投稿日:2017年12月29日
皆さんこんにちは!
今年もファミコンのプレイ日記を書き続けた伊達あずさです!!
いよいよ2017年も終わりが近づいてきました。
そこで、今年も私がプレイしてきたファミコンゲームを独断と偏見のランキング形式でご紹介しちゃいます!
というわけで、2017年版ファミコンランキング行ってみよ~!!
ファミコンランキング2017
第13位:道(TAO)
このゲームはタイトル画面のBGMが凄く印象的なゲームでしたね。何ていうか・・・凄い不安になるんですよね。
ゲームのシナリオも、ギャグと真面目が入り混じった不思議な作りで、プレイする私の気持ちを色んな意味で揺さぶってきました。
そして、ボタンを連射することで敵と戦うという独創的な戦闘システムも印象的でしたね・・・でも、どんなにボタンを連射してもある程度は被弾してしまう上、戦闘によってステータスが上がっても、実感できる程強くならないとか、レベル上げマニアの私としては辛かった!
ストーリーも奇抜、というか、何と言うか、全体的に凄い唐突で、しかも、宗教観溢れるという・・・いろんな意味で現代では絶対にお目にかかることができないようなゲームに仕上がってました。
正直、最後の方は結構プレイするのが辛かったんですが・・・プレイ日記を読んでくださっていた皆さんは楽しめていたかな?
蘭丸さん曰く、私が辛そうにプレイしている時の方がプレイ日記は面白くなるそうなので、もし、この作品でもそうなっていれば少しは報われるんですけどね・・・
第12位:おそ松くん バックトゥーザミーの出っ歯の巻
おそ松さん人気にあやかろう(?)と思って、プレイしてみたのですが・・・おそ松さんとは違って、完全におそ松単体で進むアドベンチャーゲームでした。(6つ子の個性も殆どないし)
でも、良く考えてみると、私、おそ松くんをまともに見てないんですよね。それなのにイヤミは知ってるんですよ!イヤミの知名度凄すぎ!!
原作がギャグということもあって、もう少しはっちゃけたストーリー展開を期待していたのですが、思ったほどはっちゃけておらず、結構まともに進行していたような気がします。個人的にはもう少しギャグ全開のストーリーの方が良かったかな~
でも、グラフィック的な再現率に関しては、ファミコンとは思えない程素晴らしかったような気がしますよ!?
後は・・・ファミコンならではの結構ノーヒント進行が幾つかあったのでアドベンチャーゲームながらにして難度は高めだったかもしれませんね。
第11位:インドラの光
このゲームはロールプレイングゲームにありがちなご都合システムをリアル指向に作り変えてみました的な物凄く前衛的な作品でした。
街毎にアイテムの価格が違うとか、同行者毎に歩行速度が違うとか、国によって話す言語が違うとか、死んだら死体がその場に残るとか、現実世界をベースに考えると確かにそうだよねといったことが全てシステム化されていました。
しかしながら・・・後世のゲームにそのシステムが受け継がれなかったのにはやっぱりちゃんとした理由があったんですね・・・
とは言え、現代では絶対にこんなシステムのゲームとは出会えませんからね。そういったところもファミコンの面白い所です。
しかし、ラストの落ちが簡単に読めてしまう素直すぎるストーリーと、ボスが異常に弱い点については如何なものか!!
ひょっとして、それもリアル指向の1つなのかな・・・
第10位:ドラゴンボール 神龍の謎
第10位は、今ではすっかり世界の漫画・アニメへと成長したドラゴンボールをもとにしたゲーム、ドラゴンボール 神龍の謎です!
何か凄く難しいアクションゲームだったような記憶があったのですが、大人パワーの凄さというものを実感できた作品の1つでした。
肝心のストーリーの方は・・・原作と同じ流れで進んでいたらしいのですが、私が当時の原作を良く知らなかったせいで、残念ながらノスタルジックな感動に浸ったりすることはできませんでした。初期のドラゴンボールファンがプレイしたら、また違った感動があったのかもしれませんね。
しかし、アクションゲームなのにあそこまでテキスト量があるとは・・・なかなかの力の入れようです。
ただ、グラフィック面についてはちょっと再現性が低いような・・・もう少しおそ松くん バックトゥーザミーの出っ歯の巻を見習って欲しかったな~
第9位:アトランチスの謎
第9位は、~の謎続きとなりました・・・アトランチスの謎です!
