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皆さんこんにちは。
審判の戦いで人間が勝利できなかった時、アレクディアスはどうするつもりだったのかとても気になっている伊達あずさです。
アイリスさんの話によれば、今回の戦いって人間が神から自立できるか否かを審判する意図があったらしいですけど、人間が負けちゃった場合はどうするつもりだったのでしょうね。四狂神(正確には三狂神)は人間を絶滅させる気満々でしたけど・・・
後さ・・・そうなると前作の戦いは何だったのさ。
マキシムさん達の奮闘によって既に審判には決着がついたのですから、四狂神が人間に害をなすのはおかしくない?完全にアレクディアスの意図から外れちゃってますよね。となると、これはもう単なる四狂神の私怨ってことですよね?何故そのような勝手をアレクディアスは許したのよ。
ディオスは表と裏があるとか言ってましたけど、エストポリス伝記の神様には裏しかないな!
エリーヌが裏切ったのって、表に属する神があまりに何もしなかったせいもあるんじゃないの!?(まぁ、前作の事情も鑑みるに、実際のところはエリーヌがマキシムさんに恋心的な何かを抱いていたせいでしょうけどね。この世界の人(神)は恋愛脳優位な方ばかりだし)
これ以上、あれこれいうのは続きを見終わってからにしましょう。
ミルカ「アーティ様!」
アーティ「・・・ミルカ。今、帰ってきました」
ミルカ「アーティ様!目を怪我しているじゃありませんか!早く手当てを!」
アーティ「大丈夫です。この程度の怪我で死ぬ事はありません」
ミルカ「アーティ様・・・」
アーティ「それよりミルカ。タンベルと言う街に行く気はありませんか?」
ミルカ「タンベル?」
アーティ「ガイの住んでる街なんです。戦いが終わった後、パーティをする約束なんですよ」
ミルカ「あたしも行っていいんですか!」
アーティ「ええ。構いませんよ。今は、種族を越えて、喜びあえる時なのですから・・・」
ガイ「よう、ヒルダ、ジェシー。今、帰ったぜ」
ジェシー「今、帰ったじゃないわよ!!あの島が落ち始めた時、私が、どれだけ心配したか――――」
ガイ「――――すまなかったな、ジェシー」
ジェシー「な、なによ。そんなに素直に謝るなんて・・・あなたらしくないわよ」
ヒルダ「ところで、兄さん。マキシムさんとセレナさんは、どうしたの?」
ガイ「そう、それだよ!戦いが終わったら、パーティをする約束なんだ!」
ヒルダ「じゃあ、みなさんいらっしゃるの?」
ガイ「ああ、マキシム、セレナ、アーティにハイデッカ。レクサスのおっさんもくるだろうし、それから――――」
ジェシー「――――凄い人数になりそうね。宿に入りきるかしら?」
ガイ「なに、入りきらなかったら、他の家にまわしちまえ。タンベル中の家を使っても構わんぞ!」
ハイデッカ「島から邪悪な波動が消えた・・・やったようだな、マキシム」
兵「マキシムさんが、ディオスを倒したのですね!やっぱり、あの人は、凄いですね!」
ハイデッカ「あったりめーよ。あいつは、世界で2番目に強い男だぜ!」
兵「2番目?それでは1番は?」
ハイデッカ「この俺に決まってるだろーが!」
兵「ははは・・・はは。そうですね・・・ところで、マキシムさんは、この城に来てくれますかね?」
ハイデッカ「来るに決まってるだろ!まだ、俺との勝負も終わってないしな!」
兵「そうですか!!今から、楽しみですね」
メーベル「虚空島の軌道が変わりました!パーセライトへの落下は回避されましたわ!」
レクサス「・・・そうか」
メーベル「新しい軌道で、落下地点を割り出しました。虚空島は、西の大海峡を越えて、ウエスト・ランドまで飛びそうです」
レクサス「ウエスト・ランドまで飛ぶだと?あんな遠くまで行くのか?」
え!?まさか、前作と今作って違う世界の話だったの!?
