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皆さんこんにちは。
久しぶりに考察しがいのありそうなゲームだな~と思った伊達あずさです。
前回、謎の赤い玉としてこの世界に登場した私は、邪道盗賊衆によって殺されたトールさんの体に乗り移りました。トールさんとなった私はイライが邪道盗賊衆によって襲撃される歴史を変えるべく、明日に控えた結婚式を取り止めるよう行動することになったんですけど・・・
そもそも、私がトールさんの体に乗り移らなければ、トールさんは死んだままになるのですから、結婚式は自ずと中止になったのではないか・・・と、前回の終わりに疑問を呈しました。
ただ、世界記は「盗賊に襲われるのを防がねばならない」と言っていただけで、何が盗賊に襲われることを防ぎたいのか、はっきりとは言ってないんですよ。なので、トールさんになった私が盗賊から襲われるのを防ぎたいだけという可能性もゼロではありません。であれば、前日の内にどこかへ避難するという手もありな気がするのですけど・・・
トールさんの体に乗り移ったところから再開します。この世界はどこででもセーブできるっぽいのでその辺は凄く便利。
とりあえず村の方にいったらルウさんから声をかけられました。
どうやらトールさんの記憶は引き継げてないみたいですね。
ルウ「トール、ふざけているの?」
真剣には受け止められなかったみたいです。
とりあえずルウさんから神官さん家の場所を聞き出します。神官さんの家は神殿の右にあるそうです。常識的に考えれば神殿の入り口に向かって右ってことでしょうね。
用は済んだので、適当に誤魔化してからルウさんと別れます。
さて、では明日の結婚式について話すため、神官さんのお家にいくわけですが・・・その前にちょっと村にいる人の話でも聞いてみましょうか。
イライ
- 最近、天気が変わりやすく空の様子がおかしい
- 東の空が赤く燃えて何かが落ちてくるのを見た
- 明後日で年が変わって806年になる
- 明日の村祭りだけザの神殿が開かれる
- イライ村が平和なのはザの神のおかげ
- 10年に1度開かれる神殿で結婚式をあげられるなんて幸せね!
とりあえず世間話っぽいものは除きました。
別に私達の結婚式のためだけに神殿を解放するわけじゃなさそうですね。つまり、明日の結婚式がなかったとしても神殿は開かれるみたいです。まだ邪道盗賊衆の目的がわかりませんけど、恐らく10年に1度開かれるというザの神殿に用があるんじゃないかな・・・
だとすると、結婚式を取りやめたとしても助かるのは私の命ぐらいなものですね。であればやっぱり今夜の内に避難しておけばいいだけなんじゃ。
いまひとつ納得いきませんけど、一先ず神官さんの家を訪ねることに。
あずさ「神官様、明日の事なんですけど」
ザの神の神官「案ずることはない。大いなるザの神も見守っていてくださる。早く帰って休みたまえ」
その後は何度話しかけても家に帰って休めの一点張りです。
うーん・・・村の外れで邪道盗賊衆に殺されかけた件を正直に話せば良いのでは?世界記を見る限り、邪道盗賊衆が横行してるのは去年からみたいですし、それなりに悪名だって高まってるんですよね?トールさんは明日の結婚式の当事者ですし、古くからいる村の住人でもあるんですから、それなりの信用もあるわけですよね?だったら、素直に邪道盗賊衆の話をしたとしても疑われる要因なんてないと思うんですけどね。少なくても村の警備が厳重になり、敵が奇襲をかけられなくなるだけでも結果は相当変わると思います。
やれることなんて幾らでもあると思うのに、何故か諦めて寝てしまう私・・・あまりにも危機感がなさ過ぎます!!明日死んじゃうかもしれないってわかっててなんで!?
私だったら、門番に理由を話して、邪道盗賊衆の野営地を探すけどなぁ・・・まだ敵の規模がわかりませんけど、それなりの人数がいなければ村を正攻法で襲撃することなんて無理でしょうから、この辺の地理に詳しい地元民の協力があれば、大所帯の野営地なんてすぐに発見できそうなものです。
しかも、敵は明日の早朝に執り行われる結婚式を襲撃しようとしてるわけじゃないですか。つまり、一番油断してる時だと思うんですよね。そして、今は夜です。敵に奇襲をかけるならこれ以上ない条件がそろっているのです。
もし仮に敵が簡単に野営地を発見できないぐらいの小規模な集団だったとしても、それならそれで奇襲さえ防げれば難なく押し返せるはず。なにしろこっちは敵が明日の結婚式に襲撃してくるって予め知ってるんですからね。奇襲というのは相手に気付かれていないからこそ大胆に行えるのであって、敵に気付かれたら、その大胆さが逆に致命傷になります。
世界記「結婚式を行えば、君は命を落とす。歴史はそのように決まっている」
詳しい原理はわかりませんけど、どうやら世界の分岐点が、トールさん達の結婚式にあるみたいです。世界記によれば、結婚式をやってしまうとどうあっても私は死んじゃうらしいですね。でもさ、結婚式って私とルウさんがそろわなかったらできませんよね?であれば、私が村を離れるなりしただけでも中止にならない?
私はあくまでも自分がこの村に残った状態で結婚式だけ取り止めにしたいみたい。なんでそんな変なところにこだわるんだろう・・・
村の人の話ではザの神殿の中にご神体があるらしいです。邪道盗賊衆の狙いってそのご神体なのかな?
ザの神の神官さんの家に到着。さて、私はどうやって神官さんを説得するつもりなのでしょうか。
ザの神の神官「何を浮かぬ顔をしているのだね?ザの神のお陰で素晴らしい朝だ!ルウ!こちらに来なさい」
ルウ「はい・・・」
ルウ「よかった、トール。貴方が来てくれないようなそんな気がして・・・とても不安だったの」
あずさ「綺麗だ・・・昨日は暗くてわからなかったけど」
いやいやいやいや、そんなこと言ってる場合じゃないでしょうよ!
そりゃこの流れで何の理由もなく結婚式を取り止めにしたいだなんて言い出せるはずがありません!もっと頭を使いなよ!!
あーあ、結婚式始まっちゃったよ・・・
ルウの母「ルウとても綺麗よ」
ルウの父「トール、もっと嬉しそうな顔をしたらどうだ」
常識的に考えて、結婚式に義父から「もっと嬉しそうな顔をしたらどうだ」なんて言われたらもうおしまいですよね・・・
村人A「おめでとう!!」
村人B「うらやましいぜ、色男!」
こうして、なんら未来を変えようと努力することなくあっさり結婚式が始まってしまったわけですが・・・私の運命や如何に。次回へ続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
結婚式すれば必ず死ぬ
と言われても
すでに殺されてるし
どうせなら、生きてるうちに助言もらいたいものです
今思ったんですけど、トールさんの体に乗り移る際の世界記のセリフを鑑みると、トールさんの体にしたのは単なる偶然であって、別にトールさんでなければならないってわけでもなさそうなのですよね。なので、世界記はトールさんの死というより、あくまでもこの世界で活動するための器が壊れる(トールさんの体が死ぬ)ことだけを気にしているのだと思うのですが、それならそれで。何故世界記はわざわざ翌日に再度死ぬことが確定しているトールさんの体に乗り移れだなんていったんでしょうね。よくわかんないですね。