赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
Xboxのコントローラを使った後にファミコンやスーファミに戻ってくると、決定とキャンセルを押し間違えてしまう伊達あずさです。
そんな程度のことで特許回避できるわけもないだろうに、何でXBoxだけそんな特殊なことをしてるんだよぉ~って思って調べたら、何と海外のPlayStationも×が決定で〇がキャンセルになってるらしいじゃないですか。XboxはそれにならってAとBが逆になってるのだとか。
でも、日本のPlayStationは〇が決定で×がキャンセルですよね。ソニーアメリカは何でそんな変な仕様にしたの!?
しかし、よくよく考えてみると、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストといったSEGAさん産のゲーム機も逆でしたね。

赤竜王、前回まで

何か良く分かんないんですけどね?
秦と楚の初戦で、楚軍が索敵を疎かにしてたみたいでね。もぬけの空に近かった本陣を敵に奇襲されちゃったんですよ。
で、戦う前から総大将が討ち取られちゃったし、何かもう何もかもが嫌になっちゃって、彭城まで逃げかえってきたんですけど、上が何かもっかい戦うって勝手に決めちゃったみたいで・・・挙句、うちらはメインプロジェクトから外されて地方巡業ですよ。いや~ほんと、たまったもんじゃないです。
しかも、巡業中に草むらから飛び出してきた怪しいおじさんからいきなりグラディウスを投げつけられちゃって。でも偶々私がマフー持ちだったもんで大事には至りませんでしたけどね。あはははは。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
そんな新種のポケモンが飛び出してきそうな鉅野から、関中を目指すわけですが・・・

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵2
一口に関中へ向かうと言っても、函谷関(カンコクカン)を経由するルートと武関(ブカン)を経由するルートの2つがあるらしいのです。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵3
とりあえず、函谷関に行ってみました。ここを落とすと関中は裸同然になるらしく、敵にとってはかなりの要所ってことになります。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵4
実際に函谷関の規模をみた張良は「武関へまわったほうが良かったかも・・・」などと言い出してしまいます。
最近は難度次第で知力100の軍師と言えども予想を外すことがあるみたいですけど、この時代の張良が言うことに間違いがあるわけありません。函谷関を攻めるのは止めておきましょう。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵5
私が武関行きを決めた頃、項羽率いる楚の主力部隊は既に鉅鹿城で秦軍相手に激戦を繰り広げていました。
しかも、項羽は私達の援護もなしで敵将の王離を討ち取り、50万の敵に対してたった7万で圧勝しちゃったみたいです。そしてそのまま敵の兵力を吸収し、50万以上の大軍となった楚軍は咸陽(まあ、関中の一部で秦の首都的な場所)へ向かって進軍中なのだとか。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵6
項羽が目覚ましい活躍を見せている頃、私達はというと、とにかく戦いを避けつつ裏街道をまっしぐら・・・ようやく函谷関の裏側に当たる武関に到着していました。
さて、この武関・・・それなりに壮大な造りではありますが、函谷関と比べると守りは手薄。これなら弱小の私達でも落とせそうです。しかし、裏口となる武関から奇襲をかけて強引に咸陽を制圧したのでは咸陽の人々に与える印象が悪くなるというのが張良の言です。
私の本来の目的は「虞を救出する」という非常に私的なものなのですが、建前上は「秦の圧政から人々を救う」ということになってます。なので、咸陽の人々から支持を得られないと私達の大義が失われてしまうのですよね。
そこで、咸陽に使者を送り、平和的に解決してはどうかと張良が提案してきます。そりゃまぁ、戦わずに済むのであればそれが一番良いのでしょうけどね。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵7
ゲーム中では「趙高が2代目の皇帝胡亥を暗殺した」、「胡亥亡き後擁立した子嬰によって趙高が討たれた」という事実しか語られませんが、史記だとここに「馬鹿」という言葉の由来(あくまでも俗説の1つですけど)となったとされる有名な出来事が記されているのですよね。

趙高は始皇帝亡き後、当時の丞相を抱き込んで始皇帝の遺書を捏造し、御しやすい胡亥を2代目皇帝として擁しました。
その後、大規模な反乱がおこったことで秦の行く末を案じた丞相が改革が必要だと言い出したのに対し、保守派だった趙高は胡亥にあることないことを吹き込んで現丞相を処刑させ、自分を丞相に任命させてしまいます。
その後も、敗戦の原因を他人に擦り付けまくり胡亥を騙し続けていた趙高だったのですが、項羽の大勝や劉邦の武関到達などもあって、これまでの秦の落日ぶりを胡亥に隠し通せなくなったとの見解に達します。すると、趙高は突然宮中に鹿を連れてきて、「これは馬である」と言いだします。そして、それに同調しなかった臣下を後日捕らえて処刑してしまいます。
こうして対抗勢力を消した趙高は謀反を起こして胡亥を殺害、その後、新たに子嬰を3代目として擁し、劉邦と内通して秦を裏切ろうとしたのですが、秦の行く末を案じており、更に趙高を強く憎んでいた子嬰らによって阻止(暗殺)されてしまった・・・と言った感じです。

これだと、馬鹿=愚か者っていうよりは、頑固で正直な人みたいな意味合いの方が強くなっちゃいますね。
そもそも、これをもとに生まれた故事成語「鹿を指して馬となす」っていう言葉自体、威圧して誤りを押し通すとか、人をだますことの例えとして使われてますしね。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵8
ともあれ、私達のところにも咸陽で起こった一連の出来事が伝わってきました。後は3代目皇帝となった子嬰がどのような判断を下すのか待つだけです。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵9
そして、ようやく咸陽からの使者がやってきました。
使者によると即刻武関の門を開いてくれるそうで、そのまま関中へと入り、覇上(ハジョウ)で布陣してくださいとのことです。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵10
3代目皇帝子嬰からの使者に言われた通り、覇上へと進軍しました。
位置的に言うと、ここ覇上は咸陽から25里程度離れた場所になります。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵11
言われた通りに大人しく待っていると、川向こうから船がやってきました。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵12
船の舳先には白装束の男が立っています。どうやらこの人が3代目皇帝子嬰その人のようです。

赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵13
3代目の皇帝は物凄く話し方も丁寧で腰が低そうだな~と思ったところで今日はここまで・・・かな。

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赤龍王のプレイ日記6:レトロゲーム(ファミコン)」への2件のフィードバック

  1. もののふ

    アメリカのテストではレ点が正解で、丸が間違いのマークなので、〇が否定なのはその流れからでしょうかね。ちなみに〇が間違いなのは、より細かく「ここが間違ってるよ」って指し示すためらしいです

    返信

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