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皆さんこんにちは。
結局、終わるかもって言い始めてから4話も経過させてしまった伊達あずさです。
まさかとは思いますけど、今回中に終わらないなんてことあるんだろうか・・・多分、あっさり終わってしまって尺の調整に苦労しそうな予感がします。
あまりに実際のラプラスの魔とは能力が異なってしまっている本ゲームのラプラスの魔ですけど、ひょっとしたらこういうことなんじゃ・・・と、回を跨いでいる間に新たな説を思いついちゃいました。
もしかすると、このゲームのラプラスの魔ってドラえもんに登場するもしもボックスみたいな存在なのかもしれません。
もしもボックスというのは、実は「ボックスで言ったことが現実になる」という道具じゃないのですよ。その願い通りの並行世界を探して、そこに転移させるという道具なのです。つまり、私がもしもボックスに、「もしも魔法が使えたら」なんて言ったら、私でも魔法を使うことができるような並行世界に連れて行ってもらえるってことなんですよ。
一応、もしもボックスは既に存在する並行世界の中から、願いに適する並行世界を探しますけど、ラプラスの魔は適した並行世界を探すのではなく、自ら適する並行世界を作り出すことができる能力を備えているのかもしれません。
要するに、この世界のラプラスの魔は未来予知などしていないのです。ラプラスの魔は、未来予知をしたふりをして、その未来通りになる世界を生み出しちゃってたのですよ。そのため、ラプラスの魔が生み出した世界に招かれざる客である私達がやってきた途端、すべてが予定通りにいかなくなっちゃった・・・と、そんな感じなのではないでしょうか。
これなら、まるで過去を改変したかのように、ベネディクトのお母さんが死んでいない世界を作りだすことだってできますし、その世界を願った人が死んだ時点で、世界が崩壊して無くなっちゃうっていう点にも説明が付きます。まあ、どっちにしたってこんなの全然ラプラスの魔じゃないんですけどね・・・まさかとは思いますけど、叙述トリックでも仕掛けているつもり??
というわけで、裂け目の前からの再開・・・のはずなんですけど、裂け目が閉じちゃってるよ!?
<前回>
ほら!再開前にはちゃんと裂け目があったじゃないですか!
安心してください。空いてますよ?見えないけどね。
裂け目の中に入ろうとしたら、祭壇の下にカサンドラさんのブレスレッドが落ちていることに気付きました。もちろん気付いたからには拾うんですけどね。例えその行為がどれだけとってつけたかのように不自然であろうとも!
さ~てと、変なところに出ちゃいましたね。
流石にもうマッピングの必要はないでしょう・・・って思ったら、意外に入り組んでそう。描くか・・・
そこそこ分岐は多いのですが、先に進めそうなのはここだけです。
まだ奥がありそうなのですが、ルヴァンが行く手を阻んできちゃいました。ラスボスはベネディクトの流れなのかな。
ルヴァン「ここまで来たのか・・・だが、ベネディクトを生け贄にするまで邪魔をさせるわけにはいかぬ」
私「なんですって!?」
あ~移動対象となる世界の人間を食べさせないと、世界を跨いだ移動はできないんでしたっけね。
ルヴァン「ラプラスから聞いていないのか?お前達の世界にラプラスの魔を連れていくためには、その世界の記憶を持つ者を生け贄に捧げなければならない。それがベネディクトだ。今頃奴は騙されているとも知らず、ラプラスの魔の前に進み出ていることだろう」
私「なんということを・・・」
ルヴァン「奴は私の望みを叶える駒に過ぎない。そして、お前達もだ。ベネディクトの後を追ってくるのは意外だったが、ラプラスを混乱させるには十分に役立ったよ。しかし、ここでお別れだ」
というわけで、戦闘です。さ~て、ラプラスさんからもらった指輪を試してみますか。
戦闘開始直後にラプラスさんからもらった指輪(エルダーリング)を使うと、即座に戦闘状態が解除されてしまいました。
効果てきめんですね。ルヴァンはこの指輪のせいでラプラスには勝てないから、ベネディクトの助力が必要だったというわけなのですね。
ルヴァン「な・・・にっ!やめろ、それを向けるな!おのれ、ラプラスめ。我が正体に気付いておったか!」
え・・・まさか、ラプラスに勝てないという自覚なかったの?私の好意的な解釈を無下にするようなセリフを吐かないで!!
