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前回からの続きです!
皆さんこんにちは。
地獄の果てまで自動化しなければ気が済まない伊達あずさです。
マインクラフト1.10.2のおすすめModを紹介していたため、ちょっと間が空いてしまいました。
前回、ゾンビ発電環境を新たに構築したものの、発電で使用する生もの(生肉)が現状安定供給できないため、いまいち必要性に欠ける発電方法に成り下がってしまっていたわけですが・・・
今回そんな生もの事情を改善すべく、禁断の畜産自動化に取り組んでみたいと思います。
手動で行う場合、畜産って結構大変ですよね?
まず、家畜となる生物を見つけてくるところから始まり、餌で繁殖、成長を待って屠殺・・・
手順的には農業とそう変わるものではありませんが、動物はあまり密集させると窒息死してしまうため、どうしてもこまめな繁殖・屠殺が必要となり、手間がかかってしまうのです。
しかし!そんな手間から解放してくれる素晴らしい装置がMineFactory Reloadedには存在するのです!
まずは家畜の繁殖という手間から私達を救ってくれる装置・・・その名もブリーダーです!!!
ブリーダーを作るために必要な材料は以下です。
- プラスチックシート×2
- 金のリンゴ×1
- 金のニンジン×2
- 基本マシンフレーム×1
- 紫色の染料×2
- レッドストーン受信コイル×1
プラスチックシート、基本マシンフレームやレッドストーン受信コイルはPlanterやハーベスターを作った時に使っていますので特に問題ないでしょう。
金のリンゴと金のニンジンはそれぞれ金のインゴット、金塊でリンゴ、ニンジンを囲むことでクラフトできます。
紫色の染料は青の染料(ラピスラズリ)と赤の染料を混ぜることで作れます。
赤の染料はポピーなどを単体クラフトして手に入れましょう。
ブリーダーがクラフトできたら、今度は畜産用地の作成に取り掛かります。畜産用地は生肉を発電所に送る関係上、発電所に隣接して建設することにします。
まずは適当な場所に5×5の穴を掘ります。ちなみに深さは2です。
さらに、1ブロック間をあけて、また5×5、深さ2の穴をもう1つ掘ります。
上から見るとこんな感じです。
最初に掘った穴の1辺の中央にブリーダーを配置します。この時ブリーダーは穴の外から、穴の中心を向いて設置します。(そうしないと逆向きになっちゃいます)
ブリーダーを右クリックして開いたウィンドウにはこんな感じの3×3のマスがあるので、ここに家畜の餌となる小麦・人参・種を入れ、ブリーダーにエネルギーを送り込めばブリーダーの設定はOKです。
そうしたら、発電所の地下からブリーダーの位置まで穴を掘って、アイテム・エネルギー導管を通します。
尚、ブリーダーに繋がるアイテム導管の設定は「Mode:Insert、Priority:0」にしておきます。
更に、ここでは手始めにウシの繁殖を行う予定なので、Basic Item Filterを使って小麦のみブリーダーに入るようにしておきましょう。
これでブリーダーの準備は完了です。
後は、穴に入れた動物達がちゃんと家畜として扱われる(デスポーンしない)ように、穴の縁をフェンスで囲っておきます。
もちろん、穴の中に入れるようにフェンスの1部をフェンスゲートにしておき・・・
穴からの脱出用にはしごもかけておきます。
ついでに、もう1つの穴も同じようにフェンスで囲っておきましょう。
後はここに家畜となるウシを連れて来るだけなのですが、以前、ベッドを作るためにヒツジを探した際、近場にヒツジが居なかったこともあり、連れて来るのに非常に苦労しました。
そこで、同じ轍を踏まないためにも、遠征時でも動物を安全に連れて来ることが可能な便利アイテムを準備したいと思います。
その便利アイテムがこれ、「Soul Vial」です。
材料は、Soularium×1とFused Quartz×3です。
Soulariumについては、前回Slice’N’Spliceを作った時にも使っているので問題ないでしょう。
Fused Quartzも今まで何度か登場しているので大丈夫ですね~
とりあえず繁殖させるために最低限必要なウシ2頭を確保するために、このSoul Vialを2つ作ります。
そしたら後はウシを求めて冒険するのみ!
こういう、プレイ日記的には一瞬の部分が本当は時間かかってるんです。うん。
家から436mぐらいの所でウシを複数発見しました。436mっていうと何か凄く近そうな気がしますが、結構高低差がある所を越えたりしてるし、そもそもマインクラフトの436mは結構遠いんです!
でもって、このウシに対して、先ほど準備したSoul Vialを使う(手にもってウシを右クリック)と、こんな感じでウシがSoul Vialの中に納まるのです。
後はこれを家まで持って帰るだけ!!楽ですよね!