このゲームは全ステージが100面にも及ぶ長編アクションゲームでした。と言っても、1面ずつ順番に進むわけではなかったので実質プレイしたのは50面ぐらいだったかな?
非常に難しいゲームというイメージを持っていたのですが、大人になった今プレイしてみると結構進めるんですよね~大人最高!
しかし、そんな大人パワーを持ってしても100面は難しすぎ!!何ですかあの異常な数の弾は~~
奇跡的にクリアすることが出来たものの、特にエンディングも無くゲーム続行。来た道を戻って1面まで戻ってみるも、何も起こらない・・・あまりにも報われない!!!
やっぱり、ゲーム開始直後に気球を乗り捨ててしまったことが、主人公ウィン最大の敗因だったのではないかと思う私なのでした。
第8位:モンスターメーカー 7つの秘宝
第8位は、世界は全てカードで出来ていた・・・モンスターメーカー 7つの秘宝です!
建物からキャラクター、アイテム、魔法、ダンジョンに至るまで全てカードで出来ているという不思議なゲームでした。
原作となるモンスターメーカーがカードゲームだったためにそのような作りとなったのでしょうけど、別にゲームの中までカードで表現することは無かったのではないかな~という気はしましたが、これも1つの個性なんでしょうね。
タイムスリップを活用した意外性のある(?)ストーリーとなっていましたが、そんな意外性の要となる主人公の父親が結構残念な人だったせいで、最後妙な感じになってしまいました。それに、ロールプレイングゲームの割には、テキスト量が少なく、話の展開がいまいち良くつかめない所がちょっと残念だったかな?
それに、経験値という制度がないおかげか、ゲーム自体はサクサクするめられるのですが、そのせいで通常戦闘がひたすら逃げるだけのものと化してしまっており、レベル上げマニアの私としてはかなり寂しい思いをさせられました。
あれ???8位なのに何故か文句ばっかりになってる!?あ!キャラデザインは結構可愛かったですよ!
第7位:ゼルダの伝説
第7位は、言わずと知れた不朽の名作、ゼルダの伝説です!
ずっと思っていたんですけど、何でゼルダの伝説なんていう名前にしたんでしょうね。だって、ゼルダ姫ってどう考えてもゲーム内では伝説になるようなこと何もしてないじゃないですか。
もし、どうしてもゼルダの伝説っていう名前にしたいのであれば、ゼルダ姫が8つに割ったトライフォースを各ダンジョンの中に隠すところをゲームにしないと!
将来、トライフォースを集めに来るであろう人(リンク)のことを思い浮かべながら、ニヤニヤしつつ壁を埋めたてるゼルダ姫の作業風景をゲームにしたのであれば確かに伝説と呼べるのですけどね!
冗談はさておき、今改めてプレイしてみると、本当にノーヒント&ノーテキストの厳しいゲームだったんだなと・・・当時のプレイヤー逹の根性は凄いね!(私も含めて)
大人となった今、ファミコンのアクション的な難度は軽減されているのですが、謎解きの難度はむしろ上がって感じられます。このゲームはその最たる例だったかもしれません。
ごまだれ~♪
第6位:ハイドライドスペシャル
第6位は、年末におけるプレイ日記調整役として白羽の矢が立てられた、ハイドライドスペシャルです!
中古ショップにて100円で売られていたり、ゼルダの伝説と比較されてクソゲー呼ばわりされたりと、当時は中々の不遇だったらしいこの作品ですが、ファミコンゲームでちゃんと遊べるだけの知恵を手に入れてからプレイすれば名作と言えなくもないゲームだったような気がします。
別にゼルダと比較してそんなに劣っているなんて感じませんでした。っていうか、個人的にはゼルダの伝説よりハイドライドスペシャルの方が好みなぐらいでしたよ!(レベルも上げられるし)
しかも、バッテリーバックアップなんていうものがないあの当時に、クイックセーブ機能まで搭載しているし、ちゃんとプレイヤーのことを考えて作られた作品であったと感じました。
何でゼルダの伝説は凄く評価されてるのにハイドライドスペシャルはそうならなかったのかなぁ・・・不思議!
