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皆さんこんにちは。
ただの農婦から、ブレス家の貴族を経て、旧帝国の正当な後継者まで肩書が急変してしまった伊達あずさです。
正直、国が失われてしまった皇帝の末裔にどれほどの権威があるのか謎ではありますが、フェール曰く、このガゼラのティアラさえあればデュエルファンの国王すら私の言葉に従わざるを得なくなるらしいのですよね。
だとするならば、ガゼルファン帝国の後継としてガゼル王国が建国された時や、ガゼル王国が分裂しそうになった時に皇帝の末裔は歴史の表舞台に姿を現さなかったのでしょうか。皇帝の証であるガゼラのティアラが脈々と引き継がれている点からみても、最近になって突然皇帝の末裔である自覚が芽生えたりしたわけではないと思うのですが・・・何かこの辺に複雑な事情がありそうですね。
そんなわけで、突然ガゼルファン帝国の正当な後継者となった私はベラニード族の侵攻に対抗すべく、サーセス帝国とデュエルファン王国へ向かうのでした。
とりあえず、ザインから馬車を利用し、ルメル経由でサールまで行きます。
サールがあるサーセス地方における私発の農婦情報によると、どうやらサーセス帝国には奴隷制があるみたいですね。
そんな表層的な前知識を得たところでサールに到着。
しかし、デュエルファン王国には皇帝の権威が通じるとしても、サーセス帝国を動かすにはどうしたらいいものやら・・・
ロマールはデュエルファンの事ばかり気にしてましたけど、ラルファンに所属する私達からすれば、より縁が遠いこちらの方がむしろ厄介なような・・・
サール
- ずっと東に行くと運河で有名なルメルがある
- ガインが大臣になってから税金が高くなった
- 東の果てザインには裁きの塔という物があり信託が得られる
- やっと新しい皇帝が決まった
- サールは炎の神リドに守られている
- 西にあるダールは同盟国だったがデュエルファンに占領された
名前 | 価格 |
---|---|
フォルション | 1800 |
フランベルジュ | 6500 |
パッドアーマー | 700 |
スケイルメイル | 1200 |
ロングボウ | 2800 |
名前 | 価格 |
---|---|
ミネアの薬草 | 20 |
セシアの薬草 | 40 |
ラフェの薬草 | 100 |
ダーツ | 10 |
名前 | 価格 |
---|---|
パネラーサフィズ | 300 |
サンジェの秘薬 | 60 |
ベルダンの秘薬 | 200 |
ゴリアテの秘薬 | 10000 |
クロスボウ | 4000 |
名前 | 価格 | 必要Lv | 効果 |
---|---|---|---|
レコン | 700 | 6 | 敵の生態を探知 |
ティファイ | 600 | 9 | アイテム効果を知る |
ディート | 1200 | 12 | 敵の能力を探知 |
コンシーリオ | 3000 | 12 | 味方全員の回避率を上げる |
フォートレス | 5000 | 15 | 敵の魔法を封じる |
スピンネル | 5000 | 15 | 魔法の矢ダメージ |
デミンド | 5000 | 15 | 敵全体を混乱 |
ダークサン | 5000 | 15 | 闇ダメージ |
ディストラッシュ | 8200 | 19 | 敵を別の次元に追放 |
ウィークネス | 1500 | 19 | 敵の弱点を検知 |
イービルアイ | 8000 | 19 | 敵を黄泉の国へ送る |
ネーヴァ | 8000 | 19 | 即死攻撃 |
- 代書屋
- リド教会
- ベルジュの宿屋(1人80G)
サールでは新種の魔法が幾つか売られていますが、殆どは私が興味のない即死魔法ですね。
唯一気になるのはウィークネスぐらいなもんですけど・・・弱点とか今まであまり考えたことありませんでしたね。魔法には属性があるんだし、敵の弱点に応じて、使用する魔法を変えれば効きも違ってくるのかな。
一通りサールの町を見て回ったところで、いよいよサーラスの皇帝に会いに行きます。
馬鹿正直にセラスの魔術師と名乗っちゃいましたが、一応、ラルファンもデュエルファンの同盟国ですからね。でもまあ、最初から言っておくことで余計な厄介事を避けられるでしょう。問題はそんな私達とサーラスの皇帝が面会してくれるかどうかですけど・・・
私達がラルファンの者であると聞き、驚いた様子の衛兵達でしたが、門前払いはされず、お伺いを立てては貰えるようです。
そして、意外にも会ってもらえそうです。もしや、サーラスにも何かあった?