早速家に戻り、先ほどブリーダーを設置した方の穴にウシ2頭を放つ(ウシが入ったSoul Vialを持って地面に向かって右クリック)と、餌をやったわけでもないのに突如子牛が生まれました。
そうなのです!今やこの穴はブリーダーの効果範囲内となっており、繁殖可能な状態の家畜が効果範囲に居る場合、ブリーダー内の餌を消費して自動的に家畜を繁殖させてくれるのです。
ここまで来たら、後はテレポートテザーを置くなりしてチャンクの凍結を防止した上で放置しておけばどこまでも勝手に増えていきます。
とは言え、余り増やし過ぎると穴の中がウシでいっぱいになり、ウシ逹が窒息死し始めてしまうので、ブリーダーの上のブロックにレバーをつけるなりして、ブリーダーを停止できるようにしておきましょう。
とりあえず12頭ぐらいまでウシを増やしましょうか~
暫く待つとウシが12頭まで増えました。ちゃんと大人のウシが12頭になるまで待ちましょうね~
窒息しない範囲なら別に12頭より増やしても構わないのですが、出来るだけ偶数にしておきましょう。
というわけで、目標の12頭となったので先ほど設置したレバーを下げて、ブリーダーを一時的に停止します。
これでとりあえず家畜の繁殖は自動化できたわけですが、これだと手動で屠殺しなければなりませんし、ブリーダーを動作させたまま放置すると、ウシがどんどん繁殖して窒息死するため、アイテムが無駄になってしまいます。
そこで登場するのが次なる装置「クロノタイパー」と「グラインダー」です!
とりあえずこちらがクロノタイパーの材料です。
- プラスチックシート×2
- エメラルド×3
- 基本マシンフレーム×1
- 紫色の染料×2
- レッドストーン受信コイル×1
です。特に目新しい材料はありませんね。
作ったクロノタイパーはもう1つの穴との仕切りになっている辺の中心設置します。隣の穴からブリーダーが設置してある穴に向かって設置する感じで置けば、ブリーダーがある穴にクロノタイパーの黒い面が向くはずです。
クロノタイパーを開くとこんな感じのボタンが1つあり、ボタンを押す度にBabiesとAdultsが切り替わるのですが、今回はBabiesのままにしておきます。
クロノタイパーも動作にエネルギーを必要とするので、ブリーダーと同じように隣の発電所の地下からエネルギー導管を引っ張ってきましょう。
無事、クロノタイパーにエネルギーが供給されたら、再度ブリーダーのレバーを上げ、ブリーダーを動作させましょう。
ブリーダーが起動するとウシ逹が一気に子供を産み始めますが、子牛だけがクロノタイパーに吸い込まれ、反対側の穴に向かって吐き出されているはず!
そうなのです、クロノタイパーは大人と子供を判別して、振り分けてくれる機能を持った装置なのです。
ここまできたらあと一息!次はグラインダーを作ります。
グラインダーの材料はこんな感じです。
- プラスチックシート×2
- インバーの剣
- 本×2
- 基本マシンフレーム×1
- 錫の歯車×2
- レッドストーン受信コイル×1
殆どはハーベスターを作る時に使った材料と同じなのですが、「インバーの剣」っていうのだけは初めてですね。
普通に剣を作るレシピで、インバーインゴットを使えば作れます。
インバーインゴット自体はハーベスターの材料となっていたインバーの斧を作るときに一度作っていますし問題ないでしょう。
作ったグラインダーを配置します。配置の仕方はブリーダーやクロノタイパーと一緒です。ギザギザした面が手前になるように配置します。
グラインダーにもブリーダー同様にON/OFFできるようレバーを設置しておきましょうね。
後はブリーダー同様、アイテム導管とエネルギー導管を繋げて置きましょう。
グラインダーに繋いだアイテム導管の設定は「Mode:Extract、Redstone Mode:Always Active」です。
ちなみにこのグラインダーという装置は範囲内の生物を自動で屠殺(ただし、子供の家畜、子供の村人、プレイヤーは除く)し、戦利品を隣接するストレージに収納する装置なのです。
ストレージの代わりにアイテム導管を繋いだ場合は、そちらに向かって戦利品を流してくれます。
最終的にこんな感じの配置になりました。
「ブ」がブリーダー、「ク」がクロノタイパー、「グ」がグラインダーで「出」はフェンスゲート&ハシゴが設置してある所を示しています。
これで、左側に居る12頭のウシが繁殖可能になった瞬間、ブリーダーの機能で6頭の子牛が新たに生まれ、子牛はクロノタイパーによって右側に仕分けられます。
右側で大人に成長したウシだけがグラインダーの屠殺対象となり、屠殺によって得たアイテムはアイテム導管を通って流れていくわけです。
これで後は放っておくだけでウシが自動的に繁殖・屠殺され、ウシから得られる革や牛の生肉が全自動で供給されるわけです。
これでゾンビ発電に必要な生もの(生肉)も安定供給されるようになったわけですが・・・まだこの環境だと幾つか問題点があるのです。
問題点その1
窒息死したウシのドロップアイテムが放置される。
繁殖用のウシ逹がいる穴を長らく見ていると、偶にこんな感じでウシの生肉や革が落ちてしまっていることがあります。
これは、ブリーダーによって一気に子牛が生まれてしまうため、押し出された子牛が側壁に埋まって窒息してしまっているのです。(子牛は特に窒息し易い)
繁殖用のウシの数を減らせば頻度は下がるのですが、それでも完全には防げない現象・・・ですが、窒息死は仕方ないとしても、死亡したウシのドロップ品がそのまま消えてなくなるのはもったいない!
問題点その2
ウシの成長速度が遅く、屠殺対象になるまでにウシが密集してしまう。
ウシはヒツジと違って草を食べることで成長が促進されたりすることがありません。
そのため、成長するまでの間に子牛が物凄い量になってしまい、結果、窒息死してしまうのです。
問題点その3
グラインダーが屠殺際に生み出される副産物「モブエッセンス」が取り出せていない。
グラインダーは敵を倒した際に得られる経験値をモブエッセンス(液体)と言う形で採集しているのです。
しかし、今はこれをグラインダーから取り出す機構がありません。
次回はこれら3つの問題の改善に取り組みたいと思います。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。