第5位:さんまの名探偵
第5位は、さんまさんの内面的な再現性が高かった、さんまの名探偵です!
ファミコンのキャラクターゲームって、結構再現性が低かったりすることが多いのですが(テンテンとかテンテンとかね)、このゲームに登場する「さんまさん」はちゃんと「さんまさん」でした!
さんまさんが今でもご活躍中ということも相まって、さんまさんと一緒に探偵をしているような気分になれるこのゲームは、現在プレイしてもなかなかに楽しむことができます。
さんまさんが自分を愛称で呼んでくれるという所も良かったですね!
ただ、私を「あすちゃん」ではなく「あずちゃん」と呼んでくれていたら完璧だったのにな~~~濁点を1文字扱いにしないでよぉぉぉぉ
肝心のストーリーについては・・・まあ、如何にも怪しかった人がそのまま犯人だったという残念なものでしたけど、それなのに5位ですから、キャラゲーとしての効果は十分だったと言えるでしょう。
第4位:ファイアーエムブレム外伝
第4位は、NINTENDOが放った不朽のシミュレーションRPG、ファイアーエムブレム外伝です。
主人公の1人(セリカ)が序盤から既にいけ好かないという、精神衛生上良くない滑り出しとなってしまったこのゲームでしたが、そこは名作ファイアーエムブレムシリーズの1つ・・・それでも楽勝でこの順位です。
前作とは違い、外伝ではロールプレイング色が強くなり、更にストーリーが大分分かり易くなりました。
その反面、戦術マップが貧相になってしまったため、戦略シミュレーションという色は大分薄くなってしまったんですよね・・・
それに、キャラクターもレベル上げ放題、死んだキャラクターも結構復活できるということで、ファイアーエムブレムらしさが薄れてしまいました。
前作のように、武器を使い分けることができなくなっちゃったのも残念です。
外伝以降、システムは前作よりに戻されているので、ちゃんとそういった点を修正してくるところは流石NINTENDO様だと思いました。
一見すると、レベルが上げ放題のシステムというのはレベル上げマニアの私にとって垂涎もののシステムの様に見えるかもしれませんが、無限にレベルが上げられると止め時が分からなくなってしまうので、逆に駄目です!
さ~いよいよ、ここからは今年のトップ3ですよ!
第3位:MOTHER
第3位は、何ともいえない不思議な世界観を持つRPG、MOTHER(マザー)です!
幼い頃にこのゲームをやったときは、直接的なホラー描写があるわけではないのに何だか怖かったんですよね。
大人になってプレイしてもやっぱりちょっと怖い。何ていうんでしょうね・・・理解できない不気味さ?みたいなものがあるんですよ。一見するとMOTHERの舞台は現実世界と似ているわけですが、でも、微妙にいろいろ違うんですよね。だから、現実世界に置き換えて理解しようとすると理解できないというか、その妙なアンマッチが不気味さを演出している感じです。
そうそう、実はプレイ日記中では語られなかった苦労話があるんです。
ゲームの中盤ぐらいでマジカントという魔法の世界に行く事が出来るのですが、そこで「ふらいんぐまん」なる翼人が仲間になるんですよね。
彼らは主人公を助けるためだけに生まれてきたとか、凄まじい献身精神の持ち主で、主人公と一緒に戦闘参加もするのですが、HPが表示されていないにも関わらず、ちゃんと敵からの攻撃対象にもなり、場合によっては死んでしまったりするんですよ。
HPが表示されていないせいで、回復してあげる事もできない・・・勝手に仲間になって勝手に死んでいってしまうんです。
ふらいんぐまんは複数いて、1人が倒れた後に再びふらいんぐまんの家を訪れると別のふらいんぐまんが仲間になるんです。
でも、ふらいんぐまんが死ぬとちゃんと死んだ分のお墓が建てられたりと、死んだことをこれ見よがしに表現されるので、適当に使いつぶしたりすると嫌な気持ちになるんですよね。
それを知った蘭丸さんが、「鳥を死なせないで!」と、ふらいんぐまんの死の回避要求をしてきたんです。もちろん、仲間にしないことで死なせないというのが一番っ手っ取り早いのですが、それをするとプレイ日記中でふらいんまんの紹介ができない!と、いうわけで、主人公のレベルをこれでもかというほど上げ、ふらいんぐまんが攻撃される前に敵を倒すという戦法で、ふらいんぐまんを死なせないようにしていたのです。これが結構大変で、プレイ日記中ではふらいんぐまんが一度も死ぬことなくあっさりとマジカントを脱出したかのように描写されていますが、本当は何度かやりなおしていたんですよね~~(主人公の方が明らかに頑丈なのに、ふらいんぐまんが率先して敵の標的になろうとしちゃうから・・・)
ま~実はそんな隠れたエピソードがあったんです。
大分個人的な話になってしまいましたが、そんな苦労があったMOTHERが第3位です!
