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皆さんこんにちは。
もし私がラーノス伯爵で、本当に悪い企みをしているとすれば、意味なく部下に紋章入りの指輪など持たせない伊達あずさです。
ドベルグの工作内容を見る限り、貴族の紋章が入った指輪を持たせる意味なんて全くなさそうですしね。巨人と契約するにしてももう少し足が付かないもので身分を証明するような仕組みにすればよいだけの話ですよ。どうせ、この世界の魔法は万能すぎるほどに万能なのですから。
何というか手がかりの得かたがあまりに都合よすぎるのですよね・・・いい加減、犯人がバカなだけのミステリーにはうんざりなのです。

そんな現状から、ザインを見捨てて先を急ぐか、タルヴァさんに協力して今少しザインに滞在するかを選ぶわけです。
まあ・・・何度もいうけど、先を急いでいるのは中の人の都合ではないため、タルヴァさんに協力するデメリットなど私にはない!
タルヴァ「それはありがたい。だが、いいのか?」
アズサ「いいわよ。途中で放り出すのは嫌だしね」
アーヴェル「そういうことだ。世話になったこともあるしな」
タルヴァ「すまんな。では、もう少し協力してくれ」
アーヴェル「ラーノス伯爵の館に行くのか?」
タルヴァ「いや。それはもっと証拠を集めてからの方がいいだろう。伯爵が、もしも反乱を企てているとしたら、色々と準備をしているはずだ。それを探すことから始めよう」

といって、洞窟からでたわけだけど、何故か新しい行き先に「ラーノスの屋敷」が増えているこの現実!え?ラーノスの館に行くのは証拠を集めてからって話ではなかったでしたっけ・・・これに惑わされずに他の場所を調査しろってことなのでしょうか。

それじゃあ、またひとときの夢亭で聞き込みしてみる?
主人「そうさなあ。やっぱり、いつ内乱が起こっても不思議ではないからかな。武器屋の親父が、商売繁盛だと喜んでいたよ」
タルヴァ「武器か・・・ラーノス伯爵が反乱を企てているとすれば武器を調達しているかもしれない」
アズサ「伯爵本人が?」
タルヴァ「さあ。そうとは限らないが・・・」
相手がどれだけ愚かでも仲介させるぐらいの知能はあるでしょう。多分。

それでは、武器屋を商売繁盛させている人物について、武器屋の主人に聞いてみましょう。
主人「この頃、武器がよく売れるんだ。買って行くのも、冒険者風でないのが多い。この前に来た奴なんか、どうみても騎士だったなあ」
タルヴァ「騎士?おかしいな。騎士の武具は、すべて国王陛下から賜るはずなのに・・・」
えっ、そうなの?それもそれで自由が利かなくて嫌ですね。騎士内の身分格差をなくすためとかなのでしょうか。
主人「随分と沢山買ってくれたよ。黒い髪と灰色の瞳の、額に傷のある若い男だったな」
タルヴァ「・・・ちょっとしゃがれた声の?」
主人「そうそう。知ってるのかい」
タルヴァ「まあね。それは多分。シグルドという騎士だろう」
アズサ「そのシグルドが武器を買い集めていたのは反乱の時に備えてかしら?」
アーヴェル「さあ・・・どうだろうな。調べてみる価値はありそうだが・・・」

武器屋の主人から情報を得たことで、新たにシグルドの家に行けるようになりました。

そんなわけで、武器を大量購入した騎士シグルドの家にやってきたけど・・・入れてもらえるの?

完全に不法侵入になっちゃってるけど・・・

家の中にはシグルドさんと思わしき方が1人。
シグルド「何の用かな?」
とりあえず、世間話でもしてみましょう。
シグルド「ザインは良い国だ。農業や牧畜が盛んで人々の暮らしも豊かだ」
アズサ「はあ・・・」
シグルド「ところで、君達はどこの出身なんだね?」
アーヴェル「一応オランの生まれですが、今は冒険者をやっています」
シグルド「ほほう・・・気楽で結構なことだ」
何となく馬鹿にされている感じがしますね。この言い方だと。
次は武器を集めていることについて聞いちゃいます。
アズサ「あなたは最近、沢山の武器を集めているそうですね」
シグルド「武器を集めているのは確かだ。騎士として、この国を守らなければならんからな」
アズサ「ふーん・・・そうですか・・・」
シグルド「どうしたのかね。何か言いたそうだが・・・」
アズサ「いえ、別に」
物凄く不自然な会話しかできなかった・・・

シグルドさんの家から出て行こうとした時、シグルドさんに妙な動きが。
サレム「あれ?シグルドが出て行きますよ。妙に思いつめた表情ですね」
こちらから相手の表情まで見てとれる距離にいたのに、反乱を起こそうとしているかもしれないシグルドさんはそれにも気づかず無防備に出かけられたと・・・
アーヴェル「武器について聞かれた後で、どこかに出かけようとしている、ということは・・・何か手掛かりがつかめるかもしれん。アズサ、どうする?」
アズサ「うーん。つけてみるべきかしら?」

むしろ、この状況で尾行しないなんて解あるの?

シグルドさんの後をつけた結果、街外れにある一軒の家に辿り着きました。よし、押し入ろう!
サレム「・・・しっ。話声が聞こえます」
シグルド?「で、武器は集まっているのか」
シグルドの部下?「もちろんでございます。シグルド様」
シグルド?「よろしく頼むぞ。来るべき決起の時に備えて準備を進めておかねばな」
シグルドの部下?「心得ております。ザイン王家を覆した暁には、私もお引き立てのほどを・・・」
シグルド?「わかっておる。あの方にも伝えておこう・・・では、私はそろそろ戻る。私の方でも、武器を仕入れておかねばな」
サレム「まずい。隠れましょう!」

タルヴァ「王家を覆す・・・だと!シグルドが武器を仕入れていたのは、やはり反乱に備えるためだったのか」
アーヴェル「どうする、タルヴァ。シグルドを捕まえるか?」
タルヴァ「いや。今はまだ証拠が足りない。それに、黒幕がいるようなことを言っていたしな」
サレム「おっと。また誰か出てきます」

サレム「話声は、2人だけでした。ということは、今は家の中には誰もいないはずです」
アズサ「どうするの?家に侵入して、調べてみる?」
アーヴェル「うーむ・・・それもまずいような気もするが・・・」
サレム「構うことはありません。証拠を見つけるためには、踏み込んで調べるしかありません」

いざ中に入ってみると意外に広い。

そしてこの如何にもな隠し扉。

サレム「凄い。これだけあれば数十人は武装できますよ」
タルヴァ「間違いない。これは、反乱を起こそうとしている証拠だ」
証拠らしいです。本当に?まあ、タルヴァさんがそういうならそれでいいけど・・・
これで、少なくともシグルドさんのことは逮捕できるのかもしれませんけど・・・どうするのかな?次回に続きます。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。



