投稿日：
皆さんこんにちは。
入ったとたんに「踏まないでね」と言われたあの家は、一体何の童話がモチーフとなった家なのかいまだにわからない伊達あずさです。
シンデレナの靴作りに登場しなかったら小人の靴屋のはずはない！じゃあ何・・・小人？白雪姫とか？？あ、そういえば、木から毒リンゴとか採れてましたし、可能性としては十分あり得るね・・・
でも今は別世界にある風車小屋の中にいるのです。硬い物が好物だからガラス玉をあげようっていうなんとも必然性に欠ける流れでわざわざこんなところまでやってきたのですよ！
目視不能なコリジョンによって仕切られた通路を通って手探りで進んでいきます。目に見える階段は嘘ですけど、宝箱は本当みたいですね。
しかしながら、道が見えないのはいいとしても、階段は正しく見えるようにして欲しかった。探している途中で何度も戦闘が挟まると上ってるのか下ってるのかわからなくなっちゃう。結構、イライラする！！
そんな目に見えない壁と階段にイライラさせられつつも4階まで上ると、外の風車と繋がっている思われる巨大な歯車を発見しました。グレーセルさん曰く、ガラス玉が痛いと絶叫しているらしいので、これに挟まっちゃってるとかなのかな？
やっぱりそうみたいですね。でも、がっちり食い込んじゃってたら取れるかなぁ・・・
詳細不明なので何が起こったのかちょっとよくわからないのですけど、水のアークを使ったらガラス玉がぽろっととれました。う、うーん・・・何だか最近、やたらと必然性が失われてきたような気がするのですよね。そろそろこの世界の創造主さんも疲れてきちゃったのかなぁ・・・レトロゲームの世界の創造主達って必ず最後の方ばてちゃいますよね。
風車小屋
雷鳴のスカラベ、スペシャル薬草、死の紋章
ガラス玉を拾って戻ってきました。で、これをクルの森にもっていけばいいのでしたっけ？
多分、あのループする道の前にあった木のことでしょうね。
そうそう、この木ですよ、この木！
この木ってガラス玉以外は食さないのですかねぇ。
何はともあれ、ガラス玉を食したことで小さな実がみるみるガラスの靴へと変わりました。しかし、ガラスの靴って伸縮性皆無ですけど、シンデレナさんの足のサイズを考慮した靴じゃなくても大丈夫なのでしょうか。
とか思っていたら、私の不安は現実のものとなった！
さあ、どのサイズの靴にする！？
- 15フット
- 19フット
- 26フット
何フットって・・・これじゃあまるで、1フット＝足1つ分みたいじゃん！15フットとかどんだけ巨人よ！！
よくわからないけど、勘で選ばないといけないなら、大きいサイズを選んでおいた方がよさそうです。大は小を兼ねるといいますし。
ガラスの靴26って・・・
ちなみにガラス玉はもうなくなっちゃったのでサイズが違っててももう採れないよ。
はい、イベントが進まないので靴、持ってきてあげましたよ？
シンデレナ「ありがとうございます。皆さんのご親切、身に沁みます」
ちゃんとお礼は言ってもらえるのですね。当たり前のことの様で、意外に皆さん言ってくれないものですから。
シンデレナ「・・・で、でも、いくらなんでもこれは少し・・・」
少しなに？
シンデレナ「すこし・・・大きすぎますっ！！」
文句はSI単位系で表現してこなかった創造主達に言ってよ！！
あーあ、なかったことにされちゃったよ。
26フットが何cmなのかわからないけど、大きい分には何か詰めるとかすれば履けるでしょうよ！どうせ最後は脱げないとまずいんだから、大きめの方がいいのに！
ガラス玉がなくても、靴が一足もない状態であればまたもげるみたいです。
で・・・どうせ15フットの靴を選んだらこんどは「小さすぎますっ！！」とか言われるんでしょ？もうわかってるんですから。だから19フットにします。
何か感嘆符が入ってる・・・食いつきが違う点から、やっぱり19フットが当たりなのですね。っていうか、さっき違ってた時点で靴のサイズ教えなよ！！