サーリア城の中では陽気な音楽が流れ、人々が楽しそうに踊っていました。そういえば、町の人が新しい皇帝がやっと決まったって言ってたけど、新皇帝即位の祝賀会か何かの最中だったのでしょうか。
ひょっとすると、私達は新皇帝即位のお祝いに来たラルファンの代表か何かだと思われたのかもしれませんね。ただ、ラルファンはサーラスからみて、敵の味方みたいな危うい立場だから、一瞬、衛兵も戸惑ったのかもしれません。そうは言っても、ラルファンは直接の敵ではないため、ここで無下に追い返せば、要らぬ禍根を残すことになると踏んで通してくれたのかも。だとすれば、かなりラッキーなタイミングだったのかもしれません。
城の奥からやってきた大臣が対応してくれました。彼は税金を上げたと町で噂になっていた新大臣ですね。
並大抵の世界だと、税金を上げる大臣というのは私腹を肥やす悪人と相場が決まっておりますが、やはりこの世界は並大抵の世界では無いようです。だって、大臣のガインからは全く悪い人臭がしませんもん。
突然やってきて、皇帝と至急お話したいなどと無理難題を言う私達に対しても、物凄く冷静に対応してくれます。現状認識も驚くほど常識的です。いや、常識的なんだから、なにも驚く必要なんてないはずなのですが、これまでに私が旅してきた世界の常識は現実世界の常識ではないことが多いものですから・・・
ガイン大臣は私達の真剣さを汲んでくれたのか、祝賀会に飽きて部屋に戻ったという皇帝を玉座に呼び戻すよう兵士に命じてくれました。それどころか、自分の名誉には煩いくせに、他人の名誉を軽んじがちなロマールの口の悪さにも寛容な態度を取ってくれます。かなり話の分かる人みたいですね。
そんなわけで、意外にもあっさり皇帝との面会が叶ってしまいました。
さて・・・どう説明したんのか。この世界では神が直接信託をくれたりするほど、神が身近にあるようですし、正直にファル神から信託を受けましたと言っても信じてもらえるのかな?
私「ザインより信託を受けました。ベラニード族のイアルティス攻撃が迫っております。ベラニード族に対抗するため、サーセス軍を出していただきたいのです」
これを受けて、皇帝はガイン大臣に助言を求めます。
ガイン「この様な話は我が国を陥れようとする陰謀。この者達はデュエルファンの回し者に違いありますまい」
そりゃそうなっちゃいますよね・・・ここで、じゃあ手を貸しましょうって言われる方が異常です。
サーセスが私の要求に応じて、兵を出せば、その隙を突いてデュエルファンの軍が皇都を狙わないとも限りません。ガイン大臣の判断は当然でしょう。まして、ベラニード族は自分達の目的を気取られないよう、細心の注意を払って暗躍してたわけですから、突然やってきた私達にベラニード族が侵攻を開始しようとしているなどと言われても信じられるはずがありません。
ガインの発言を受けて、フェールが次の一手を打ちました。
でもそれなら、セラスの魔術師とは名乗らず、最初からガゼルファン帝国の後継者だと名乗った方が印象良かったような気もしますね。
これに対して、サーセスの皇帝は好意的な反応を見せるのですが・・・
ガインはそうでもないみたい。っていうか、私もまさにおっしゃる通りだと思います。
その結果、私達は投獄されてしまうことになりました。幾ら神が身近にいても、信じない人は信じないってことなんでしょうかね。
投獄され、無駄にイライラするロマールとやけに落ち着いているフェール。フェールはこういう事態になることを予期していたみたいですねぇ・・・
隠し扉から現れたのは何年ぶりかの再会となるミレーヌでした。フェールはミレーヌとも繋がってたのですね。とすると、ミレーヌが私達に接触してきたのはフェールの差し金だったのかも。
しかし、そんなミレーヌに対してフェールの放った言葉が・・・「君に会うには、この方が手っ取り早いと思ってね」・・・って。
ミレーヌってサーセス関係者だったの!?
