投稿日:
皆さんこんにちは。
スーファミのプレイ日記に未だ手ごたえを感じられずにいる伊達あずさです。
ファミコンと同じスタイルで臨むと何かこうしっくりこないというか、何となく書きにくいというか・・・
早くスーファミならではのスタイルを確立しなければなりません!
そんな新たな熱意を胸に今回から挑戦するスーパーファミコンのゲームは「イデアの日」です!
今回プレイするイデアの日は・・・ちょっと癖があるゲームなんですよね。
まあ、確かに前回プレイしたバハムートラグーンも癖が強かったかもしれませんが、バハムートラグーンは完全にキャラゲー(キャラクターの癖の強さが全て!)でしたからね。
イデアの日は・・・全体的に癖が強いらしいですよ?システムとか、ストーリーとか・・・
新たなスタイルを確立したい!とか言っておきながら、結局ゲームの癖の強さに逃げてしまう私なのでした・・・
そんな逃げのスタイルを確立しつつも、大人の嗜みストーリー確認です!
ストーリー
とある研究所で1人の少年が過酷な実験に耐えていた。
10年前少年の両親は今この研究所で実験をしている博士らの仲間に殺されている。そして、無残にもその恐ろしい光景を目の当たりにした当時僅か4歳だったこの少年はその瞬間凄まじいパワーを炸裂させ辺りをめちゃくちゃに破壊したという。以来、その超能力パワーの秘密を解明するため、苦しい実験にさらされているのだ。
その日はより過酷な実験が行われた。そしてその結果、遂に少年のパワーの秘密が明らかにされたのだが・・・
しかしその時、またしても少年のパワーが炸裂し、周囲を破壊したのである。
この世に理想郷を実現しようとするイデア。イデアは愚かなる人類が滅亡しない限り、真の理想郷は実現されないと「ノア計画」なるものを発動させた。地球上で様々な異変が起こり、人々はもがき苦しんだ。
このまま人類は滅亡してしまうのか、イデアとはいったい何者なのか、そして、恐るべきノア計画とは・・・
少年の宿命の旅が今始まる。
うん。今回は概要ではなく全容になっちゃいました。
どうやら今回の私は超能力少年となって、理想郷を追求するイデアなる人物が行うノア計画を阻止し、人類の滅亡を阻止しなくてはならないみたいです。
まあ・・・人類のために戦えとはどこにも謳われてませんけど、流石にこのストーリーの流れだと、一緒にノア計画を実現しましょう!っていう話ではないでしょう。きっと。
もちろん、そんな私の予想を裏切ってきても全然良いんだよ!?
そんな淡い期待を胸にゲームスタートです。これで超能力少年あずさの誕生ですね!
少し話は遡って、私が研究所に囚われていた頃・・・研究者達は私が持つ超能力の秘密を解明すべく、非人道的な実験を繰り返していました。
博士の指示に従えなければ容赦のない電気ショックを浴びせられます。
Dr.ポーなる人物の視察が近いらしく、そのためにこの博士は焦っているみたいです。
しかし、彼がいう成果って何なのでしょうね。彼は私が4歳の頃に見せた恐ろしいパワーの超能力を再現させたいみたいなんですが、そんなのを再現したところで、一体何の研究になるというのでしょうか。私が超能力を使っている時の状態を観測して、超能力の謎を解明しようとでも思ってるのでしょうか。
でもさ・・・4歳の私が放った恐ろしいパワーの超能力って周囲を破壊しつくしたんだよね?そんなの再現しちゃったら、この研究所だってただでは済まないんじゃ・・・かなり未知の能力を研究している施設の責任者としてはあまりにも危機管理意識が低すぎると思うのですよね。
結局興奮した博士によって、死ぬぎりぎりまで無意味な電気ショックを受ける私・・・すっかり彼のストレスの吐き口にされてしまっています。
私は4歳の時、長崎の家からさらわれてここに来て以来、毎日こんな実験をされているみたいです。胃に穴が開きそう・・・
そんな私の心の支えはこのぺスだけ。ちなみにこのぺス、私が連れ去られる際、私にしがみついてどうしても離れなかったため、そのまま一緒に連れてきちゃったんだそうです。今はこの過酷な実験で私が自殺したりしないようにという歯止めとして生かされているみたいですが、もし、お前が居なくなったら・・・って、何このあからさま過ぎる死亡フラグ!!