第2位:シャドウゲイト
続いて第2位は、本当はこんなゲームじゃなかった!?シャドウゲイトです!
実は、Steamにてシャドウゲイトのリメイク版(英語版)が販売されているんですが・・・本当はこんな面白テキストゲームではないんですよね。
本来は至って真面目な本格派アドベンチャーゲームで、結構海外では人気もあったゲームだったらしいんですよ、シャドウゲイトって!
にもかかわらず、ケムコの手にかかると・・・すっかり面白テキストのギャグゲームとなってしまったわけです。
でもあれですね・・・ファミコンに移植するにあたって、「おいおい、このゲームいくらなんでも死に過ぎだろう!」とか製作者の人達も思っていたのかもしれませんね。そこから、いたずら心が走り出した結果、あんな頭の悪そうな勇者が誕生してしまったのかもしれません。
ある意味では、あの変な設定の世界にリアリティを持たせようと努力した結果、あんな面白おかしいことになってしまったのかもしれません。ちょっと頭がおかしいんだから変なことをするのは仕方ないよ的な?
Steamで販売されているシャドウゲイトはこの頃とは比較にならない程グラフィックが綺麗になっており、ストーリーも当時のまま忠実に再現されているようですが、あの面白テキストを期待してプレイすると、がっかりするかも。
どちらかというと、本家シャドウゲイトとの差を楽しむ目的で購入してみると良いかもしれませんね!
そんなわけで、ケムコの企業努力の成果を賞したシャドウゲイトが第2位です!
第1位:アイドル八犬伝
2017年の第1位は・・・予測不能のギャグストーリー、アイドル八犬伝です!
いや~自分でもまさかアイドル八犬伝を1位に選ぶだなんて、意外以外の何物でもありませんでした。
蘭丸さんに勧められて始めたこのゲームでしたが、当初は「何か狙いすぎてて白けそうなゲームだ!」と、あまり気が進みませんでした。
でも、我慢してゲームを進めていくと、ふざけた中にもちゃんとしたストーリーが・・・面白い感じでちゃんと話の辻褄を合わせて来るんですよね。
それに、このゲームのオチは予想できなかった!久しぶりに「え~っ!!」てなっちゃいましたよ。
八犬伝ということで、一応仲間は8人居たのですが、犬要素が1つもありませんでしたね・・・でも、ファミコンゲームとは思えないまでに歌に力が注ぎ込まれていましたし、ちゃんとアイドル要素は出てたと思います。
一部かなり奇抜な行動を求められましたが、ゲーム進行もファミコンの中では比較的親切な方でしたし、シャドウゲイトの様にいらいらすることなく最後まで楽しくプレイする事ができたのはとても良かったです。どうしてもファミコンゲームってラストに向かうにつれて作りが雑になっていく傾向があるため、クリア時の印象が悪くなる傾向があるんですもん!
そういった意味でも、アイドル八犬伝はふざけたストーリーにも関わらず、良い意味でファミコンゲームらしからぬ作りとなっていました。
と言った感じで2017年の第1位はアイドル八犬伝でした!
本来、アドベンチャーゲームをあまり好まない私だったのですが、どういう訳か今年の上位にはアドベンチャーゲームが3作もランクインしてしまうという波乱の展開になってしまいました。
この世には私がプレイ日記に一生を捧げたとしてもやり尽くすことはできないほどのファミコンゲームが存在します。
去年も同じことを言っていましたが、まだまだ気になるファミコンゲームは存在するので、来年も引き続きプレイして行こうとは思うのですが・・・
来年からはスーパーファミコンも解禁しようと思っています!
というわけで、来年も私のプレイ日記共々、ぽっぽブログの応援よろしくお願いいたします!
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。