謎の抜け道を通って、ミレーヌの部屋へ・・・なるほど、ミレーヌがサーセス関係者ならば、秘密の通路の存在を知っていたとしても何ら不思議ではありませんね。
さて、長い話をかいつまんで話すと、ミレーヌはサーセス皇帝の妹、かつ、この国で諜報活動を担当しているみたいです。
ミレーヌは10年前にセラスに送り込んでいたスパイからあずさ計画という謎の計画の存在をつかんでいて、それがどんな計画なのかを見極めるために私に近づいたのだそうです。あらら、フェールの差し金ではなかったのね。しかし、あずさ計画って・・・何だかダサい名前だなぁ・・・
フェール曰く、サーセスの伝統芸は諜報なのだそうです。なるほど、だからミレーヌはやけに物知りだったのですね。
・・・ってことは、ベラニード族の動きに関しても、私達なんかよりよっぽど詳しいんじゃ・・・もしや、ガインは全てを知った上で、あんな対応をしたってこと?
何とガインはベラニード族と繋がっていたみたいです。
うわ~久しぶりにちゃんとした悪人(?)が出てきたよ!本当の悪人は「如何にも悪人です!」っていう顔をしませんからね。
というわけで、あずさ計画の詳細については一先ず後回しにして、サーセスの協力を取り付けるため、ミレーヌを仲間に加え、ガイン退治に赴きます。
秘密の通路を通って、ガインが居る部屋へ。ガインは皇帝に私達を処刑するよう進言する真っ最中でした。
押し入った私達に対して、ガインは衛兵を繰り出してきたわけですが・・・流石に皇帝の目の前でミレーヌを襲わせるのは下策ですね。でも、それだけ追い込まれたってことなんでしょう。
ガインが呼び出した衛兵達は私が唱えたブレースによって、一瞬で葬り去られてしまいました。なむなむ。
ミレーヌを攻撃したことで、どっちみち立場が危うくなってしまったガインはこの狭い室内から、敵だけが可能なご都合主義的エスケープを図ろうとしたのですが・・・
ロマールのしつこさがこんなところで役に立った!ロマールでかした!!
結局、ロマールは大好きな決闘で、ガインを打ち取ったのでした。
結局、ミレーヌの口添えもあって、サーセスは対ベラニード族のための軍を派遣してくれるみたいです。しかし、この皇帝・・・結構頼りないなぁ・・・
無事、サーセスから兵を出してもらえることになったので、残すはデュエル王の説得だけですが、今日は色々あって疲れたので、デュエルファンへ向かうのは一休みしてからにしよう・・・
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
こんばんは。
余所の世界と違ってものすごく常識的なのに、なぜか違和感があったのは、主人公側の思考行動がそこらの世界並にぶっとんでるからだと思いました。敵側や第三者は驚くほど常識的なのに…。
しかし、あずさ計画のネーミングセンスなどで、たまにそのへんの世界の片鱗を見せるので侮れませんね。
コメントありがとうございます!
私の名前がもう少しそれっぽかったら、計画名もそれなりにかっこよくなったかもしれませんけどねぇ・・・まあ、例は浮かびませんけど!
でもって、主人公側っていうのはやっぱりロマールのことですかねぇ・・・彼はこの先もずっと頑なに現実から目を背け続けるんですよね。
個人的には騎士にはそんな頑固なイメージってないんですけどね。日本人が騎士を描くとやっぱり武士のイメージを重ねちゃうから頑固な感じになっちゃうのかもしれませんね。