そして翌日・・・Dr.ポーなる人物が視察に来ているようで、博士のやる気はMAXに達しようとしていました。
しかし不思議なんですよねぇ・・・超能力の秘密を解明するのに、超能力の強度って必要なの?4歳の頃に使った恐ろしいパワーの超能力こそ出していないものの、目の前のマネキンを加熱するぐらいの超能力は普通に使ってるのに。
であれば、超能力を使用している私の状態は幾らでも観測できているわけで、そんな、危ないレベルの超能力を発現させる必要ないと思うのです。
それとも、彼が言う「この少年の超能力」っていうのは、私が過去に発揮した恐ろしいパワーのことを示しているの?つまり、マネキンを発火させる程度の超能力は既にこの世界の科学で証明済みってこと?
4歳からずっとこの研究所に閉じ込められ、無駄に歳ばかり取ってしまったせいか、私はどうもこの世界の常識に疎いみたい・・・
しかし、4歳からか・・・下手をしたら文字の読み書きすら怪しい時期なんですよね。私ってちゃんと歳相応の教育を受けれていたのかな・・・
Dr.ポーの前で良いところを見せたいやる気満々の博士によって、予想通りのぺス登場。
あぁぁ・・・私が昨日あんな死亡をフラグ立てるから!!
博士達の手でぺスは電気ショックを与えられ、無残にも殺されてしまいました。
ぺスを殺された怒りからか、はたまた、ぺスを失った悲しみからなのか・・・私は4歳の頃に放った恐ろしいパワーを再び発現させることとなるのです。
その結果、博士は何かの数値の上昇を確認し、その結果、超能力の秘密がわかったらしいですけど・・・数値の上昇1つで一体何が分かるっていうのさ!
そして、お決まりのパターンに。
あほなの?毎日毎日私に拷問をし続けた挙句、目の前でぺスを殺しておいて、殺す気が無かった何て言う言い訳で許してもらえるとでも思ってるの?
そもそもさ・・・私が4歳の時に発したパワーを発現したらどんな事になるかわかってたはずだよね?死を覚悟してやってたんじゃないの?
私の近くに居た助手と、博士の隣にいたDr.ポーは難なく逃げられたのに、博士だけは私の超能力から逃げられなかったみたいです。
まあ、博士って呼ばれていた時点で貴方の命が残り少ないことは分かっていましたよ。(固有名詞がない悪役はすぐ死ぬ)
研究者なのに何だか頭の悪そうなセリフばかり吐きますねぇ・・・数字の上昇って言っている辺りから、私の超能力の成分には何らかの当たりが付いていたのでしょうし、万が一私が暴走した時、その数値を抑制できるような安全対策ぐらい講じておくべきです!
そんな間抜けで無能な博士は死に際にイデアなる人物の名前を呟き、地獄へ旅立たれました。
しかし、こんな緊急事態にもかかわらず、警備員的な人達がやってくる様子もなく、いともあっさり自由の身となりました。
じゃあまあ、折角ですし研究所内をゆっくり探索してみます?
研究所には鍵がかかっていて入れない部屋が3部屋ほどありました。逆に何故か金庫には鍵がかかっていないんですよね・・・金庫に入れている意味ないじゃん。それと、本棚や箪笥にもアイテムが隠されている系の世界みたいですここは。
研究所
- 赤チン×4
- はたき
- 50マネー
- 10マネー
しかし、研究所には結構な数の職員用ベッドがあったんですよね。でも、その割に誰もいない。
もしかして、さっきの爆発時に研究所の職員って皆避難しちゃったのかな。
生まれ育った研究所をあらかた荒らし終え、10年ぶりに外の世界に降り立った私・・・
やっと自由になれたのは良いけど、若干14歳・・・挙句、4歳からまともな教育を受けていない私はこれから一体どうやって生きて行ったら良いのでしょうか。そもそも、長らく外の世界から隔絶されていたため、この世界のことを何にも知らないのです。
・・・とりあえず、近くに小屋が見えるので、そこに助けを求めてみましょう。
謎の組織に両親を殺され、連れ去られた挙句に10年も監禁されるというとんでもない過去をもった私が助けを求めたのは何とお役所・・・
そしてそんな私に対してこのお役所仕事!!いや、セーブはするけどさ?