道理で前作と同じ名前の町がでてこないわけです。地形が似ているように見えたのは私の勘違いだったのですね。
メーベル「はい」
レクサス「それで、ウエスト・ランドのどこに落ちるのだ?」
メーベル「アルスと言う村の北西の海だと思われます」
レクサス「そうか・・・行かねばならぬな、ウエスト・ランドへ」
ケビン「じゃが、その前にタンベルに行って飲み明かすのが先じゃろ?」
レクサス「なぜ、タンベルでパーティをやる事を知っとるんじゃ?」
ケビン「皆知っとるぞ」
メーベル「船の準備は、出来てますよ」
レクサス「まったく、研究もそれくらい熱心にできんもんかの」
店員「どうしたの、ティア?」
ティア「えっ?いえ、なんでもない・・・なんでもないわ」
店員「・・・泣いてるの、ティア?」
ティア「えっ?あれっ、本当だ。おかしいね・・・ずっと泣いた事なんてなかったのに」
店員「悲しい事でもあったの?そんな顔してるわよ」
ティア「わからない・・・わからないのよ。でも、涙が止まらないの・・・」
店員「泣きたい時は、思いっきり泣けばいいのよ。女の子は、悲しい時やつらい時はわんわん泣いて、それで、全部涙に流せば、また元気がでるんだからね」
ティア「・・・そうだね」
ラルフ「・・・ン、マ・・・ママンマ・・・」
おばさん「あらあら、ラルフちゃんどうしたの?」
ラルフ「ン・・・マーマ、ンマ、ン」
おばさん「ママの夢でも見てたのかな?もうすぐママは帰ってくるわよ。あなたのパパとママはね、この世界を救ったのよ」
ラルフ「ンマ、ンマ!」
おばさん「まぁ、笑ってるの?パパとママ、早く帰ってくるといいね・・・」
というわけで、エンドロールです。
う、う~ん・・・ゲームとしては確かに面白いのですけど、正直、シナリオ・・・主にセリフ(と演出)があまりにも酷すぎる気がします。
最後のティアさんの出番だって、2つ前(せめて1つ前)のティアさんのセリフで止めておけば良かったのに。
セレナさんにオープニングで「女の子は簡単に泣いたらダメ」とか言わせておいて、何故真逆の事を名もない店員さんに言わせちゃうんだろうな。そりゃ、別の人の言葉なんだから矛盾していたって何もおかしくはないのですけど、このセリフがあることで、セレナさんの言葉の重みがなくなっちゃいませんか?そんなリスクをとってまで言わせる必要のあるセリフでした?
これに限らず全編通して、とにかくセリフが冗長なのですよ。そのせいで、キャラを操作できない(セリフを読んでいる)時間がとても長く感じるのです。どーしても文字数を水増しせねばならないなどといった大人の事情があったとしか思えません。
で・・・結局、何故このゲームに”エストポリス伝記”などという名前を付けようと思ったのでしょうか。
確かにアレクディアスなどといった黒幕の存在が最後の方で登場していましたし(まぁ、オープニングから出てたけども!)、まだ完結していないというのはわかるけども、ここまでやって未だエストポリスが何なのか分からないっていうのはどういうことなのよ!
これさ・・・伝記の意味をよく調べもせずに適当につけてませんか?だから、エストポリス伝記の英語名はLufiaに変えたんじゃないの?なんなら、LufiaよりElineの方が良くない!?2じゃ本編にLufia出て来ないし!(エンドロール後に少しだけ出てくる)
デュアルブレードの件だって、前作のチュートリアルに登場したマキシムさんのグラフィックでは双剣になってましたからね。
そりゃ誰だってデュアルブレードなんて言われたら双剣だと思いますよ。グラフィックを担当した人がそう勘違いしちゃうのも無理ないです。でも、蓋を開けてみれば、デュアルブレードという名前なのに一振りの剣・・・伝記の件も相まって、デュアルの意味を良く調べもせずに適当に使ったんじゃないかと疑いたくもなりますよ。
エリーヌが”殺戮”だなんて、他の神に比べ、物凄く限定的なものを司っちゃってる件もそう。他が破壊、混沌、恐怖と2文字ぞろいだから、エリーヌも2文字にしようなんて安直な理由だったんじゃないかと疑ってしまいます。(これは単なる言いがかりの可能性アリ)
ともあれ、今改めてプレイすると何かこうストーリーにも演出にも行き当たりばったり感が凄い(必要な伏線がないだけでなく、設定も曖昧で都合良すぎて、物語に説得力がない)のです。
あ~もう!不満点というのは、最後までやってからじゃないと言えないことも多いから、ど~しても最後の方って不満が多くなっちゃうのです。
結構言っちゃった後で今更かもしれませんけど、エストポリス伝記2のプレイ日記を書き始める前までは、スーパーファミコンのゲームにおける屈指の名作だと信じておりました。つまり、私の中にあった元々の評価があまりにも高すぎたことで、損しちゃっただけかもしれません!
エストポリス伝記2は決して悪いゲームじゃないので、その辺はご理解いただければと。
では、「エストポリス伝記2」これにて終了・・・です。
おまけ
結局最後までラディッツ(Soil)だけクラス5になれていなかったので、ネットで”そよ風の木の実”(クラスチェンジに必要なアイテム)が拾える場所を調べちゃいました。クラス4の状態でそよ風の木の実を使用するとケンタウロスになれましたよ~
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。