ルヴァンの正体が露になりました。
顔は美しい青年のままだが、背中からは蝙蝠の羽が生え、下半身は醜く膨れた巨大蛇の姿に変わったそうです。
ルヴァン「その程度のことで、私に勝ったと思うな。勝負はこれからだ!」
いやいやいや。今まではシステムという壁に守られていたのかもしれませんけど、普通にダメージが通るなら貴方なんて敵じゃないんです!
3ターンももったことを褒めてあげましょう。
ルヴァン「バカな。私が敗れるわけにはいかない。ラプラスの魔を支配し、異世界を侵略しなければ。それが私の願い。それが我が主人の願い・・・」
アレックス「ラプラスの願いだけを叶えようとしていたのか」
私「ラプラスはもう死んでいるのに・・・」
いや、違うと思うよ?ラプラスさんの願いの一部を都合よく解釈して、自分の願いを叶えようとしてただけだと思うけど。ラプラスの魔には善悪の判断がないとかなんとかいってたけど、ウィルスみたいに他の世界に増殖していこうという生存欲みたいなものはあったんじゃないの?宿主なしでは生存できないのに、何故か宿主であるラプラスさんを殺しちゃったりする矛盾したところも、なんかウィルスっぽいですよね。
草壁「そんなことより先を急ごう。ベネディクトがラプラスの魔に殺されると厄介なことになりそうだ」
ラプラスの魔ってさ、誰かの願いを叶えることしかできないって設定のはずでしたよね。でも、自分でルヴァンみたいなのを生み出して、そのルヴァンに従う体でなら、好き勝手やれちゃうんじゃ、自分の意思で行動してるのと何ら変わりないですね。ルヴァンを倒したので、仮にベネディクトが生け贄になっちゃってたとしても、従う相手がいなくなってるからしばらくは大丈夫そうですけど、またルヴァンみたいなものを勝手に生み出さないとも限りませんので、可能ならここで滅しておいた方がよさそうです。
今からベネディクトとラプラスの魔がいると思われる奥の部屋へと移動するわけですが・・・何とここで次回に続いちゃうのです!ほんと、終わる終わる詐欺ですよね・・・
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
もしラプラスさんが「ルヴァン邪魔だな」って思えば
ルヴァン消えちゃうんでしょうか?
結果を見るに、そうはならないようですね。
ベネディクトがラプラスの魔を最初に奪おうとしたとき、ルヴァンが肩入れしていたことをラプラスさんもご存じだったみたいですから、当然のようにルヴァンって邪魔だなって思ってはいたと思うのですよね。ですが、ルヴァンはその後ものうのうと城内で暮らしていましたから。
ルヴァンはラプラスの魔から生まれてはいますけど、既にラプラスの魔からは切り離された存在だったのかもしれませんね。ただ、自身で生み出したからなのか、ラプラスの魔の未来予知の範疇にはないのかもしれません。だから、ラプラスさんもルヴァンの行動をラプラスの魔を通して知ることは出来なかったんじゃないかな。
うーん・・・このゲームのラプラスの魔の未来予知には例外があまりにも多すぎて、物凄く予知の精度が低そうですね。バタフライエフェクト・・・などといわれるように未来予知なんて、1つでも不確定要素があったら、全然違うものになっちゃうものなんですけどね。
本物のラプラスさんも未来予知なんて不可能なんだよということを説明する目的で、ラプラスの魔という架空の存在を作ったはず・・・なんですけどね・・・(私の記憶違いだったらごめんなさい)
伊達さんの考察力って凄いですね。
俺なんて「ラプラスの魔って、うわさほど大した能力ないのかな」程度の考えです
いえいえ、実際、このゲームに登場するラプラスの魔って、色んなことができると言われてはいますけど、具体的に何ができるのかはよくわかんないですし、オーヤナーギさんの認識で合っているのではないでしょうか。少なくとも、現実世界のラプラスの魔とは完全に異なるものです。一緒なのは名前だけですね。
ルヴァンさん「我が主の願い」って言ってますが
主って誰でしたっけ?
ルヴァンはラプラスの魔が自己保存のために生み出した存在らしいので、主はラプラスの魔ということになるのでしょうね。
基本的にラプラスの魔は召喚主であるラプラスさんの言うことには逆らわないわけですが、ルヴァン経由であれば、ラプラスさんにも逆らえちゃうみたいですね。うっすらとしか自己を持たないラプラスの魔は、ラプラスさんの当初の願いを自分の願いと勘違いし、その願いを断念してしまったラプラスさんを見捨てて自分の力でニューカムがある世界を侵略しようとした・・・みたいなことなのではないでしょうか。多分・・・ですけど。