結局、お役人さんには助けてもらえず・・・一体この世界はどうなってるの?法治国家じゃないの??
そんな私の叫びもむなしく、辺りが暗くなり始めてしまいました。そういえば、研究所を出た時に見たのは夕日だったらしいんですよね・・・どうしよう。泊まるところもないよ。もういっそ、やっぱり外にでるのは止めにして、無人となった研究所で暮らしちゃう?
とりあえず一旦落ち着くために、状況を整理しますか・・・え~っと、所持品はさっき研究所でくすねた60マネーとはたき、そして、赤チンが3つか・・・
赤チンは体力を200ほど回復させるもので、はたきは武器として使えそうですね。
ちなみに赤チンというのはマーキュロクロム液という消毒液のことで、色が赤い事から赤チンと呼ばれていたそうです。でも、製造工程で水銀が発生するということもあり、日本国内では製造が難しくなったため、現在流通しているのは僅かな海外生産品だけらしいです。
無駄なトリビアをぶっこんじゃいましたが、後は自分のことも確認しておきますか。え~っと私の職業は超能力者・・・って、え!?超能力者って職業だったの!?
後は・・・運の良さが0って・・・何これ普通に私じゃん。
でもって、服装はランニングの下に検査服に検査ズボン・・・一応スニーカーは履いてるみたい。このままじゃ、どこかの病院から抜け出してきた人みたいで怪しさ満点ですね。
一先ず、どこかに人の温もりが残されている場所はないのか~と、道路沿いに歩いていると、何やら街っぽいものが見えてきました。とりあえずあそこに!!
そんな私の行く手を阻む敵が!ノゾガメだそうです。(当たり前のように敵の名前が分かったけど、生物の教育は受けてたのかな?)
2体同時に現れましたが、幸い彼らはあまり強くなく、はたきで攻撃しても、大体1~2撃程度で倒せました。
ちなみに、この世界では武器は装備するものではないみたい・・・(アイテム欄から直接指定して攻撃するという斬新なスタイル)
どうやらここは八王子らしいです。え!?八王子!?じゃあなに、さっきの山は高尾山?いくらなんでもこんな僻地みたいなところに八王子があるわけ・・・あれ?でも、今になって良く考えてみると、何か道路とかぼろぼろでしたね。もしや、何かあったの?
街の外はあれでしたけど、街中は結構普通ですね。う~ん。どういうことなんだろう。
外(道路)の荒廃ぶりや八王子の街も気になりますが、今日は色々ありましたし、調査は次回から・・・
Prev | Next
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
プレイ日記の更新お疲れ様です。毎日楽しく見せて頂いています。
バハムートラグーンのエンディング考察も楽しく読めました。メタ的な視点も深いなぁと、正直唸りました。
今回は「まさか貴方が来てくれるとは……イデアの日!」
といった気持ちですが、バハムートラグーンに続き濃い選択で、また更新が楽しみになりそうです。
優等生よりも、荒削りなところがあって個性的なタイプが好きな自分としては、イデアの日はなかなか好みなゲームでしたが
バハムートラグーンに続き、ツッコミ甲斐のあるゲームだと思いますので、今後もプレイ日記を読むのを楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
長年(?)ファミコンゲームのプレイ日記を書き続けていると、やはり、理不尽さや癖の強さが無いと物足りなさを感じてしまう難儀な体になってしまいました・・・
そんな中、イデアの日はなかなかにファミコンに近しいゲームで非常に書きごたえがありそうです!
バハムートラグーンの時は、ストーリーラインに関係のないサブストーリーがあまりに豊富過ぎて、結構取りこぼしちゃってるんですよね。しかも、私の腕では面白く纏められないという・・・
そんな前回の反省を活かしつつ、イデアの日は上手く書ければな~と思っています。
ご期待に沿えるよう頑張りますので応援よろしくお願いします!