個人的にはゲ神ってそんなに悪い神様じゃないような気がするんですよね。そもそも、ザ神みたいな単一神ではないみたいだし、善悪様々な神様がいた方が自然ですよね。
村を回って疫病船の情報を集めている最中、噂の疫病船がヘンダライの村の港に漂着しちゃったみたいです。
村人「港に行けば疫病船が見える!でも近づかない方が身のためだ」
そうは言われても、行かないなどという選択肢は私にないのです。イブスキさんも止めないみたいだし。
実際、特にこれと言った悪意もない村人達によって入り口が封鎖されちゃってますしね。
左の村人「大変だ!どうする!」
右の村人「ゲの神の呪いだ・・・」
彼らのセリフからも分かるように、ゲーム的な都合で塞いでいるだけなのは明白です。
港に行ってみると・・・びっくりするほど綺麗に接舷しちゃってる!
どうやら既に何人かの村人が船に乗り込んでいったみたいですね。とりあえず乗り込んでみます?イブスキさんも特に何も言ってこないし・・・
疫病船の中に乗り込んでみましたけど・・・私達ってイブスキ旧王家が残した財宝を回収に来たんじゃなかったの?なんでこんなことしてるんだろ・・・せめて、イブスキさん何とか言ってよ!!
確かに船の中はゲ神塗れ(エンカウント率が異常に高い!)なんですけど、見た感じはユクモみたいな機械船っぽいですね。
特にこれと言った意味もなく、何となくで疫病船の甲板を進んでいく私達ですが・・・続きは次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。