シンデレナ「でも、もぎたてっって・・・どういうことかしら？」
そんなどうでもいいことが気になるなら、ドレスが12ベルまでしかもたないとかいう不可思議な点にももっと食いつきなよ！もういいから、イベントが進まないので早く受け取って！
シンデレナ「・・・まあ、ぴったりだわ！こんなにしてもらって、本当にありがとうございます。仕立て屋さんやゼペックのおじいさんにも私が感謝していたとお伝えください」
え？なんで私がゼペックおじいさんからガラスの木について教えてもらったことを知ってるの？？
シンデレナ「さあ、こうしてはいられないわ。着替えが終わったら直ぐにお城へ行かなくちゃ」
無視された。
シンデレナ「ぐずぐずしてると12ベルになっちゃうもの」
まだ外は凄く明るいけど12ベルって何時ぐらいなの？？
強制的に血沸き肉躍る舞踏会が始まってしまいました。要するにやっとイベントが進んだってことです。当然ですが、会場では日本舞踊など踊っている人はいません。
そしてそこにシンデレナ登場。そのスポットライトは一体どこから！？
こうしてシンデレナは無事、王子様の目にとまったわけですが・・・
シンデレラのお話って、不幸な目に遭いまくってたシンデレラが突如現れた魔法使いの助力により、その美貌で王子様を落とす・・・という逆転劇のような話ですけど、私から言わせれば、別に逆転劇でもなんでもないのですよね。
だって、シンデレラって生まれながらにして何もかも持ってる人なんですもん。容姿の良さはもちろんですが、シンデレラってお父さんが大層な資産家だったわけですよね。だからこそ、こうやって舞踏会での立ち振る舞いなどの教養を身に着けていたのです。幾ら見た目が綺麗でも、王族ともなれば立ち振る舞いに関して相当うるさいはずですからね。
生まれながらにしてすべてを持っていたシンデレラは父親の死後、継母に財産を奪われ、幾分不幸な目に遭ったのかもしれませんけど、その失った財産だって、別にシンデレラの力で得た資産ってわけでもありません。生まれながらにすべてを持っちゃってるシンデレラを自力で成り上がった継母(資産家のシンデレラ父を落としてるからね！？)が気に入らないと思うのはある意味自然な流れの気がします。そもそも、継母と上手くやっていこうとシンデレラが努力したのかすらわかりませんからね。酷いことをしてくる人にだって、そうなる何かしらの理由はあるものです。関係者全員がクズだったと切り捨てるのは簡単ですけど、普通に考えれば継母とその子供達全員から嫌われるってなかなかじゃないですか？？
それにシンデレラを助けてくれた魔法使いだって、どうせ、父親の友人のお金持ちとかなんでしょう？何の理由もなく、見ず知らずの人があれだけのお金(魔法)をかけてくれるわけないですもん。結局のところ、最後まで生まれながらにしてもっていたものだけで成功しちゃってるのですよ。
何だか資本主義の塊みたいな夢も希望もない(凄く現実的な)話で、既に多くの資本を手にしている人達が、「あ～お金持ちに生まれてよかったね」って思うためだけのお話なんですよ！シンデレラって話は！！
まあ、もちろん、金融資本ゼロから成り上がった人だって、結局は才能という人的資本を生まれながらに持っちゃってるわけですけど、成功の過程にある努力っていうのは他人から受ける嫉妬を回避するための免罪符的な効果があるものなのですよ。うん。
目の前にいるシンデレナもただ目の前の不幸に耐えるばかりで、そこから脱却するための努力なしに成功しちゃいそうなので、何となく思うところがあるのです。それとも、仕立て屋さんに色目でも使ってたのかな・・・それはまあ、努力と呼べなくはないかもですけど・・・
そんな下世話な勘繰りをしつつ、今日はここまでなのです。
関連記事:
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き！ダリルかっこいいよっ！主食はキノコです。